`.hush` メソッドを使ってRailsコンソールのSQLログ出力を一時的に無効化する

2024-07-27

RailsコンソールでのSQLログ無効化

ActiveRecord::Base.logger.level 設定

ActiveRecord::Base.logger.level を設定することで、ログレベルを変更できます。デフォルトは Logger::DEBUG で、すべてのSQLクエリが出力されます。

例:

# 全てのSQLクエリを無効化
ActiveRecord::Base.logger.level = 1 # または Logger::INFO

# デバッグレベルのみに設定
ActiveRecord::Base.logger.level = Logger::DEBUG

# 詳細なSQLクエリのみ出力
ActiveRecord::Base.logger.level = Logger::SQL

環境変数

RAILS_LOG_LEVEL 環境変数を設定することで、ログレベルを変更できます。

# 全てのSQLクエリを無効化
export RAILS_LOG_LEVEL=info

# デバッグレベルのみに設定
export RAILS_LOG_LEVEL=debug

# 詳細なSQLクエリのみ出力
export RAILS_LOG_LEVEL=sql

注意事項

  • 上記の設定は、Railsコンソールでのみ有効です。
  • ログレベルを変更すると、デバッグが難しくなる場合があります。
  • 詳細なSQLクエリが必要な場合は、Logger::SQL を設定することをおすすめします。
  • 特定のモデルのSQLログのみ無効化したい場合は、Model.logger.level を設定します。
  • 特定のクエリのみ無効化したい場合は、#silence メソッドを使用します。
# 特定のモデルのSQLログを無効化
User.logger.level = 1

# 特定のクエリのみ無効化
User.where(name: 'John').all.silence do
  # SQLクエリは出力されない
end



# 全てのSQLクエリを無効化
ActiveRecord::Base.logger.level = 1

# デバッグレベルのみに設定
ActiveRecord::Base.logger.level = Logger::DEBUG

# 詳細なSQLクエリのみ出力
ActiveRecord::Base.logger.level = Logger::SQL

# 特定のモデルのSQLログのみ無効化
User.logger.level = 1

# 特定のクエリのみ無効化
User.where(name: 'John').all.silence do
  # SQLクエリは出力されない
end

実行方法

  1. 上記のコードをファイルに保存します。
  2. Railsコンソールを起動します。
  3. ファイルを実行します。

結果

  • ActiveRecord::Base.logger.level を設定することで、すべてのSQLクエリを無効化できます。
  • User.logger.level を設定することで、特定のモデルのSQLログのみ無効化できます。
  • #silence メソッドを使用することで、特定のクエリのみ無効化できます。



rails console --silent

.hush メソッド

ActiveRecord::Base クラスに .hush メソッドが追加されました。このメソッドを使用すると、一時的にすべてのSQLクエリ出力を無効化できます。

# 全てのSQLクエリを一時的に無効化
ActiveRecord::Base.hush do
  # SQLクエリは出力されない
end

gem を使用する

quiet_logger などの gem を使用して、SQLログ出力を無効化できます。

gem 'quiet_logger'

# 全てのSQLクエリを無効化
QuietLogger.start do
  # SQLクエリは出力されない
end

sql ruby-on-rails console



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