【MariaDB】特定フォルダのファイルをデータベースと比較!コマンドとシステムプロシージャの使い分け
MariaDBで特定フォルダ内のファイル名がデータベーステーブル内に存在するかどうかを確認する方法
方法1:LOAD DATA
とIN
句を使用する
- MariaDBにファイルをロードするために、
LOAD DATA
コマンドを使用します。このコマンドは、テキストファイルからデータをテーブルにロードするために使用されます。 IN
句を使用して、ロードされたファイル名とデータベーステーブル内の既存のファイル名を比較します。
LOAD DATA LOCAL INFILE '/path/to/files.txt'
INTO TABLE file_names
FIELDS TERMINATED BY ','
LINES TERMINATED BY '\n'
(file_name);
SELECT *
FROM file_names
WHERE file_name IN (
SELECT file_name
FROM database_table
);
方法2:FILE_TABLE
関数を使用する
FILE_TABLE
関数を使用して、特定のフォルダ内のファイルをテーブルとして表示します。この関数は、ファイル名、サイズ、作成日時などのファイルに関する情報を提供します。JOIN
操作を使用して、FILE_TABLE
とデータベーステーブルを結合します。
SELECT *
FROM file_table('/path/to/folder') AS file_names
JOIN database_table AS db_files
ON file_names.file_name = db_files.file_name;
どちらの方法を選択するかは、状況によって異なります。
- 方法2 は、ファイル数が多い場合や、ファイルに関する追加情報が必要な場合に適しています。
- 方法1 は、ファイル数が多い場合に適しています。
- ファイルをロードする前に、ファイル形式が正しいことを確認してください。
- ファイルを読み込む前に、適切な権限を持っていることを確認してください。
- 上記のコード例は、MySQL 8.0以降で使用できます。
-- テーブルの作成
CREATE TABLE file_names (
file_name VARCHAR(255) NOT NULL
);
CREATE TABLE database_table (
file_name VARCHAR(255) NOT NULL
);
-- ファイルのロード
LOAD DATA LOCAL INFILE '/path/to/files.txt'
INTO TABLE file_names
FIELDS TERMINATED BY ','
LINES TERMINATED BY '\n'
(file_name);
-- ファイル名の比較
SELECT *
FROM file_names
WHERE file_name IN (
SELECT file_name
FROM database_table
);
このコードの説明:
- 最初に、
file_names
とdatabase_table
という2つのテーブルを作成します。 - 次に、
LOAD DATA
コマンドを使用して、/path/to/files.txt
ファイルからfile_names
テーブルにファイルをロードします。 - 最後に、
SELECT
ステートメントを使用して、file_names
テーブルとdatabase_table
テーブルを結合し、両方のテーブルに存在するファイル名のみを選択します。
- カーソルを使用して、特定のフォルダ内の各ファイルに対してループ処理します。
- 各ファイルに対して、
EXISTS
サブクエリを使用して、ファイル名がデータベーステーブル内に存在するかどうかを確認します。
DECLARE file_name VARCHAR(255);
CURSOR file_cursor IS
SELECT file_name
FROM file_table('/path/to/folder');
OPEN file_cursor;
FETCH file_cursor INTO file_name;
WHILE FOUND(file_cursor) DO
IF NOT EXISTS (
SELECT 1
FROM database_table
WHERE file_name = file_name
) THEN
-- ファイル名がデータベーステーブル内に存在しない場合の処理
END IF;
FETCH file_cursor INTO file_name;
END WHILE;
CLOSE file_cursor;
方法4:システムプロシージャを使用する
FILE_READ
システムプロシージャを使用して、ファイルを1行ずつ読み取ります。- 各行に対して、ファイル名がデータベーステーブル内に存在するかどうかを確認します。
SET @file_name = '';
WHILE TRUE LOOP
CALL FILE_READ(@file_name);
IF NOT @file_name IS NULL THEN
IF NOT EXISTS (
SELECT 1
FROM database_table
WHERE file_name = @file_name
) THEN
-- ファイル名がデータベーステーブル内に存在しない場合の処理
END IF;
ELSE
LEAVE;
END IF;
END LOOP;
- 方法4 は、システムプロシージャを使用してコードをより簡潔に記述したい場合に適しています。
- 方法3 は、カーソルを使用してコードをより柔軟に制御したい場合に適しています。
- 方法1 は、最も単純でわかりやすい方法です。
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