エラー解決!「Postgres could not connect to server」の原因と対処法

2024-04-02

Ruby on Railsで「Postgres could not connect to server」エラーが発生した場合の対処法

Ruby on Railsアプリケーションで PostgreSQL に接続しようとすると、「Postgres could not connect to server」というエラーが発生することがあります。これは、さまざまな原因によって発生する可能性があり、エラーメッセージだけでは原因を特定するのが難しい場合があります。

原因

このエラーが発生する主な原因は以下の3つです。

解決方法

PostgreSQLサーバーが起動していない場合は、以下のコマンドを実行して起動します。

sudo service postgresql start

接続情報は以下の3つの要素で構成されます。

  • ホスト名
  • ポート番号
  • データベース名

これらの要素が間違っていると、接続に失敗します。接続情報を確認するには、以下の方法があります。

  • config/database.yml ファイルを確認する
  • rails db:connect コマンドを実行する

ファイアウォールによって PostgreSQL サーバーへの接続が遮断されている場合は、ファイアウォールの設定を変更する必要があります。具体的には、PostgreSQL サーバーが使用するポート番号を開放する必要があります。

上記以外にも、以下の原因によってこのエラーが発生する可能性があります。

  • Ruby on Rails アプリケーションの設定が間違っている

解決しない場合

  • 使用しているオペレーティングシステム
  • エラーメッセージの詳細
  • 接続情報
  • ファイアウォールの設定

補足

このエラーメッセージは、PostgreSQL サーバーに接続できないことを意味しています。しかし、必ずしも PostgreSQL サーバーに問題があるとは限りません。接続情報やファイアウォールなどの設定にも問題がある可能性があります。

用語解説

  • PostgreSQL: オープンソースのオブジェクトリレーショナルデータベース管理システム
  • データベース: データを保存するためのソフトウェア
  • ファイアウォール: ネットワーク上の不正なアクセスを防ぐためのソフトウェア



# config/database.yml

default: &default
  adapter: postgresql
  encoding: utf8
  database: my_database
  username: postgres
  password: postgres
  host: localhost
  port: 5432

development:
  <<: *default

test:
  <<: *default

# app/models/user.rb

class User < ApplicationRecord
end

# app/controllers/users_controller.rb

class UsersController < ApplicationController
  def index
    @users = User.all
  end
end

# app/views/users/index.html.erb

<h1>Users</h1>

<ul>
  <% @users.each do |user| %>
    <li><%= user.name %></li>
  <% end %>
</ul>

このコードを実行するには、以下の準備が必要です。

  • Ruby on Rails がインストールされていること
  • my_database という名前のデータベースが存在すること
  • postgres という名前のユーザーとパスワードが存在すること

上記の準備が完了したら、以下のコマンドを実行してアプリケーションを起動できます。

rails s

ブラウザで http://localhost:3000/users にアクセスすると、users テーブルのデータが表示されます。

このサンプルコードは、基本的な接続方法を示したものです。実際のアプリケーションでは、接続情報やその他の設定を変更する必要がある場合があります。




PostgreSQL に接続するその他の方法

psql コマンドは、PostgreSQL サーバーに接続して、SQL クエリを実行するためのコマンドラインツールです。

psql -h localhost -p 5432 -U postgres my_database

このコマンドを実行すると、PostgreSQL サーバーに接続して、my_database データベースを選択できます。その後、SQL クエリを実行できます。

Sequel Gem を使用する

Sequel は、Ruby でデータベース操作を行うためのライブラリです。

gem 'sequel'

require 'sequel'

DB = Sequel.connect(
  adapter: :postgres,
  database: 'my_database',
  username: 'postgres',
  password: 'postgres',
  host: 'localhost',
  port: 5432
)

users = DB[:users].all

puts users.inspect

このコードは、Sequel を使用して PostgreSQL サーバーに接続し、users テーブルからデータを取得しています。

Ruby の標準ライブラリには、データベース操作を行うためのモジュールが用意されています。

require 'pg'

conn = PG::Connection.new(
  dbname: 'my_database',
  user: 'postgres',
  password: 'postgres',
  host: 'localhost',
  port: 5432
)

res = conn.exec('SELECT * FROM users')

puts res.inspect

各方法の比較

方法メリットデメリット
psql コマンドシンプルで使いやすいコマンドラインツールなので、GUI に慣れていない人には使いにくい
Sequel Gemオブジェクト指向で使いやすい他のライブラリとの依存関係が発生する可能性がある
Ruby の標準ライブラリ他のライブラリをインストールする必要がない他の方法に比べて機能が限定されている

ruby-on-rails database postgresql


SQL Serverにおける主キーの選び方:整数、文字列、GUID、複合キー

一意性: GUIDは世界中で一意な識別子を生成するため、重複する可能性がありません。順序性: GUIDは生成された順序でソートされます。パフォーマンス: GUIDはランダムな値なので、インデックスのパフォーマンスが向上します。グローバルな分散: GUIDはデータベースサーバーや地域を超えて一意性を保ちます。...


