【保存版】MySQLで今日の日付を扱う！CURDATE関数、BETWEEN句、サブクエリを使いこなそう

MySQLで今日の日付を持つレコードを取得する方法

MySQLで、特定の列の日付が今日の日付と一致するレコードを抽出する方法はいくつかあります。ここでは、最も一般的な2つの方法を紹介します。

方法1：CURDATE()関数を使用する

構文

SELECT *
FROM your_table
WHERE DATE(your_date_column) = CURDATE();

説明

• CURDATE() 関数は、現在のシステム日付をYYYY-MM-DD形式で返します。
• DATE() 関数は、指定された列の日付部分のみを抽出します。
• WHERE 句は、抽出するレコードを条件に絞り込みます。

例

SELECT *
FROM users
WHERE DATE(created_at) = CURDATE();

方法2：BETWEEN句を使用する

SELECT *
FROM your_table
WHERE your_date_column BETWEEN CONCAT(CURDATE(), ' 00:00:00') AND CONCAT(CURDATE(), ' 23:59:59');

• CONCAT() 関数は、複数の文字列を結合します。
• BETWEEN 句は、指定された値の範囲内に収まるレコードを抽出します。

SELECT *
FROM orders
WHERE order_date BETWEEN CONCAT(CURDATE(), ' 00:00:00') AND CONCAT(CURDATE(), ' 23:59:59');

補足

• 上記の例では、* を使用してすべての列を取得していますが、必要な列のみを取得することもできます。
• WHERE 句に複数の条件を指定することもできます。
• 複数の抽出方法を組み合わせることもできます。

• 上記のコードは、MySQL 8.0以降で使用できます。
• 他のバージョンのMySQLを使用している場合は、構文が異なる場合があります。

ご参考になりましたでしょうか？

-- ユーザーテーブル(users)から、今日登録されたユーザーを取得する

SELECT *
FROM users
WHERE DATE(created_at) = CURDATE();

-- 注文テーブル(orders)から、今日発注された注文を取得する

SELECT *
FROM orders
WHERE order_date BETWEEN CONCAT(CURDATE(), ' 00:00:00') AND CONCAT(CURDATE(), ' 23:59:59');

• 上記のサンプルコードは、それぞれ異なるテーブル(users, orders)に対して今日の日付に関連するレコードを取得しています。
• 実際のコードでは、テーブル名や列名を置き換えてください。
• 必要に応じて、取得する列や条件を変更してください。

MySQLで今日の日付を持つレコードを取得するその他の方法

方法3：サブクエリを使用する

SELECT *
FROM your_table
WHERE your_date_column IN (
    SELECT your_date_column
    FROM your_table
    WHERE DATE(your_date_column) = CURDATE()
);

• この方法は、サブクエリを使用して、今日の日付を持つレコードのリストを取得します。
• メインクエリは、サブクエリで返されたレコードと一致するレコードのみを抽出します。

SELECT *
FROM orders
WHERE order_date IN (
    SELECT order_date
    FROM orders
    WHERE DATE(order_date) = CURDATE()
);

方法4：EXISTS句を使用する

SELECT *
FROM your_table
WHERE EXISTS (
    SELECT 1
    FROM your_table AS sub
    WHERE sub.your_date_column = your_table.your_date_column
    AND DATE(sub.your_date_column) = CURDATE()
);

• メインクエリは、EXISTS句がTRUEを返すレコードのみを抽出します。

SELECT *
FROM users
WHERE EXISTS (
    SELECT 1
    FROM users AS sub
    WHERE sub.created_at = users.created_at
    AND DATE(sub.created_at) = CURDATE()
);

方法5：パフォーマンスに優れた方法

SELECT *
FROM your_table
WHERE your_date_column >= CURDATE()
AND your_date_column < CURDATE() + INTERVAL 1 DAY;

• この方法は、>= と < 演算子を使用して、今日の日付を含む範囲のレコードを抽出します。
• この方法は、サブクエリを使用する他の方法よりもパフォーマンスが優れている可能性があります。

SELECT *
FROM orders
WHERE order_date >= CURDATE()
AND order_date < CURDATE() + INTERVAL 1 DAY;

どの方法を選択するかは、状況によって異なります。一般的には、以下の点を考慮する必要があります。

• シンプルさ: CURDATE() 関数を使用する方法は最もシンプルです。
• パフォーマンス: サブクエリを使用する方法は、パフォーマンスが劣化する可能性があります。
• 可読性: EXISTS 句を使用する方法は、可読性が低いかもしれません。
• 互換性: INTERVAL 演算子は、すべてのバージョンの MySQL で使用できるわけではありません。