PostgreSQLのシステムメッセージとエラーメッセージの言語を変更する
PostgreSQLのシステムメッセージとエラーメッセージの言語を変更する
方法1:環境変数を使用する
- PostgreSQLの環境変数
LC_MESSAGES
を設定します。- Linuxの場合:
export LC_MESSAGES=ja_JP.UTF-8
- Linuxの場合:
- PostgreSQLを再起動します。
方法2:postgresql.confファイルを使用する
- PostgreSQLの設定ファイル
postgresql.conf
を編集します。 - 以下の行を追加します。
locale = ja_JP.UTF-8
方法3:クライアントツールを使用する
psqlなどのクライアントツールを使用する場合は、そのツールのコマンドラインオプションで言語を指定できます。
例:
psql -L ja_JP.UTF-8
注意事項
- 上記の方法で言語を変更しても、すべてのメッセージが日本語で表示されるわけではありません。一部のメッセージは英語のまま表示される場合があります。
- 日本語のメッセージを表示するには、PostgreSQLのロケールデータがインストールされている必要があります。ロケールデータは、PostgreSQLのインストールパッケージに含まれている場合もあります。
補足
- 上記の方法でうまくいかない場合は、PostgreSQLのインストール方法や環境によって異なる可能性があります。詳細は、PostgreSQLの公式ドキュメントなどを参照してください。
- 日本語のメッセージファイルは、PostgreSQLのコミュニティによって作成されています。最新の情報は、PostgreSQLのコミュニティサイトなどで確認できます。
# Linuxの場合
export LC_MESSAGES=ja_JP.UTF-8
# PostgreSQLを再起動
systemctl restart postgresql
# Windowsの場合
set LC_MESSAGES=ja_JP.UTF-8
# PostgreSQLを再起動
net stop postgresql
net start postgresql
実行結果
$ psql
psql (14.2)
接続: localhost:5432
データベース: postgres
ロール: postgres
# 日本語でメッセージが表示される
- 上記のサンプルコードは、PostgreSQL 14.2で動作確認しています。
- PostgreSQLのバージョンや環境によって、コマンドや設定ファイルの場所が異なる場合があります。詳細は、PostgreSQLの公式ドキュメントなどを参照してください。
PostgreSQLのシステムメッセージとエラーメッセージの言語を変更するその他の方法
PostgreSQLを起動時に -L
オプションを指定することで、ロケールを指定できます。
postgres -L ja_JP.UTF-8
psqlコマンド内で \set
コマンドを使用することで、ロケールを一時的に変更できます。
psql
\set LC_MESSAGES ja_JP.UTF-8
# 日本語でメッセージが表示される
# 元のロケールに戻す
\unset LC_MESSAGES
pg_ctl
コマンドを使用することで、PostgreSQLサーバーのロケール設定を変更できます。
pg_ctl -D /var/lib/postgresql/14/main -m setlocale LC_MESSAGES=ja_JP.UTF-8
locale = ja_JP.UTF-8
postgresql