Hibernate で PostgreSQL 9.2.1 に接続する方法

このチュートリアルでは、Hibernate を使って Java アプリケーションから PostgreSQL 9.2.1 データベースに接続する方法を説明します。前提条件このチュートリアルを始める前に、以下の準備が必要です。Java Development Kit (JDK) 8 以降がインストールされていること...


SQL クエリでエラーが発生! エラー 1054 (42S22): Unknown column '‍' in 'field list' の意味と解決策

このエラーは、SQLクエリに存在しない列名が指定された時に発生します。具体的には、以下の原因が考えられます。スペルミス: 列名のスペルミスが最も一般的な原因です。大文字と小文字、スペースなどを含めて、正確に記述されていることを確認してください。...


PostgreSQLのINSERT FROM SELECT RETURNING IDを使いこなして、開発をもっと効率化しよう!

PostgreSQLのINSERT FROM SELECT RETURNING ID構文は、既存のテーブルからデータを選択して新しく挿入し、同時に挿入されたデータのIDを取得するために使用されます。これは、データ操作とID取得を1つのクエリで効率的に行う便利な機能です。...


パフォーマンスとデータ整合性を両立させる MySQL 関数の DETERMINISTIC、NO SQL、READS SQL DATA 属性

MySQL でストアドファンクションを作成する際、DETERMINISTIC、NO SQL、READS SQL DATA のいずれかの属性を指定する必要があります。これらの属性は、関数がどのように動作し、バイナリログに記録されるかを決定します。...


SQL SQL SQL Amazon で見る



Amazon RDSを使ってPostgreSQLサーバーを起動する

Homebrewは、Mac OS X上でオープンソースのソフトウェアを簡単にインストールするためのパッケージマネージャーです。Homebrewを使ってPostgreSQLをインストールするには、以下のコマンドを実行します。インストールが完了したら、PostgreSQLサーバーを起動するには以下のコマンドを実行します。


Mac OS Xで「psql: could not connect to server: No such file or directory (Mac OS X)」エラーを解決する方法

PostgreSQL サーバが起動していない場合は、まずサーバを起動する必要があります。Homebrew でインストールした場合公式パッケージでインストールした場合PostgreSQL サーバの設定ファイル (/etc/postgresql


ダウンタイムなしでアップグレード!PostgreSQL 9.6から10.1への移行

アップグレード前の準備バックアップを取る: データベース全体とWAL(Write-Ahead Log)のバックアップを取る。互換性確認: PostgreSQL 10. 1 と互換性がない拡張機能やカスタム設定がないことを確認する。ダウンタイムの計画: アップグレード中はデータベースが使用できないため、ダウンタイムを計画する。


macOS Yosemite/El Capitanでpg_tblspcコマンドが消えた? 解決策はこちら!

macOS Yosemite (10. 10) または El Capitan (10. 11) に PostgreSQL を Homebrew でインストールした後、pg_tblspc コマンドが消失する問題が発生することがあります。これは、Homebrew の PostgreSQL パッケージが、テーブルスペース管理用のユーティリティである pg_tblspc を含んでいないことが原因です。


macOS、Homebrew、PostgreSQL で発生する「Homebrew postgres broken」エラー:原因と解決策

macOS上でHomebrewを使ってPostgreSQLをインストールした場合、まれに "Homebrew postgres broken" というエラーが発生することがあります。このエラーは、PostgreSQLサーバーが起動または動作していないことを示しており、データベースへの接続やその他の操作に支障をきたします。


【永久保存版】pgAdmin4で「postgresql application server could not be contacted」エラーが発生した時の対処法まとめ

pgAdmin4でPostgreSQLサーバーに接続しようとすると、「pgadmin4 : postgresql application server could not be contacted. 」というエラーが発生する場合は、サーバーとクライアント間の通信に問題が発生している可能性があります。このエラーを解決するには、以下の4つのステップを順番に試してみてください。