入力候補 (IntelliSense) - SQL Server Management Studio (SSMS)
SQL Server の IntelliSense を更新する方法
SQL Server Management Studio (SSMS) の IntelliSense 機能は、コードの記述を効率化するために役立ちます。しかし、データベースに変更を加えた場合、IntelliSense は自動的に更新されません。そのため、変更内容を反映させるために、手動で IntelliSense を更新する必要があります。
更新方法
IntelliSense を更新するには、以下の方法があります。
SSMS を再起動する
SSMS を再起動すると、IntelliSense キャッシュがクリアされ、最新の情報が読み込まれます。
クエリ エディターで "Ctrl+Shift+R" を押す
クエリ エディターで "Ctrl+Shift+R" を押すと、現在のクエリ ウィンドウに対して IntelliSense が更新されます。
オブジェクト エクスプローラーでデータベースを更新する
オブジェクト エクスプローラーでデータベースを更新すると、そのデータベースに対する IntelliSense が更新されます。
IntelliSense オプションを使用する
SSMS の "ツール" メニューから "オプション" を選択し、"IntelliSense" ページを開きます。このページで "キャッシュをクリア" ボタンをクリックすると、IntelliSense キャッシュがクリアされ、最新の情報が読み込まれます。
詳細
トラブルシューティング
IntelliSense を更新しても問題が解決しない場合は、以下の点を確認してください。
- SSMS が最新バージョンであることを確認してください。
- データベースへの接続が正常であることを確認してください。
- IntelliSense オプションが正しく設定されていることを確認してください。
- 上記の情報は、SQL Server 2008 およびそれ以降のバージョンに適用されます。
- SSMS 以外にも、Visual Studio など他の IDE で SQL Server の IntelliSense を使用することができます。
用語解説
- IntelliSense : コードの記述を効率化する機能。コード補完、エラーチェック、パラメーターヒントなどを提供する。
- SSMS : SQL Server Management Studio の略。SQL Server を管理するためのツール。
- クエリ エディター : SSMS でクエリを実行するためのツール。
- オブジェクト エクスプローラー : SSMS でデータベースオブジェクトを管理するためのツール。
SELECT
OrderID,
CustomerID,
OrderDate,
ShipDate
FROM
Sales.OrderHeaders
このクエリを実行する前に、AdventureWorks2019
データベースに接続していることを確認してください。
クエリを実行する手順
- SSMS を起動します。
- オブジェクト エクスプローラーで
AdventureWorks2019
データベースを展開します。 Sales
フォルダーを展開します。OrderHeaders
テーブルを右クリックし、新しいクエリ
を選択します。- 上記のコードをクエリ エディターに貼り付けます。
F5
キーを押してクエリを実行します。
クエリ結果
クエリを実行すると、OrderHeaders
テーブルのすべてのレコードが表示されます。
出力例
OrderID CustomerID OrderDate ShipDate
------- --------- ------------ ------------
1 10248 2008-01-01 2008-01-05
2 10249 2008-01-02 2008-01-06
3 10250 2008-01-03 2008-01-07
...
解説
このクエリは、SELECT
ステートメントを使用して、OrderHeaders
テーブルから OrderID
、CustomerID
、OrderDate
、ShipDate
の各列を取得しています。
- キャッシュのクリア: IntelliSense キャッシュをクリアして、最新の情報を読み込みます。
- データベースの更新: 現在のデータベースに対する IntelliSense を更新します。
- オブジェクトの更新: 選択したオブジェクトに対する IntelliSense を更新します。
ショートカットキーを使用する
以下のショートカットキーを使用して、IntelliSense を更新することができます。
- Ctrl+Shift+R: 現在のクエリ ウィンドウに対する IntelliSense を更新します。
スクリプトを実行する
EXEC sp_refresh_ IntelliSense
データベースを再起動する
サーバーを再起動する
注意事項
- 上記の方法を使用する前に、データベースへの接続が正常であることを確認してください。
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