【超便利】MySQL/MariaDBでDATETIME情報のタイムゾーンを一括変換!UPDATE、SELECT、ストアドプロシージャの使い分け

2024-06-15

MySQL/MariaDB で DATETIME エントリーのタイムゾーンをまとめて変換する方法

方法 1: UPDATE ステートメントを使用する

UPDATE ステートメントを使用して、DATETIME エントリーのタイムゾーンを直接変更できます。この方法は、単一の列のタイムゾーンを変更する場合に便利です。

UPDATE your_table
SET your_datetime_column = CONVERT_TZ(your_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', 'YOUR_TARGET_TIMEZONE');

例:

UPDATE my_table
SET my_datetime_column = CONVERT_TZ(my_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', 'America/Los_Angeles');

この例では、my_table テーブルの my_datetime_column 列のすべてのエントリーが、現在のセッションのタイムゾーンから America/Los_Angeles タイムゾーンに変換されます。

SELECT your_datetime_column, CONVERT_TZ(your_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', 'YOUR_TARGET_TIMEZONE') AS your_new_datetime_column
FROM your_table;
SELECT my_datetime_column, CONVERT_TZ(my_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', 'America/Los_Angeles') AS my_new_datetime_column
FROM my_table;

この例では、my_table テーブルの my_datetime_column 列のすべてのエントリーが America/Los_Angeles タイムゾーンに変換され、my_new_datetime_column という新しい列に格納されます。

方法 3: ストアドプロシージャを使用する

ストアドプロシージャを使用して、DATETIME エントリーのタイムゾーン変換をカプセル化できます。この方法は、複雑な変換ロジックがある場合に便利です。

CREATE PROCEDURE convert_timezone(IN your_datetime_column DATETIME, IN your_target_timezone VARCHAR(255))
BEGIN
  UPDATE your_table
  SET your_datetime_column = CONVERT_TZ(your_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', your_target_timezone);
END PROCEDURE;
CALL convert_timezone('2024-06-14 13:14:00', 'America/Los_Angeles');

この例では、convert_timezone というストアドプロシージャが作成され、your_datetime_column 列のエントリーを America/Los_Angeles タイムゾーンに変換します。

注意事項:

  • タイムゾーン変換を行う前に、データベースをバックアップすることをお勧めします。
  • タイムゾーン変換を行うと、日付と時刻が変更される可能性があることに注意してください。
  • 複数の列のタイムゾーンを変更する場合は、すべての列に同じタイムゾーンを使用する必要があります。

これらの方法のいずれを使用して、MySQL/MariaDB で DATETIME エントリーのタイムゾーンをまとめて変換することができます。どの方法を使用するかは、要件とニーズによって異なります。




    UPDATE my_table
    SET my_datetime_column = CONVERT_TZ(my_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', 'America/Los_Angeles');
    

    方法 2: SELECT ステートメントと CONVERT_TZ 関数を使用する

    SELECT my_datetime_column, CONVERT_TZ(my_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', 'America/Los_Angeles') AS my_new_datetime_column
    FROM my_table;
    
    CREATE PROCEDURE convert_timezone(IN your_datetime_column DATETIME, IN your_target_timezone VARCHAR(255))
    BEGIN
      UPDATE your_table
      SET your_datetime_column = CONVERT_TZ(your_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', your_target_timezone);
    END PROCEDURE;
    
    CALL convert_timezone('2024-06-14 13:14:00', 'America/Los_Angeles');
    

    これらのサンプルコードは、あくまでも参考としてご使用ください。実際の使用にあたっては、必要に応じて修正を加えてください。

    • 上記のサンプルコードは、my_table というテーブルと my_datetime_column という列を使用しています。実際の使用にあたっては、これらの名前を実際のテーブル名と列名に変更してください。
    • America/Los_Angeles は、変換先のタイムゾーンの例です。実際の使用にあたっては、必要なタイムゾーンに変更してください。
    • MySQL/MariaDB のバージョンによって、使用できる機能や構文が異なる場合があります。詳細は、MySQL/MariaDB の公式ドキュメントを参照してください。
    • タイムゾーン変換は、複雑な操作になる可能性があります。ご不明な点があれば、データベース管理者または専門家に相談することをお勧めします。



    MySQL/MariaDB で DATETIME エントリーのタイムゾーンをまとめて変換するその他の方法

    CONVERT_TZ() 関数とサブクエリを使用する:

    この方法は、CONVERT_TZ() 関数とサブクエリを使用して、変換対象となる DATETIME エントリーを指定します。

    UPDATE your_table
    SET your_datetime_column = (
        SELECT CONVERT_TZ(subquery.your_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', 'YOUR_TARGET_TIMEZONE')
        FROM your_table AS subquery
        WHERE subquery.your_id = your_table.your_id
    );
    

    利点:

    • 特定の条件に合致するエントリーのみを変換できます。
    • サブクエリを使用するため、処理速度が遅くなる可能性があります。

    TZFILTER() 関数を使用する:

    この方法は、TZFILTER() 関数を使用して、DATETIME エントリーを特定のタイムゾーンで表示します。変換自体は行われませんが、結果としてタイムゾーンが変換されたかのように見えます。

    SELECT your_datetime_column, TZFILTER(your_datetime_column, 'CURRENT_SESSION', 'YOUR_TARGET_TIMEZONE') AS your_new_datetime_column
    FROM your_table;
    
    • 変換処理が軽量です。
    • エントリーは実際には変換されないので、WHERE 句などの条件式で使用することはできません。

    サードパーティ製のツールを使用する:

    MySQL/MariaDB には、DATETIME エントリーのタイムゾーンをまとめて変換するためのサードパーティ製のツールがいくつか用意されています。これらのツールは、GUI を備えているものも多く、初心者でも簡単に使用できます。

      • サードパーティ製のツールを使用する場合は、ライセンス条項をよく読んでから使用してください。
      • ツールによっては、すべての機能が無料で利用できない場合があります。

      mysql mariadb


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