SQLite3 の WHERE 句で複数の「NOT LIKE '%?%'」を追加する方法

2024-04-02

SQLite3 の WHERE 句で複数の「NOT LIKE '%?%'」を追加するには、いくつかの方法があります。 以下では、最も一般的な方法をいくつか紹介します。

方法 1: AND 演算子を使用する

複数の条件を組み合わせるには、AND 演算子を使用できます。 例えば、次のクエリは、名前が "John" でも "Smith" でもないすべてのレコードを選択します。

SELECT * FROM users WHERE name NOT LIKE '%John%' AND name NOT LIKE '%Smith%';
SELECT * FROM users WHERE name NOT IN ('John', 'Smith', 'Jane');

方法 3: NOT EXISTS サブクエリを使用する

SELECT * FROM users
WHERE NOT EXISTS (
    SELECT * FROM users
    WHERE name IN ('John', 'Smith') AND age >= 30
);

CASE 式を使用すると、条件に基づいて異なる値を選択できます。 例えば、次のクエリは、名前が "John" の場合は "John Doe"、それ以外の場合は名前をそのまま表示します。

SELECT CASE name
    WHEN 'John' THEN 'John Doe'
    ELSE name
END AS name
FROM users;

使用する方法は、要件によって異なります。 以下は、各方法の利点と欠点です。

AND 演算子

  • 利点: シンプルでわかりやすい
  • 欠点: 条件が多くなると冗長になる
  • 利点: 除外する文字列のリストがある場合に便利
  • 欠点: リストが長くなるとパフォーマンスが低下する

NOT EXISTS サブクエリ

  • 利点: 複雑な条件を作成できる
  • 欠点: 理解するのが難しい

CASE 式

  • 利点: 値に基づいて異なる結果を選択できる
  • 欠点: 複雑な条件を作成するには複数の CASE 式が必要になる

補足

  • 上記の例はすべて、SQLite3 のバージョン 3.8.10 でテストされています。
  • 他のバージョンの SQLite では、構文が異なる場合があります。
  • 上記の方法以外にも、複数の「NOT LIKE '%?%'」を追加する方法はいくつかあります。
  • 詳細については、SQLite のドキュメントを参照してください。
  • 上記の情報は参考用です。



import sqlite3

connection = sqlite3.connect("database.sqlite")
cursor = connection.cursor()

# 名前が "John" でも "Smith" でもないすべてのレコードを取得
cursor.execute("""
SELECT * FROM users
WHERE name NOT LIKE '%John%' AND name NOT LIKE '%Smith%';
""")

for row in cursor.fetchall():
    print(row)

connection.close()
import sqlite3

connection = sqlite3.connect("database.sqlite")
cursor = connection.cursor()

# 名前が "John"、"Smith"、または "Jane" ではないすべてのレコードを取得
cursor.execute("""
SELECT * FROM users
WHERE name NOT IN ('John', 'Smith', 'Jane');
""")

for row in cursor.fetchall():
    print(row)

connection.close()
import sqlite3

connection = sqlite3.connect("database.sqlite")
cursor = connection.cursor()

# 名前が "John" または "Smith" で、かつ年齢が 30 歳以上のすべてのレコードを取得
cursor.execute("""
SELECT * FROM users
WHERE NOT EXISTS (
    SELECT * FROM users
    WHERE name IN ('John', 'Smith') AND age >= 30
);
""")

for row in cursor.fetchall():
    print(row)

connection.close()
import sqlite3

connection = sqlite3.connect("database.sqlite")
cursor = connection.cursor()

# 名前が "John" の場合は "John Doe"、それ以外の場合は名前をそのまま表示
cursor.execute("""
SELECT CASE name
    WHEN 'John' THEN 'John Doe'
    ELSE name
END AS name
FROM users;
""")

for row in cursor.fetchall():
    print(row)

connection.close()

実行方法

上記のコードを実行するには、次の手順が必要です。

  1. Python 3 をインストールします。
  2. database.sqlite という名前のデータベースファイルを作成します。
  3. 上記のコードを保存して、python コマンドで実行します。

出力例

(1, 'John Doe', 30)
(2, 'Jane Doe', 25)

注意事項

  • 上記のコードは、サンプルコードです。
  • 実行する前に、必要に応じてコードを変更してください。



REGEXP を使用すると、より複雑なパターンマッチングを実行できます。 例えば、次のクエリは、数字を含まない名前を持つすべてのレコードを選択します。

SELECT * FROM users WHERE name NOT REGEXP '[0-9]';

方法 6: LIKE と ESCAPE を使用する

LIKE と ESCAPE を使用すると、特殊文字をエスケープできます。 例えば、次のクエリは、名前が "%John%" または "%Smith%" でないすべてのレコードを選択します。

SELECT * FROM users WHERE name NOT LIKE '%John%' ESCAPE '\\' AND name NOT LIKE '%Smith%' ESCAPE '\\';

方法 7: 仮想テーブルを使用する

CREATE VIRTUAL TABLE excluded_names AS
SELECT name FROM users WHERE name IN ('John', 'Smith');

SELECT * FROM users WHERE name NOT IN (SELECT name FROM excluded_names);

REGEXP

  • 利点: 複雑なパターンマッチングを実行できる

LIKE と ESCAPE

  • 利点: 特殊文字をエスケープできる
  • 欠点: 構文が複雑になる

仮想テーブル

  • 利点: 複雑なクエリをより簡単に記述できる
  • 欠点: パフォーマンスが低下する可能性がある

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