C#とSQL ServerでDouble型を扱うサンプルコード

2024-04-02

C#、SQL、SQL Server における Double 型

概要:

  • C# の double 型は、64 ビット浮動小数点数を表します。
  • SQL Server では、float または decimal 型を使用して double 型の値を保存できます。
  • どちらの型も長所と短所があり、使用する型は要件によって異なります。

詳細:

C#:

  • double 型は、64 ビット浮動小数点数 (15 桁の有効数字) を表します。
  • 科学技術計算など、高い精度が必要な場面で使用されます。

SQL Server:

  • decimal 型は、128 ビットの固定小数点数を表します。
  • 桁数と精度を指定できます (例: decimal(18, 2) は 18 桁で小数点以下 2 桁まで)。

比較:

長所短所
float少ないストレージ容量精度が低い
decimal高い精度多くのストレージ容量

使用例:

  • 通貨計算など、高い精度が必要な場合は decimal 型を使用します。
  • 科学技術計算など、広い範囲の値を扱う場合は float 型を使用します。

コード例:

double d = 3.141592653589793;
-- float 型
DECLARE @f float;
SET @f = 3.141592653589793;

-- decimal 型
DECLARE @d decimal(18, 2);
SET @d = 3.141592653589793;



using System;

class Program
{
    static void Main(string[] args)
    {
        // double 型の変数を宣言
        double d = 3.141592653589793;

        // double 型の値を表示
        Console.WriteLine(d);

        // double 型の値を計算
        double sum = d + 1.0;

        // 計算結果を表示
        Console.WriteLine(sum);
    }
}

出力:

3.141592653589793
4.141592653589793
-- float 型の値を挿入
INSERT INTO MyTable (FloatColumn) VALUES (3.141592653589793);

-- decimal 型の値を挿入
INSERT INTO MyTable (DecimalColumn) VALUES (3.141592653589793);

-- float 型の値を取得
SELECT FloatColumn FROM MyTable;

-- decimal 型の値を取得
SELECT DecimalColumn FROM MyTable;
  • 上記のサンプルコードは、あくまでも基本的な例です。実際の使用例は、要件によって異なります。
  • C# と SQL Server の詳細については、それぞれの公式ドキュメントを参照してください。



C# と SQL Server で double 型の値を扱うその他の方法

  • double 型の値を文字列に変換するには、ToString() メソッドを使用します。
  • 例: string s = d.ToString();
  • float 型または decimal 型の値を文字列に変換するには、CAST() 関数を使用します。
  • 例: SELECT CAST(FloatColumn AS varchar(max)) FROM MyTable;

C# と SQL Server 間で double 型の値を転送する:

  • ADO.NET などのデータアクセス技術を使用します。

c# sql sql-server


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