Oracle SQLでテーブルの制約名をすべて表示する - 他の方法
Oracle SQLでテーブルの制約名をすべて表示する
Oracle SQLで特定のテーブルのすべての制約名を一覧表示するには、以下のSQL文を使用します。
SELECT constraint_name
FROM user_constraints
WHERE table_name = 'YOUR_TABLE_NAME';
説明:
SELECT constraint_name
: 制約名を抽出します。FROM user_constraints
: ユーザーが所有する制約に関する情報を取得します。WHERE table_name = 'YOUR_TABLE_NAME'
: 指定したテーブルの制約のみをフィルタリングします。
例:
もしテーブル名が"EMPLOYEES"であれば、次のように記述します。
SELECT constraint_name
FROM user_constraints
WHERE table_name = 'EMPLOYEES';
これにより、"EMPLOYEES"テーブルに定義されているすべての制約名が一覧表示されます。
注意:
user_constraints
ビューは、ユーザーが所有する制約に関する情報を提供します。システム制約については、dba_constraints
ビューを使用します。- 制約の種類は、
constraint_type
列で確認できます。例えば、主キー制約は"P"、外部キー制約は"R"で表されます。
SELECT constraint_name
FROM user_constraints
WHERE table_name = 'EMPLOYEES';
コードの説明:
WHERE table_name = 'EMPLOYEES'
: "EMPLOYEES"テーブルの制約のみをフィルタリングします。
ALL_CONSTRAINTSビューの使用
ALL_CONSTRAINTS
ビューは、すべての制約に関する情報を提供します。ユーザーが所有している制約だけでなく、他のスキーマの制約も表示できます。
SELECT constraint_name
FROM ALL_CONSTRAINTS
WHERE table_name = 'YOUR_TABLE_NAME';
DBA_CONSTRAINTS
ビューは、データベース全体に存在するすべての制約に関する情報を提供します。システム制約を含むすべての制約を表示できます。
SELECT constraint_name
FROM DBA_CONSTRAINTS
WHERE table_name = 'YOUR_TABLE_NAME';
動的SQLの使用
動的SQLを使用することで、テーブル名をパラメータとして受け取り、そのテーブルの制約名を動的に表示できます。
DECLARE
v_table_name VARCHAR2(30) := 'YOUR_TABLE_NAME';
v_sql_stmt VARCHAR2(200);
v_cursor SYS_REFCURSOR;
BEGIN
v_sql_stmt := 'SELECT constraint_name FROM user_constraints WHERE table_name = :table_name';
OPEN v_cursor FOR v_sql_stmt USING v_table_name;
LOOP
FETCH v_cursor INTO constraint_name;
EXIT WHEN v_cursor%NOTFOUND;
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(constraint_name);
END LOOP;
CLOSE v_cursor;
END;
ALL_CONSTRAINTS
ビューとDBA_CONSTRAINTS
ビューは、システム権限が必要です。- 動的SQLは、SQL文を文字列として扱えるため、柔軟性がありますが、SQLインジェクションのリスクがあるため、適切な対策が必要です。
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