【超便利!】MariaDBでSELECT RANGE FROM DUALを使って効率化しよう

2024-04-12

MariaDBでSELECT RANGE FROM DUALを使用する

SELECT RANGE FROM DUAL の構文

SELECT RANGE [start_value, end_value] FROM DUAL;
  • start_value: 範囲の開始値

オプション

  • BY: 値の間隔を指定
  • DESC: 降順に値を生成

動作例

単純な範囲

SELECT RANGE 1, 5 FROM DUAL;

-- 結果
-- 1
-- 2
-- 3
-- 4
-- 5

間隔を指定

SELECT RANGE 1, 10 BY 2 FROM DUAL;

-- 結果
-- 1
-- 3
-- 5
-- 7
-- 9

降順

SELECT RANGE 5, 1 BY -1 FROM DUAL;

-- 結果
-- 5
-- 4
-- 3
-- 2
-- 1

実用的な例

テストデータ生成

-- 1から100までのランダムな数値10個を生成
SELECT RANGE 1, 100 ORDER BY RAND() LIMIT 10 FROM DUAL;

ループ処理

SELECT * FROM table
ORDER BY id
LIMIT (SELECT MAX(id) FROM DUAL) - RANGE 1, 10;

-- 結果
-- 11番目から20番目までのレコードを取得

注意点

  • RANGE は、整数値のみを生成できます。
  • DUAL は、常に1行1列の仮想テーブルです。

まとめ

SELECT RANGE FROM DUAL は、MariaDBで簡単に範囲内の数値を生成できる便利な機能です。上記の例を参考に、さまざまな場面で活用してみてください。




テストデータ生成

-- 1から100までのランダムな数値10個を生成
SELECT RANGE 1, 100 ORDER BY RAND() LIMIT 10 FROM DUAL;

ループ処理

-- テーブル `table` の11番目から20番目までのレコードを取得
SELECT * FROM table
ORDER BY id
LIMIT (SELECT MAX(id) FROM DUAL) - RANGE 1, 10;

その他

-- 1から10までの奇数を生成
SELECT RANGE 1, 10 BY 2 - 1 FROM DUAL;

-- 10から1までの降順の値を生成
SELECT RANGE 10, 1 BY -1 FROM DUAL;

補足




SELECT RANGE FROM DUAL の代替方法

シーケンスを使用する

MariaDBには、シーケンスと呼ばれる、自動的に数値を生成する機能があります。シーケンスを使用すれば、SELECT RANGE FROM DUAL と同様に、範囲内の数値を生成することができます。

-- シーケンスを作成
CREATE SEQUENCE my_sequence START WITH 1 INCREMENT BY 1;

-- 1から10までの数値を生成
SELECT nextval('my_sequence') FROM DUAL
LIMIT 10;

ループを使用しても、範囲内の数値を生成することができます。

-- 1から10までの数値を生成
SET @i = 1;
WHILE @i <= 10 DO
  SELECT @i;
  SET @i = @i + 1;
END WHILE;

外部ツールを使用する

  • Python
import random

for i in range(1, 11):
  print(random.randint(1, 10))
  • Bash
for i in $(seq 1 10); do
  echo $i
done
  • 処理速度を重視する場合は、シーケンスを使用するのがおすすめです。

まとめ

SELECT RANGE FROM DUAL は、MariaDBで範囲内の数値を生成する便利な機能ですが、他の方法でも同様の処理を行うことができます。状況に合わせて、最適な方法を選択してください。


mariadb


MariaDBインストール失敗:make (Mac OSX 10.6.8) の原因と解決策

Mac OSX 10. 6.8でMariaDBをインストールしようとすると、make コマンドでエラーが発生してインストールが失敗します。原因この問題は、Mac OSX 10. 6.8に含まれる古いバージョンの開発ツールが原因で発生します。MariaDBのビルドに必要な機能が不足しているため、インストールが途中で止まってしまいます。...


レベルアップを目指せ!MySQL、phpMyAdmin、MariaDBでユーザーアカウントを操作するための高度なテクニック

権限エラー:最も一般的なエラーの一つは、権限不足によるものです。ユーザーアカウントに十分な権限がない場合、アカウントを作成したり、更新したりすることができません。この問題を解決するには、以下のいずれかの方法を実行します。rootユーザーとしてphpMyAdminにログイン: rootユーザーは、MySQLサーバー上のすべての権限を持ちます。...


MariaDBでTableSpaceを使用するメリットとデメリット

MariaDBは、MySQL互換のオープンソースデータベースです。MySQL 5.6以前と同様に、TableSpace機能をサポートしています。ただし、MySQL 5.7以降では、TableSpace機能は非推奨となり、代わりにパーティショニング機能が推奨されています。...


【保存版】MySQL/MariaDBで役立つソートテクニック:アルファベットと数字の混在列も安心

MySQLおよびMariaDBで、アルファベットと数字が混在した文字列列を、列中の数字に基づいてソートする方法について説明します。方法以下の2つの方法があります。SUBSTRING_INDEX() 関数を使用するこの方法は、文字列中の数字部分を切り出して数値に変換し、その値でソートを行います。...


データベース操作のレベルアップ!SQL、MySQL、MariaDBで既存の行から月の日付を自在に選択

このチュートリアルでは、SQL、MySQL、MariaDBを使用して、既存の表から特定の月のすべての日付を選択する方法について説明します。 具体的には、以下の内容を解説します。必要なライブラリと設定基本的なクエリの構文月の最初と最後の日付を取得する...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



【Mariadbチュートリアル】SQLで複数値フィールドからデータを抽出する方法

このチュートリアルでは、Mariadb を使用して、複数値フィールド からデータを抽出する方法について説明します。 複数値フィールドは、1 つのレコードに複数の値を格納できる特殊なデータ型です。 これは、顧客の興味、製品のカテゴリ、タグなど、さまざまなユースケースに役立ちます。