SQL/SQLite でデフォルト値 'now' を持つタイムスタンプ列を作成する方法

2024-04-05

SQL/SQLite でデフォルト値 'now' を持つタイムスタンプ列を作成する方法

このチュートリアルでは、SQL と SQLite でデフォルト値 'now' を持つタイムスタンプ列を作成する方法を説明します。

前提条件:

  • SQL/SQLite データベース
  • テーブル作成の基礎知識

方法:

DEFAULT キーワードを使用する:

CREATE TABLE my_table (
    id INTEGER PRIMARY KEY,
    created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);

解説:

  • CREATE TABLE ステートメントを使用してテーブルを作成します。
  • TIMESTAMP データ型を使用して created_at 列を作成します。
  • DEFAULT キーワードを使用して、デフォルト値を CURRENT_TIMESTAMP に設定します。
  • CURRENT_TIMESTAMP は、レコードが挿入された時の現在時刻を表します。

CURRENT_TIMESTAMP 関数を使用する:

CREATE TABLE my_table (
    id INTEGER PRIMARY KEY,
    created_at TIMESTAMP NOT NULL
);

INSERT INTO my_table (created_at)
VALUES (CURRENT_TIMESTAMP);
  • NOT NULL 制約を使用して、created_at 列が空にならないようにします。
  • INSERT INTO ステートメントを使用して、created_at 列に CURRENT_TIMESTAMP 関数の値を挿入します。

DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP と CURRENT_TIMESTAMP 関数の違い:

  • DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP は、テーブル作成時にのみデフォルト値として使用されます。

その他のヒント:

  • タイムスタンプ列の名前は、created_atupdated_at など、分かりやすい名前にしましょう。
  • タイムスタンプ列をインデックス化すると、データの検索速度が向上します。

補足:

上記は基本的な方法ですが、データベースや使用するツールによって、細かい syntax やデフォルトの動作が異なる場合があります。 詳細については、使用しているデータベースやツールのドキュメントを参照してください。




-- テーブル作成
CREATE TABLE my_table (
    id INTEGER PRIMARY KEY,
    created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);

-- データ挿入
INSERT INTO my_table (id) VALUES (1);
INSERT INTO my_table (id) VALUES (2);

-- データ確認
SELECT * FROM my_table;

出力例:

id | created_at
------- | --------
1 | 2024-04-04 19:42:00
2 | 2024-04-04 19:42:01
-- テーブル作成
CREATE TABLE my_table (
    id INTEGER PRIMARY KEY,
    created_at TIMESTAMP NOT NULL
);

-- データ挿入
INSERT INTO my_table (created_at) VALUES (CURRENT_TIMESTAMP);
INSERT INTO my_table (created_at) VALUES (CURRENT_TIMESTAMP);

-- データ確認
SELECT * FROM my_table;
id | created_at
------- | --------
1 | 2024-04-04 19:42:02
2 | 2024-04-04 19:42:03
-- テーブル作成
CREATE TABLE my_table (
    id INTEGER PRIMARY KEY,
    created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP,
    updated_at TIMESTAMP
);

-- データ挿入
INSERT INTO my_table (id) VALUES (1);

-- データ確認
SELECT * FROM my_table;

-- created_at はデフォルト値で更新されない
UPDATE my_table SET updated_at = CURRENT_TIMESTAMP WHERE id = 1;

-- データ確認
SELECT * FROM my_table;
-- 最初の INSERT 後
id | created_at | updated_at
------- | -------- | --------
1 | 2024-04-04 19:42:04 | NULL

-- UPDATE 後
id | created_at | updated_at
------- | -------- | --------
1 | 2024-04-04 19:42:04 | 2024-04-04 19:42:05

上記の例は、デフォルト値 CURRENT_TIMESTAMP はテーブル作成時にのみ設定され、レコード更新時に更新されないことを示しています。




SQL/SQLite でデフォルト値 'now' を持つタイムスタンプ列を作成するその他の方法

CREATE TABLE my_table (
    id INTEGER PRIMARY KEY,
    created_at TIMESTAMP DEFAULT (CURRENT_DATE() || ' ' || CURRENT_TIME())
);
  • CURRENT_DATE() 関数は、現在の年月日を返します。
  • || 演算子は、文字列を連結します。

TRIGGER を使用する:

CREATE TRIGGER before_insert_my_table
BEFORE INSERT ON my_table
FOR EACH ROW
BEGIN
    IF NEW.created_at IS NULL THEN
        SET NEW.created_at = CURRENT_TIMESTAMP;
    END IF;
END;

CREATE TABLE my_table (
    id INTEGER PRIMARY KEY,
    created_at TIMESTAMP
);
  • TRIGGER は、特定のデータベース操作が発生した時に実行されるコードです。
  • 上記の例では、INSERT 操作が発生する前に created_at 列が空の場合、現在の時刻を設定します。

ビューを使用する:

CREATE VIEW my_table_view AS
SELECT
    id,
    created_at,
    CASE WHEN created_at IS NULL THEN CURRENT_TIMESTAMP ELSE created_at END AS created_at_with_default
FROM my_table;

  • VIEW は、仮想的なテーブルです。
  • 上記の例では、created_at 列が空の場合、created_at_with_default 列に現在の時刻を設定します。
  • シンプルな方法であれば、DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP キーワードを使用するのがおすすめです。
  • より柔軟な方法が必要であれば、TRIGGERVIEW を使用できます。

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