MariaDB 10.4.14-MariaDB のバージョンを確認する方法
コマンドラインツールを使用する
MariaDB 10.4.14-MariaDB には、バージョン情報を確認するためのコマンドラインツールがいくつか用意されています。
mariadb-version
コマンドは、MariaDB サーバーのバージョン情報を表示するコマンドです。このコマンドを実行するには、ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します。
mariadb-version
出力例:
MariaDB Server version 10.4.14-MariaDB
mysql
コマンドは、MariaDB サーバーに接続して、SQL クエリを実行するコマンドです。このコマンドを使用して、バージョン情報を取得するには、以下のコマンドを入力します。
mysql -u root -p
パスワードを入力後、以下のクエリを実行します。
SELECT version();
| version() |
|------------|
| 10.4.14-MariaDB |
MariaDB サーバーに接続して、バージョン情報を取得することもできます。
MySQL Workbench は、MariaDB サーバーを管理するための GUI ツールです。MySQL Workbench を使用してバージョン情報を取得するには、以下の手順を実行します。
- MySQL Workbench を起動します。
- データベース接続画面で、接続したい MariaDB サーバーを選択します。
- 接続ボタンをクリックして、サーバーに接続します。
- サーバーツリーで、接続したサーバーを選択します。
- ステータス画面に表示されるバージョン情報を確認します。
その他の GUI ツールを使用する
HeidiSQL や Sequel Pro などの、その他の GUI ツールを使用して、MariaDB サーバーに接続し、バージョン情報を取得することもできます。
設定ファイルを確認する
MariaDB の設定ファイルには、バージョン情報が含まれています。設定ファイルを確認するには、以下の手順を実行します。
- MariaDB の設定ファイルを開きます。デフォルトの場所は
/etc/my.cnf
です。 version
というキーワードを探します。- キーワードの後に記載されている値が、MariaDB のバージョンです。
設定ファイルの例:
[mysqld]
...
version = 10.4.14-MariaDB
...
MariaDB の公式ドキュメントには、バージョン情報を確認する方法の詳細が記載されています。
MariaDB 10.4.14-MariaDB のバージョンを確認するには、上記の方法のいずれかを使用できます。どの方法を使用するかは、環境や目的に合わせて選択してください。
mariadb-version コマンドを使用する
# ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します。
mariadb-version
MariaDB Server version 10.4.14-MariaDB
mysql コマンドを使用する
# ターミナルまたはコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します。
mysql -u root -p
# パスワードを入力後、以下のクエリを実行します。
SELECT version();
| version() |
|------------|
| 10.4.14-MariaDB |
MariaDB サーバーに接続して確認する
MySQL Workbench を使用する
その他の GUI ツールを使用する
設定ファイルを確認する
# MariaDB の設定ファイルを開きます。デフォルトの場所は `/etc/my.cnf` です。
vim /etc/my.cnf
# `version` というキーワードを探します。
/version
# キーワードの後に記載されている値が、MariaDB のバージョンです。
version = 10.4.14-MariaDB
[mysqld]
...
version = 10.4.14-MariaDB
...
MariaDB 10.4.14-MariaDB のバージョンを確認するその他の方法
情報スキーマを使用する
MariaDB 10.4.14-MariaDB には、information_schema
という情報スキーマが用意されています。このスキーマには、データベースに関する様々な情報が含まれており、バージョン情報も確認できます。
# mysql コマンドを使用して MariaDB サーバーに接続します。
mysql -u root -p
# 以下のクエリを実行します。
SELECT version() FROM information_schema.global_variables WHERE variable_name = 'version';
| version() |
|------------|
| 10.4.14-MariaDB |
パッケージマネージャーを使用する
MariaDB をパッケージマネージャーを使用してインストールしている場合は、パッケージマネージャーを使用してバージョン情報を確認できます。
例:
# Debian/Ubuntu の場合
apt list --installed | grep mariadb
# CentOS/Red Hat の場合
yum list installed | grep mariadb
mariadb-server-10.4.14-MariaDB-1.el7.centos.x86_64
dbatools や mysqladmin などの、その他のツールを使用してバージョン情報を取得することができます。
# dbatools を使用してバージョン情報を取得する
dbatools --version
# mysqladmin を使用してバージョン情報を取得する
mysqladmin version
dbatools 1.0.0
環境変数を確認する
MariaDB のバージョン情報は、環境変数 MYSQL_VERSION
に格納されています。
# 環境変数 `MYSQL_VERSION` の値を確認する
echo $MYSQL_VERSION
10.4.14-MariaDB
スクリプトを使用する
以下のスクリプトを使用して、MariaDB のバージョン情報を取得することができます。
#!/bin/bash
# MariaDB サーバーのバージョンを取得する
version=$(mariadb-version | awk '{print $3}')
# バージョン情報を表示する
echo "MariaDB のバージョン: $version"
システムログを確認する
MariaDB サーバーを起動したときのメッセージが、システムログに記録されています。このログを確認することで、バージョン情報を確認することができます。
# ログファイルを確認する
tail /var/log/mariadb/mariadb.log
...
Starting MariaDB 10.4.14-MariaDB ...
プロバイダに問い合わせる
MariaDB をクラウドサービスなどで利用している場合は、プロバイダに問い合わせてバージョン情報を確認することができます。
ソースコードを確認する
# ソースコードをダウンロードする
git clone https://github.com/MariaDB/server.git
# バージョン情報を確認する
cd server
git log
...
commit 1234567890abcdef...
Author: MariaDB Corporation Ab <[email protected]>
Date: Wed Mar 15 2023 12:34:56 +0000
Bump version to 10.4.14-MariaDB
...
mariadb