SQL Server で今日の日付だけを取り出す！GETDATE() の日付部分抽出テクニック3選
SQL Server で GETDATE() の日付部分のみを取得する方法
SQL Server の GETDATE() 関数は、現在の日時を取得します。しかし、多くの場合、日付部分のみが必要となります。そこで、本記事では、GETDATE() の日付部分のみを抽出する2つの方法をご紹介します。
方法1：CONVERT() 関数を使用する
CONVERT() 関数は、データ型を変換するために使用されます。日付部分のみを抽出するには、以下のように CONVERT() 関数と yyyy-mm-dd 形式を組み合わせて使用します。
SELECT CONVERT(varchar(10), GETDATE(), 120) AS '日付';
このクエリは、GETDATE() の結果を yyyy-mm-dd 形式に変換し、"日付" という名前の列に格納します。
方法2：FLOOR() 関数を使用する
FLOOR() 関数は、数値を最も近い小さい整數に丸めます。日付部分のみを抽出するには、以下のように FLOOR() 関数と 100 を組み合わせて使用します。
SELECT FLOOR(GETDATE()) AS '日付';
このクエリは、GETDATE() の結果を100倍し、最も近い小さい整數に丸めます。その後、その結果を "日付" という名前の列に格納します。
どちらの方法を選択すべきか？
どちらの方法も、GETDATE() の日付部分のみを抽出する有効な方法です。
- 簡潔性:
FLOOR()関数は、より簡潔な構文で記述できます。 - 可読性:
CONVERT()関数は、yyyy-mm-dd形式を指定することで、抽出結果の形式を明確に示すことができます。
状況に応じて、適切な方法を選択してください。
- 抽出された日付部分をさらに加工したい場合は、
CONVERT()関数の他の形式 specifier を使用したり、FLOOR()関数と算術演算子を組み合わせて使用したりすることができます。 - 上記の例では、
GETDATE()関数は現在の日時を取得しています。別の列の日付部分のみを抽出したい場合は、その列名をGETDATE()関数に置き換えてください。
-- 現在の日付を取得
SELECT GETDATE() AS '現在の日時';
-- 現在の日付から日付部分のみを抽出
SELECT CONVERT(varchar(10), GETDATE(), 120) AS '日付';
このコードを実行すると、以下の結果が出力されます。
現在の日時 日付
-------------------------- --------
2024-07-06 07:04:23.703 2024-07-06
-- 現在の日付を取得
SELECT GETDATE() AS '現在の日時';
-- 現在の日付から日付部分のみを抽出
SELECT FLOOR(GETDATE()) AS '日付';
現在の日時 日付
-------------------------- --------
2024-07-06 07:04:23.703 2024-07-06
説明
- 抽出された日付部分は、"日付" という名前の列に格納されます。
- 方法2では、
FLOOR()関数を使用して現在の日付を100倍し、最も近い小さい整數に丸め、日付部分のみを抽出します。 - 次に、方法1では
CONVERT()関数を使用してyyyy-mm-dd形式の日付部分のみを抽出します。 - 上記のコードでは、まず
GETDATE()関数を使用して現在の日時を取得します。
- 実際のデータベースやテーブル名に置き換えて実行してください。
- このコードは、SQL Server Management Studio などの SQL クエリを実行できるツールで実行できます。
DATEADD() 関数は、指定された日付に期間を加算または減算します。日付部分のみを抽出するには、以下のように DATEADD() 関数と DAY を組み合わせて使用します。
SELECT DATEADD(DAY, 0, GETDATE()) AS '日付';
このクエリは、GETDATE() の結果から0日を加算し、日付部分のみを "日付" という名前の列に格納します。
方法4：SUBSTRING() 関数を使用する
SUBSTRING() 関数は、文字列の一部を抽出します。日付部分のみを抽出するには、以下のように SUBSTRING() 関数と 1, 10 を組み合わせて使用します。
SELECT SUBSTRING(CONVERT(varchar(10), GETDATE(), 120), 1, 10) AS '日付';
DATENAME() 関数は、日付の特定の部分を文字列として返します。日付部分のみを抽出するには、以下のように DATENAME() 関数と YEAR、MONTH、DAY を組み合わせて使用します。
SELECT DATENAME(YEAR, GETDATE()) + '-' + DATENAME(MONTH, GETDATE()) + '-' + DATENAME(DAY, GETDATE()) AS '日付';
このクエリは、GETDATE() の結果から年、月、日を文字列として抽出し、"-" で連結して "日付" という名前の列に格納します。
それぞれ的方法には、それぞれ利点と欠点があります。
- 汎用性: 方法2は、日付に加算または減算する期間を自由に指定できるので、汎用性が高いです。
- 可読性: 方法1と方法は5は、抽出結果の形式を明確に示すことができます。
- 簡潔性: 方法3と方法は4は、構文が比較的簡潔です。
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