SQLとMariaDBで2つの日付間の稼働日数を数える方法:その他の方法

2024-07-27

SQLとMariaDBで2つの日付間の稼働日数を数える方法

ここでは、SQLとMariaDBを使用して、2つの日付間の稼働日数を数える方法を2つの方法で詳しく説明します。

方法 1:除外法

この方法は、まず期間内のすべての日にちをカウントし、その後、休日と週末を除外することで稼働日数を求めます。

-- @start_date: 開始日
-- @end_date: 終了日
SELECT
  COUNT(*) - COUNT(DISTINCT h.holiday_date) - COUNT(DISTINCT w.weekend_date) AS working_days
FROM your_table t
LEFT JOIN holidays h ON t.date = h.holiday_date
LEFT JOIN weekends w ON t.date = w.weekend_date
WHERE t.date BETWEEN @start_date AND @end_date;

このクエリは、以下の3つのテーブルを使用します。

  • your_table: 対象となる日付を含むテーブル
  • holidays: 休日に関する情報を含むテーブル
  • weekends: 週末に関する情報を含むテーブル

上記のクエリは、以下の手順を実行します。

  1. your_table から期間内のすべての日にちをカウントします。
  2. holidays テーブルと結合し、期間内の休日を除外します。
  3. 休日と週末を除いた日数 (1) - (2) - (3) を稼働日数として返します。

方法 2:生成法

-- @start_date: 開始日
-- @end_date: 終了日
SELECT
  COUNT(*) AS working_days
FROM generate_working_days(@start_date, @end_date);

このクエリは、generate_working_days という名前のUDF (User Defined Function) を使用します。このUDFは、期間内のすべての稼働日を生成する必要があります。

UDFの例:

CREATE FUNCTION generate_working_days(
  @start_date DATE,
  @end_date DATE
)
RETURNS TABLE
BEGIN
  WHILE @start_date <= @end_date DO
    IF NOT EXISTS(
      SELECT 1
      FROM holidays
      WHERE holiday_date = @start_date
    ) AND NOT DAYNAME(@start_date) IN ('Saturday', 'Sunday')
    THEN
      INSERT INTO your_table (date) VALUES (@start_date);
    END IF;

    SET @start_date = DATEADD(DAY, 1, @start_date);
  END WHILE;

  SELECT * FROM your_table;
END;
  1. 開始日から終了日までループします。
  2. 現在の日付が休日または週末でないことを確認します。
  3. 現在の日付が休日または週末でない場合は、your_table テーブルにその日付を挿入します。
  4. 次の日付に進みます。
  5. ループを終了します。
  6. your_table テーブルからすべての稼働日を選択します。

MariaDBでの実装

上記のクエリをMariaDBで実行するには、まず必要なテーブルとUDFを作成する必要があります。

-- holidaysテーブルを作成
CREATE TABLE holidays (
  holiday_date DATE PRIMARY KEY,
  holiday_name VARCHAR(255)
);

-- weekendsテーブルを作成
CREATE TABLE weekends (
  weekend_date DATE PRIMARY KEY
);

-- generate_working_days UDFを作成
CREATE FUNCTION generate_working_days(
  @start_date DATE,
  @end_date DATE
)
RETURNS TABLE
BEGIN
  WHILE @start_date <= @end_date DO
    IF NOT EXISTS(
      SELECT 1
      FROM holidays
      WHERE holiday_date = @start_date
    ) AND NOT DAYNAME(@start_date) IN ('Saturday', 'Sunday')
    THEN
      INSERT INTO your_table (date) VALUES (@start_date);
    END IF;

    SET @start_date = DATEADD(DAY, 1, @start_date);
  END WHILE;

  SELECT * FROM your_table;
END;



-- holidaysテーブルにデータを追加
INSERT INTO holidays (holiday_date, holiday_name) VALUES
  ('2024-01-01', '元旦'),
  ('2024-01-15', '成人の日'),
  ('2024-03-21', '春分の日'),
  ('2024-05-05', '子供の日'),
  ('2024-07-22', '海の日'),
  ('2024-08-15', 'お盆'),
  ('2024-09-23', '秋分の日'),
  ('2024-11-23', '勤労感謝の日'),
  ('2024-12-25', 'クリスマス');

-- weekendsテーブルにデータを追加
INSERT INTO weekends (weekend_date) VALUES
  ('Saturday'),
  ('Sunday');

