Raspberry Pi2でMariaDBにCSVデータをロードする3つの方法

2024-06-22

Raspberry Pi2でMariaDBにCSVデータをロードする方法

前提条件:

  • Raspberry Pi2にMariaDBがインストールされていること
  • ロードするCSVファイルが用意されていること

手順:

  1. MariaDBにログイン

    sudo mysql -u root -p
    
  2. CSVファイルの形式を確認

    以下のコマンドを使用して、CSVファイルの列挙限数とデータ型を確認します。

    DELIMITER = ',';
    SELECT *
    FROM `your_csv_file.csv`
    LIMIT 1;
    

    出力結果を確認し、列挙限数とデータ型がMariaDBテーブルの定義と一致していることを確認します。

  3. MariaDBテーブルを作成

    以下のコマンドを使用して、CSVファイルのデータに対応するMariaDBテーブルを作成します。

    CREATE TABLE `your_table_name` (
        `column1` data_type,
        `column2` data_type,
        ...
    );
    

    your_table_nameを実際のテーブル名に置き換え、column1column2を実際の列名に置き換えます。また、data_typeを実際のデータ型に置き換えます。

  4. CSVファイルをロード

    LOAD DATA LOCAL INFILE '/path/to/your_csv_file.csv'
    INTO TABLE `your_table_name`
    FIELDS TERMINATED BY ','
    LINES TERMINATED BY '\n'
    IGNORE 1 LINES;
    

    /path/to/your_csv_file.csvを実際のCSVファイルのパスに置き換え、your_table_nameを実際のテーブル名に置き換えます。

  5. データのロードを確認

    SELECT * FROM `your_table_name`;
    

補足:

  • LOCAL INFILE句を使用すると、MariaDBサーバーにファイルをアップロードせずに、クライアントマシンにあるファイルから直接データをロードできます。
  • FIELDS TERMINATED BY句とLINES TERMINATED BY句を使用して、CSVファイルの区切り文字を指定します。
  • IGNORE 1 LINES句を使用して、CSVファイルの最初の行をヘッダー行として無視します。

    注意事項:

    • 上記の手順は、Raspberry Pi2でMariaDBを実行する場合の一般的なものです。使用するMariaDBのバージョンやCSVファイルの形式によっては、手順が異なる場合があります。
    • データをロードする前に、必ずバックアップを取っておいてください。



    name,age,city
    Taro,10,Tokyo
    Jiro,15,Osaka
    Hanako,20,Kyoto
    
    CREATE TABLE `students` (
        `name` varchar(255),
        `age` int,
        `city` varchar(255)
    );
    
    LOAD DATA LOCAL INFILE '/path/to/students.csv'
    INTO TABLE `students`
    FIELDS TERMINATED BY ','
    LINES TERMINATED BY '\n'
    IGNORE 1 LINES;
    

    ロードされたデータを確認するコマンド:

    SELECT * FROM `students`;
    

    出力結果:

    name | age | city
    -----+-----+-----
    Taro | 10  | Tokyo
    Jiro | 15  | Osaka
    Hanako | 20  | Kyoto
    

    説明:

    • 上記のサンプルコードでは、students.csvという名前のCSVファイルをstudentsという名前のMariaDBテーブルにロードします。
    • CSVファイルの区切り文字は,、行区切り文字は\nです。
    • 最初の行はヘッダー行として無視されます。
    • 上記のサンプルコードはあくまでも一例であり、使用する環境やデータに合わせて変更する必要があります。



      Raspberry Pi2でMariaDBにCSVデータをロードするその他の方法

      MySQL Workbenchは、GUIでMariaDBを操作できるツールです。以下の手順で、CSVファイルをMariaDBテーブルにロードできます。

      1. MySQL Workbenchを起動します。
      2. 接続画面で、MariaDBサーバーのホスト名、ユーザー名、パスワードを入力して接続します。
      3. 接続したら、左側のナビゲーションツリーからロードしたいデータベースを選択します。
      4. テーブルリストから、ロードしたいテーブルを右クリックし、「データのインポート」を選択します。
      5. インポートウィザードが表示されます。
      6. ファイルの場所、ファイル形式、区切り文字、行区切り文字などを指定します。
      7. 「開始」ボタンをクリックすると、CSVファイルがテーブルにロードされます。

      Pythonスクリプトを使用する

      Pythonには、CSVファイルを操作するライブラリがいくつかあります。以下の例では、csvライブラリを使用して、CSVファイルをMariaDBテーブルにロードするスクリプトを作成します。

      import csv
      import mysql.connector
      
      # データベース接続情報
      db = mysql.connector.connect(
          host="localhost",
          user="root",
          password="password",
          database="your_database_name"
      )
      
      # CSVファイルの読み込み
      with open('your_csv_file.csv', 'r') as csvfile:
          reader = csv.reader(csvfile)
          next(reader)  # ヘッダー行をスキップ
      
          # データベースへの挿入
          cursor = db.cursor()
          for row in reader:
              cursor.execute("INSERT INTO your_table_name (column1, column2, ...) VALUES (%s, %s, ...)", row)
          db.commit()
      
      # データベース接続のクローズ
      cursor.close()
      db.close()
      

      上記スクリプトを実行するには、以下のコマンドを実行します。

      python load_csv_to_mariadb.py
      

      mysqldumpコマンドを使用して、CSVファイルをダンプファイルにエクスポートし、そのファイルをmysqlコマンドを使用してMariaDBテーブルにインポートできます。

      以下の例では、students.csvという名前のCSVファイルをstudents.sqlという名前のダンプファイルにエクスポートし、そのファイルをstudentsという名前のMariaDBテーブルにインポートします。

      # CSVファイルをダンプファイルにエクスポート
      mysqldump -u root -p your_database_name -t --fields-terminated=, --lines-terminated='\n' students > students.sql
      
      # ダンプファイルをインポート
      mysql -u root -p your_database_name < students.sql
      

          csv mariadb raspberry-pi2


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