`.hush` メソッドを使ってRailsコンソールのSQLログ出力を一時的に無効化する
RailsコンソールでのSQLログ無効化
ActiveRecord::Base.logger.level 設定
ActiveRecord::Base.logger.level
を設定することで、ログレベルを変更できます。デフォルトは Logger::DEBUG
で、すべてのSQLクエリが出力されます。
例:
# 全てのSQLクエリを無効化
ActiveRecord::Base.logger.level = 1 # または Logger::INFO
# デバッグレベルのみに設定
ActiveRecord::Base.logger.level = Logger::DEBUG
# 詳細なSQLクエリのみ出力
ActiveRecord::Base.logger.level = Logger::SQL
環境変数
RAILS_LOG_LEVEL
環境変数を設定することで、ログレベルを変更できます。
# 全てのSQLクエリを無効化
export RAILS_LOG_LEVEL=info
# デバッグレベルのみに設定
export RAILS_LOG_LEVEL=debug
# 詳細なSQLクエリのみ出力
export RAILS_LOG_LEVEL=sql
注意事項
- 上記の設定は、Railsコンソールでのみ有効です。
- ログレベルを変更すると、デバッグが難しくなる場合があります。
- 詳細なSQLクエリが必要な場合は、
Logger::SQL
を設定することをおすすめします。
- 特定のモデルのSQLログのみ無効化したい場合は、
Model.logger.level
を設定します。 - 特定のクエリのみ無効化したい場合は、
#silence
メソッドを使用します。
# 特定のモデルのSQLログを無効化
User.logger.level = 1
# 特定のクエリのみ無効化
User.where(name: 'John').all.silence do
# SQLクエリは出力されない
end
# 全てのSQLクエリを無効化
ActiveRecord::Base.logger.level = 1
# デバッグレベルのみに設定
ActiveRecord::Base.logger.level = Logger::DEBUG
# 詳細なSQLクエリのみ出力
ActiveRecord::Base.logger.level = Logger::SQL
# 特定のモデルのSQLログのみ無効化
User.logger.level = 1
# 特定のクエリのみ無効化
User.where(name: 'John').all.silence do
# SQLクエリは出力されない
end
実行方法
- 上記のコードをファイルに保存します。
- Railsコンソールを起動します。
- ファイルを実行します。
結果
ActiveRecord::Base.logger.level
を設定することで、すべてのSQLクエリを無効化できます。User.logger.level
を設定することで、特定のモデルのSQLログのみ無効化できます。#silence
メソッドを使用することで、特定のクエリのみ無効化できます。
rails console --silent
.hush メソッド
ActiveRecord::Base
クラスに .hush
メソッドが追加されました。このメソッドを使用すると、一時的にすべてのSQLクエリ出力を無効化できます。
# 全てのSQLクエリを一時的に無効化
ActiveRecord::Base.hush do
# SQLクエリは出力されない
end
gem を使用する
quiet_logger
などの gem
を使用して、SQLログ出力を無効化できます。
gem 'quiet_logger'
# 全てのSQLクエリを無効化
QuietLogger.start do
# SQLクエリは出力されない
end
sql ruby-on-rails console