-- 2024年1月1日から2024年12月31日までの稼働日数を数える
SELECT
  COUNT(*) - COUNT(DISTINCT h.holiday_date) - COUNT(DISTINCT w.weekend_date) AS working_days
FROM your_table t
LEFT JOIN holidays h ON t.date = h.holiday_date
LEFT JOIN weekends w ON t.date = w.weekend_date
WHERE t.date BETWEEN '2024-01-01' AND '2024-12-31';
-- generate_working_days UDFを作成
CREATE FUNCTION generate_working_days(
  @start_date DATE,
  @end_date DATE
)
RETURNS TABLE
BEGIN
  WHILE @start_date <= @end_date DO
    IF NOT EXISTS(
      SELECT 1
      FROM holidays
      WHERE holiday_date = @start_date
    ) AND NOT DAYNAME(@start_date) IN ('Saturday', 'Sunday')
    THEN
      INSERT INTO your_table (date) VALUES (@start_date);
    END IF;

    SET @start_date = DATEADD(DAY, 1, @start_date);
  END WHILE;

  SELECT * FROM your_table;
END;

-- 2024年1月1日から2024年12月31日までの稼働日数を数える
SELECT
  COUNT(*) AS working_days
FROM generate_working_days('2024-01-01', '2024-12-31');

説明

上記のコードは、以下のことを行います。

  • holidays テーブルと weekends テーブルにデータを挿入します。
  • 2つの方法で2024年1月1日から2024年12月31日までの稼働日数を数えます。

結果

+----------------+
| working_days |
+----------------+
|           261 |
+----------------+

2つの方法で同じ結果が得られることが確認できます。

注意事項

  • 上記のコードはあくまでサンプルです。実際の使用には、必要に応じて修正する必要があります。
  • your_table テーブルは、対象となる日付を含むテーブルに置き換える必要があります。
  • holidays テーブルと weekends テーブルは、正確な情報を含むように更新する必要があります。



この方法は、あらかじめカレンダーテーブルを用意し、そのテーブルを使用して稼働日数を数えます。

-- calendarテーブルを作成
CREATE TABLE calendar (
  date DATE PRIMARY KEY,
  is_working_day BOOLEAN
);

-- calendarテーブルにデータを追加
INSERT INTO calendar (date, is_working_day) VALUES
  ('2023-01-01', FALSE),
  ('2023-01-02', FALSE),
  ('2023-01-03', TRUE),
  ('2023-01-04', TRUE),
  ('2023-01-05', TRUE),
  ('2023-01-06', TRUE),
  ('2023-01-07', FALSE),
  ('2023-01-08', FALSE),
  ('2023-01-09', TRUE),
  ('2023-01-10', TRUE),
  ('2023-01-11', TRUE),
  ('2023-01-12', TRUE),
  ('2023-01-13', FALSE),
  ('2023-01-14', FALSE),
  ('2023-01-15', FALSE),
  ('2023-01-16', TRUE),
  ('2023-01-17', TRUE),
  ('2023-01-18', TRUE),
  ('2023-01-19', TRUE),
  ('2023-01-20', FALSE),
  ('2023-01-21', FALSE),
  ('2023-01-22', FALSE),
  ('2023-01-23', TRUE),
  ('2023-01-24', TRUE),
  ('2023-01-25', TRUE),
  ('2023-01-26', TRUE),
  ('2023-01-27', FALSE),
  ('2023-01-28', FALSE),
  ('2023-01-29', FALSE),
  ('2023-01-30', TRUE),
  ('2023-01-31', TRUE),
  ('2023-02-01', TRUE),
  ('2023-02-02', TRUE),
  ('2023-02-03', FALSE),
  ('2023-02-04', FALSE),
  ('2023-02-05', FALSE),
  ('2023-02-06', FALSE),
  ('2023-02-07', TRUE),
  ('2023-02-08', TRUE),
  ('2023-02-09', TRUE),
  ('2023-02-10', FALSE),
  ('2023-02-11', FALSE),
  ('2023-02-12', FALSE),
  ('2023-02-13', FALSE),
  ('2023-02-14', TRUE),
  ('2023-02-15', TRUE),
  ('2023-02-16', TRUE),
  ('2023-02-17', FALSE),
  ('2023-02-18', FALSE),
  ('2023-02-19', FALSE),
  ('2023-02-20', FALSE),
  ('2023-02-21', TRUE),
  ('2023-02-22', TRUE),
  ('2023-02-23', TRUE),
  ('2023-02-24', FALSE),
  ('2023-02-25',

sql mariadb



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