SQLクエリとDESCRIBEコマンドを使いこなせ!Oracle列名フェッチの教科書

2024-06-26

Oracleで列名をフェッチするSQLクエリ

方法1:ALL_TAB_COLUMNSビューを使用する

ALL_TAB_COLUMNSビューは、すべてのユーザー表の列に関する情報を格納するOracleのビューです。このビューを使用して、特定の表の列名をフェッチするには、次のクエリを使用します。

SELECT column_name
FROM ALL_TAB_COLUMNS
WHERE table_name = 'YOUR_TABLE_NAME';

このクエリは、YOUR_TABLE_NAMEテーブルのすべての列名を返します。列名の代わりに、データ型、長さ、その他の情報を含む列を選択することもできます。

SELECT column_name, data_type, data_length
FROM ALL_TAB_COLUMNS
WHERE table_name = 'YOUR_TABLE_NAME';

方法2:DESCRIBEコマンドを使用する

DESCRIBEコマンドは、テーブルの構造に関する情報を表示するために使用されるOracleの組み込みコマンドです。このコマンドを使用して、特定の表の列名をフェッチするには、次のコマンドを使用します。

DESCRIBE YOUR_TABLE_NAME;

このコマンドは、YOUR_TABLE_NAMEテーブルの列名、データ型、長さ、その他の情報を表示します。

補足

  • 上記のクエリとコマンドは、大文字と小文字を区別します。
  • 複数の列名をフェッチするには、カンマ区切りで列名を指定します。
  • 条件に一致する列名がない場合は、クエリまたはコマンドは空の結果セットを返します。

EMPLOYEESというテーブルの列名をフェッチするには、次のクエリを使用します。

SELECT column_name
FROM ALL_TAB_COLUMNS
WHERE table_name = 'EMPLOYEES';

このクエリは次の結果を返します。

EMPLOYEE_ID
FIRST_NAME
LAST_NAME
DEPARTMENT_ID
SALARY
HIRE_DATE

DESCRIBEコマンドを使用してEMPLOYEESテーブルの列名をフェッチするには、次のコマンドを使用します。

DESCRIBE EMPLOYEES;

このコマンドは次の出力を表示します。

Name                                 Type        Length  Nullable
------------------------------------ -----------  -------- --------
EMPLOYEE_ID                           NUMBER(4)     NOT NULL
FIRST_NAME                            VARCHAR2(50) NOT NULL
LAST_NAME                             VARCHAR2(50) NOT NULL
DEPARTMENT_ID                         NUMBER(4)     NOT NULL
SALARY                               NUMBER(8,2)    NOT NULL
HIRE_DATE                           DATE         NOT NULL

これらの例は、Oracleデータベースから列名をフェッチする方法を示しています。ニーズに合った方法を選択してください。




方法1:ALL_TAB_COLUMNSビューを使用する

import cx_Oracle

# データベースに接続
connection = cx_Oracle.connect('user/password@database')

# カーソルを取得
cursor = connection.cursor()

# 列名をフェッチする
cursor.execute("""
SELECT column_name
FROM ALL_TAB_COLUMNS
WHERE table_name = 'EMPLOYEES'
""")

# 結果をフェッチ
columns = cursor.fetchall()

# 各列名を印刷
for column in columns:
    print(column[0])

# データベースを閉じる
connection.close()

方法2:DESCRIBEコマンドを使用する

import cx_Oracle

# データベースに接続
connection = cx_Oracle.connect('user/password@database')

# カーソルを取得
cursor = connection.cursor()

# 列名をフェッチする
cursor.execute("DESCRIBE EMPLOYEES")

# 結果をフェッチ
columns = cursor.fetchall()

# 各列名を印刷
for column in columns:
    print(column[0])

# データベースを閉じる
connection.close()

このサンプルコードは、Pythonとcx_Oracleライブラリを使用してOracleデータベースに接続し、列名をフェッチする方法を示しています。他の言語やライブラリを使用する場合は、それに応じてコードを変更する必要があります。

説明

このサンプルコードは以下の処理を実行します。

  1. Oracleデータベースに接続します。
  2. カーソルを取得します。
  3. ALL_TAB_COLUMNSビューまたはDESCRIBEコマンドを使用して、EMPLOYEESテーブルの列名をフェッチします。
  4. 結果をフェッチします。
  5. 各列名を印刷します。
  6. データベースを閉じます。

注意点

  • このコードは、Oracleデータベースに接続するための基本的な例です。本番環境で使用するには、適切なエラー処理とセキュリティ対策を追加する必要があります。
  • cx_Oracleライブラリは、Oracleデータベースとやり取りするためのPythonライブラリです。このライブラリを使用するには、インストールする必要があります。



Oracleで列名をフェッチするその他の方法

SELECT column_name
FROM USER_TAB_COLUMNS
WHERE table_name = 'YOUR_TABLE_NAME';

このクエリは、YOUR_TABLE_NAMEテーブルのすべての列名を返します。

SELECT column_name
FROM DBA_TAB_COLUMNS
WHERE table_name = 'YOUR_TABLE_NAME';

このクエリは、YOUR_TABLE_NAMEテーブルのすべての列名を返します。ただし、このビューにアクセスするには、DBAロールが付与されている必要があります。

SELECT column_name
FROM INFORMATION_SCHEMA.COLUMNS
WHERE table_name = 'YOUR_TABLE_NAME';

方法6:SQL Developerのデータビューアを使用する

SQL Developerは、Oracleデータベースを管理するためのグラフィカルツールです。SQL Developerを使用して、列名をフェッチするには、次の手順を実行します。

  1. オブジェクトブラウザで、列名をフェッチする表を見つけます。
  2. 表を右クリックし、「データビューアを開く」を選択します。
  3. 「列」タブをクリックします。

この方法を使用すると、列名だけでなく、データ型、長さ、その他の情報も表示できます。

Oracleで列名をフェッチするには、さまざまな方法があります。ニーズに合った方法を選択してください。


sql oracle


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