PostgreSQLで上位10の値を取得する方法:ORDER BYとLIMIT

2024-04-02

PostgreSQLで上位10の値を取得する方法

ORDER BY と LIMIT を使用

これは、上位10の値を取得する最も簡単な方法です。

SELECT * FROM テーブル名 ORDER BY 列名 DESC LIMIT 10;

このクエリは、テーブル名 テーブルの 列名 列を降順に並べ替え、上位10行を返します。

この方法は、最初のN行をスキップしてから、M行を取得するのに役立ちます。

SELECT * FROM テーブル名 ORDER BY 列名 DESC OFFSET 0 LIMIT 10;

Window関数は、各行に対して集計計算を実行するのに役立ちます。 上位10の値を取得するには、ROW_NUMBER() 関数を使用できます。

SELECT * FROM (
  SELECT *, ROW_NUMBER() OVER (ORDER BY 列名 DESC) AS rn
  FROM テーブル名
) AS t
WHERE rn BETWEEN 1 AND 10;

このクエリは、テーブル名 テーブルの 列名 列を降順に並べ替え、各行に rn という名前の新しい列を追加します。 rn 列には、各行の順位が格納されます。 最後に、rn 列が1から10までの行のみを返します。

サブクエリを使用して、上位10の値を取得することもできます。

SELECT * FROM テーブル名
WHERE 列名 IN (
  SELECT 列名 FROM テーブル名 ORDER BY 列名 DESC LIMIT 10
);

このクエリは、テーブル名 テーブルの 列名 列を降順に並べ替え、上位10の値をサブクエリで取得します。 メインクエリは、サブクエリで取得された値を含む行のみを返します。

  • 簡単な方法が必要な場合は、ORDER BYLIMIT を使用する方法は最適です。
  • 最初のN行をスキップする必要がある場合は、OFFSETLIMIT を使用する必要があります。
  • より複雑な集計計算が必要な場合は、Window関数を使用する必要があります。
  • パフォーマンスが重要な場合は、サブクエリを使用する方法は避けた方がよいでしょう。

その他のヒント

  • ORDER BY 句で複数の列を指定できます。
  • LIMIT 句で取得する行数を指定できます。
  • WHERE 句を使用して、条件に合致する行のみを取得できます。



-- テーブル作成
CREATE TABLE テーブル名 (
  id SERIAL PRIMARY KEY,
  列名 INTEGER
);

-- データ挿入
INSERT INTO テーブル名 (列名) VALUES (10), (20), (30), (40), (50), (60), (70), (80), (90), (100);

-- ORDER BY と LIMIT を使用
SELECT * FROM テーブル名 ORDER BY 列名 DESC LIMIT 10;

-- OFFSET と LIMIT を使用
SELECT * FROM テーブル名 ORDER BY 列名 DESC OFFSET 0 LIMIT 10;

-- Window関数を使用
SELECT * FROM (
  SELECT *, ROW_NUMBER() OVER (ORDER BY 列名 DESC) AS rn
  FROM テーブル名
) AS t
WHERE rn BETWEEN 1 AND 10;

-- サブクエリを使用
SELECT * FROM テーブル名
WHERE 列名 IN (
  SELECT 列名 FROM テーブル名 ORDER BY 列名 DESC LIMIT 10
);

このコードを実行すると、以下の結果が得られます。

-- ORDER BY と LIMIT を使用
id | 列名
------- | --------
10 | 100
9 | 90
8 | 80
7 | 70
6 | 60
5 | 50
4 | 40
3 | 30
2 | 20
1 | 10

-- OFFSET と LIMIT を使用
id | 列名
------- | --------
10 | 100
9 | 90
8 | 80
7 | 70
6 | 60
5 | 50
4 | 40
3 | 30
2 | 20
1 | 10

-- Window関数を使用
id | 列名 | rn
------- | -------- | --------
10 | 100 | 1
9 | 90 | 2
8 | 80 | 3
7 | 70 | 4
6 | 60 | 5
5 | 50 | 6
4 | 40 | 7
3 | 30 | 8
2 | 20 | 9
1 | 10 | 10

-- サブクエリを使用
id | 列名
------- | --------
10 | 100
9 | 90
8 | 80
7 | 70
6 | 60
5 | 50
4 | 40
3 | 30
2 | 20
1 | 10



PostgreSQLで上位10の値を取得する他の方法

DISTINCT と ORDER BY を使用

この方法は、重複する値を排除して、上位10の値を取得するのに役立ちます。

SELECT DISTINCT 列名 FROM テーブル名 ORDER BY 列名 DESC LIMIT 10;

GROUP BY と COUNT を使用

SELECT 列名, COUNT(*) AS cnt FROM テーブル名 GROUP BY 列名 ORDER BY cnt DESC LIMIT 10;

CTE (Common Table Expressions) を使用

CTE を使用すると、複雑なクエリをより分かりやすく記述することができます。

WITH t AS (
  SELECT *, ROW_NUMBER() OVER (ORDER BY 列名 DESC) AS rn
  FROM テーブル名
)
SELECT * FROM t WHERE rn BETWEEN 1 AND 10;
  • 重複する値を排除する必要がある場合は、DISTINCTORDER BY を使用する必要があります。
  • 複雑なクエリを記述する必要がある場合は、CTE を使用すると便利です。

sql postgresql sql-limit


ORDER BY RAND() vs RAND() + GROUP BY: MySQLでランダム抽出の高速化

この解説では、MySQLを使用して60万行のテーブルからランダムに10行を高速に抽出する方法について説明します。方法MySQLでランダムに10行を抽出するには、主に以下の2つの方法があります。ORDER BY RAND() と LIMIT 10 を使用する...


システム動的管理ビュー (DMV) を使用してクエリ履歴を表示する:詳細な情報を取得する方法

SQL Server Management Studio (SSMS) は、SQL Server データベースを管理するためのツールです。SSMS を使用して過去に実行したクエリ履歴を表示するには、いくつかの方法があります。方法クエリエディターの履歴ペインを使用する...


Amazon RDSを使ってPostgreSQLサーバーを起動する

Homebrewは、Mac OS X上でオープンソースのソフトウェアを簡単にインストールするためのパッケージマネージャーです。Homebrewを使ってPostgreSQLをインストールするには、以下のコマンドを実行します。インストールが完了したら、PostgreSQLサーバーを起動するには以下のコマンドを実行します。...


PostgreSQLで「NOT IN」句とサブクエリを使いこなす:詳細ガイドとサンプルコード集

PostgreSQLにおいて、「NOT IN」句とサブクエリを組み合わせることは、特定の条件を満たさないレコードを抽出する強力な方法です。このガイドでは、この機能の仕組み、構文、そして実用的な例をわかりやすく解説します。「NOT IN」句は、ある列の値が、別のデータソース(例えば、別の表やサブクエリ)に存在する値リストに含まれないかどうかを判断するために使用されます。言い換えると、除外条件を指定するためのものです。...


PostgreSQLでUUIDまたは文字列でSELECTする際のパフォーマンスと注意事項

最も単純な方法は、=演算子を使用して、WHERE句でUUIDまたは文字列を直接比較することです。この例では、テーブル名テーブルのカラム名列がUUIDまたは文字列と一致するすべてのレコードが取得されます。LIKE演算子を使用すると、ワイルドカードを使用して文字列パターンを検索できます。...