MySQLでCASCADEオプションとSET NULLオプションの違い

2024-04-02

MySQLで列のデータ型を変更する方法

基本的な構文

ALTER TABLE テーブル名
ALTER COLUMN 列名
SET DATA TYPE 新しいデータ型;

  • age のデータ型を INT から VARCHAR(255) に変更する
ALTER TABLE users
ALTER COLUMN age
SET DATA TYPE VARCHAR(255);
  • name のデータ型を VARCHAR(100) から TEXT に変更する
ALTER TABLE customers
ALTER COLUMN name
SET DATA TYPE TEXT;

注意点

  • データ型を変更する前に、すべてのデータが新しいデータ型に収まるかどうかを確認する必要があります。そうでない場合、データが失われる可能性があります。
  • CHAR 型から VARCHAR 型への変更は問題ありませんが、VARCHAR 型から CHAR 型への変更は、データが切り捨てられる可能性があるため注意が必要です。
  • DATE 型、DATETIME 型、TIMESTAMP 型などの日付型を変更する場合は、DEFAULT 値と NULL 値の扱いに注意が必要です。
  • MySQL WorkbenchなどのGUIツールを使用する
  • SQL スクリプトを実行する



ALTER TABLE users
ALTER COLUMN age
SET DATA TYPE VARCHAR(255);
ALTER TABLE customers
ALTER COLUMN name
SET DATA TYPE TEXT;
ALTER TABLE products
ALTER COLUMN price
SET DATA TYPE FLOAT;

例4:列 created_at のデータ型を DATETIME から TIMESTAMP に変更する

ALTER TABLE orders
ALTER COLUMN created_at
SET DATA TYPE TIMESTAMP;

例5:列 status のデータ型を ENUM('active', 'inactive') から TINYINT(1) に変更する

ALTER TABLE accounts
ALTER COLUMN status
SET DATA TYPE TINYINT(1)
    DEFAULT 0
    CHECK (status IN ('0', '1'));

例6:列 image のデータ型を BLOB から MEDIUMBLOB に変更する

ALTER TABLE photos
ALTER COLUMN image
SET DATA TYPE MEDIUMBLOB;

注意事項

  • 上記のコードはあくまでもサンプルです。実際のコードは、テーブルの構造や要件に合わせて変更する必要があります。
  • データ型を変更する前に、必ずバックアップを取るようにしてください。



MySQLで列のデータ型を変更する他の方法

MySQL WorkbenchなどのGUIツールを使用すると、SQLクエリを書かずに列のデータ型を変更することができます。

手順

  1. GUIツールでデータベースに接続します。
  2. 変更したいテーブルを選択します。
  3. データ型を変更します。
  4. 変更を保存します。

ALTER TABLE ステートメントを使用して、列のデータ型を変更するSQLスクリプトを作成することができます。

  1. テキストエディタで新しいファイルを作成します。
  2. ALTER TABLE ステートメントを書きます。
  3. スクリプトを実行します。
ALTER TABLE users
ALTER COLUMN age
SET DATA TYPE VARCHAR(255);

外部キー制約を変更する

列のデータ型を変更すると、外部キー制約に影響を与える可能性があります。外部キー制約を変更する必要がある場合は、次のいずれかの方法を使用できます。

  • CASCADE オプションを使用する

CASCADE オプションを使用すると、親テーブルの列のデータ型が変更されると、子テーブルの列のデータ型も自動的に変更されます。

ALTER TABLE users
ALTER COLUMN age
SET DATA TYPE VARCHAR(255)
CASCADE;
  • SET NULL オプションを使用する
ALTER TABLE users
ALTER COLUMN age
SET DATA TYPE VARCHAR(255)
SET NULL;
  • 外部キー制約を削除してから再作成する
ALTER TABLE orders
DROP FOREIGN KEY fk_order_user;

ALTER TABLE orders
ALTER COLUMN user_id
SET DATA TYPE VARCHAR(255);

ALTER TABLE orders
ADD FOREIGN KEY fk_order_user
REFERENCES users (id);
  • 外部キー制約を変更する場合は、影響を受けるすべてのテーブルを考慮する必要があります。

mysql


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