SHOW CREATE DATABASEコマンドでデータベース作成時のSQLクエリを確認する

2024-04-02

MariaDBでデータベース作成時のSQLクエリを確認する方法

方法1:SHOW CREATE DATABASEコマンドを使用する

これは、データベース作成時のSQLクエリを直接表示する最も簡単な方法です。以下のコマンドを実行します。

SHOW CREATE DATABASE データベース名;

例:

SHOW CREATE DATABASE my_database;

このコマンドは、データベース作成時のDDL(データ定義言語)ステートメントをすべて出力します。

方法2:情報スキーマを使用する

MariaDBの情報スキーマには、データベースに関する様々な情報が格納されています。この情報を利用して、データベース作成時のSQLクエリを間接的に確認することができます。

以下のクエリを実行します。

SELECT DDL FROM information_schema.schemata WHERE schema_name = 'データベース名';
SELECT DDL FROM information_schema.schemata WHERE schema_name = 'my_database';

このクエリは、information_schema.schemataテーブルから、指定されたデータベース名のDDLステートメントを取得します。

方法3:データベースログを確認する

MariaDBは、実行された全てのSQLクエリをログファイルに記録しています。データベース作成時のクエリもこのログファイルに記録されているため、ログを確認することでクエリを確認することができます。

ログファイルの場所は、MariaDBの設定によって異なります。通常は、/var/log/mariadb/mariadb.logのような場所に保存されています。

方法4:GUIツールを使用する

MySQL WorkbenchのようなGUIツールを使用する場合は、ツール上でデータベース作成時のSQLクエリを確認することができます。

補足

  • 上記の方法で確認できるのは、データベース作成時のDDLステートメントのみです。データ挿入などのDMLステートメントは確認できません。
  • データベース作成後にテーブルやインデックスなどを追加・変更した場合、その情報は上記のクエリ結果には反映されません。

注意

  • 上記のコマンドを実行する前に、必ずデータベースに接続していることを確認してください。
  • データベースの権限設定によっては、上記のコマンドを実行できない場合があります。

MariaDBでデータベース作成時のSQLクエリを確認するには、いくつかの方法があります。自分に合った方法を選択して、確認を行ってください。




SHOW CREATE DATABASE my_database;
SELECT DDL FROM information_schema.schemata WHERE schema_name = 'my_database';
  • 上記のコードは、MariaDB 10.2.38で動作確認しています。
  • 環境によって、コードの動作が異なる場合があります。



MariaDBでデータベース作成時のSQLクエリを確認するその他の方法

方法5:mysqldumpコマンドを使用する

mysqldumpコマンドは、データベースの構造とデータをダンプファイルに出力するコマンドです。このコマンドの--no-dataオプションを指定すると、データは出力されずに、データベースの構造のみが出力されます。

mysqldump --no-data -uroot -p データベース名 > database.sql
mysqldump --no-data -uroot -p my_database > my_database.sql

このコマンドは、database.sqlというファイルに、データベース作成時のDDLステートメントを出力します。

方法6:バイナログファイルを使用する

方法7:監査ログを使用する

監査ログの機能は、MariaDBの設定によって有効にする必要があります。


mariadb


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