SQLite CREATE VIRTUAL TABLEコマンドで異なるデータベースのテーブルを結合

2024-04-02

SQLiteで異なるデータベースのテーブルを結合する方法

ATTACH DATABASE コマンド

概要:

ATTACH DATABASE コマンドを使用して、別のデータベースを現在のデータベースに一時的に接続し、テーブルを結合します。

メリット:

  • シンプルで使いやすい
  • 他の方法よりも高速
  • 接続するデータベースが同じファイルシステム上に存在する必要がある
  • 一時的な接続なので、接続を解除すると結合結果も消える

例:

ATTACH DATABASE 'database2.sqlite' AS db2;

SELECT * FROM table1 JOIN db2.table2 ON table1.id = db2.table2.id;

DETACH DATABASE db2;

CREATE VIRTUAL TABLE コマンド

CREATE VIRTUAL TABLE コマンドを使用して、別のデータベースのテーブルを仮想テーブルとして現在のデータベースに作成し、結合します。

  • 接続を解除しても結合結果が残る
  • ATTACH DATABASE コマンドよりも複雑
  • 他の方法よりも遅くなる場合がある
CREATE VIRTUAL TABLE table2 USING sqlite('database2.sqlite', 'table2');

SELECT * FROM table1 JOIN table2 ON table1.id = table2.id;

DROP TABLE table2;

外部テーブル機能

SQLite 3.8.0 以降では、外部テーブル機能を使用して、別のデータベースのテーブルを直接結合できます。

  • 最も柔軟な方法
  • SQLite 3.8.0 以降が必要
  • 設定が複雑
PRAGMA foreign_keys = ON;

CREATE TABLE table3 (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT
);

ATTACH DATABASE 'database2.sqlite' AS db2;

INSERT INTO table3 (id, name)
SELECT id, name FROM db2.table2;

SELECT * FROM table1 JOIN table3 ON table1.id = table3.id;

DETACH DATABASE db2;
  • SQLiteのバージョン



ATTACH DATABASE コマンド

-- database1.sqlite

CREATE TABLE table1 (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT
);

INSERT INTO table1 (id, name) VALUES (1, 'John Doe');
INSERT INTO table1 (id, name) VALUES (2, 'Jane Doe');

-- database2.sqlite

CREATE TABLE table2 (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  age INTEGER
);

INSERT INTO table2 (id, age) VALUES (1, 30);
INSERT INTO table2 (id, age) VALUES (2, 25);

-- 接続

ATTACH DATABASE 'database2.sqlite' AS db2;

-- 結合

SELECT t1.name, t2.age
FROM table1 AS t1
JOIN db2.table2 AS t2 ON t1.id = t2.id;

-- 結果

-- name | age
-- ----- | -----
-- John Doe | 30
-- Jane Doe | 25

-- 切断

DETACH DATABASE db2;

CREATE VIRTUAL TABLE コマンド

-- database1.sqlite

CREATE TABLE table1 (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT
);

INSERT INTO table1 (id, name) VALUES (1, 'John Doe');
INSERT INTO table1 (id, name) VALUES (2, 'Jane Doe');

-- 接続

CREATE VIRTUAL TABLE table2 USING sqlite('database2.sqlite', 'table2');

-- 結合

SELECT t1.name, t2.age
FROM table1 AS t1
JOIN table2 AS t2 ON t1.id = t2.id;

-- 結果

-- name | age
-- ----- | -----
-- John Doe | 30
-- Jane Doe | 25

-- 切断

DROP TABLE table2;

外部テーブル機能

-- database1.sqlite

PRAGMA foreign_keys = ON;

CREATE TABLE table3 (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT
);

-- 接続

ATTACH DATABASE 'database2.sqlite' AS db2;

-- 同期

INSERT INTO table3 (id, name)
SELECT id, name FROM db2.table2;

-- 結合

SELECT t1.name, t3.age
FROM table1 AS t1
JOIN table3 AS t3 ON t1.id = t3.id;

-- 結果

-- name | age
-- ----- | -----
-- John Doe | 30
-- Jane Doe | 25

-- 切断

DETACH DATABASE db2;



他の方法

UNION 句

UNION 句を使用して、異なるデータベースのテーブルを結合できます。

  • 結合条件を指定できない
  • 重複行が表示される
SELECT * FROM table1
UNION
SELECT * FROM db2.table2;
  • 複雑になる場合がある
SELECT * FROM table1
WHERE id IN (
  SELECT id FROM db2.table2
);
import sqlite3

# 接続

conn1 = sqlite3.connect('database1.sqlite')
conn2 = sqlite3.connect('database2.sqlite')

# カーソル取得

cursor1 = conn1.cursor()
cursor2 = conn2.cursor()

# クエリ実行

cursor1.execute('SELECT * FROM table1')
cursor2.execute('SELECT * FROM table2')

# 結合

results = []
for row1 in cursor1.fetchall():
  for row2 in cursor2.fetchall():
    if row1[0] == row2[0]:
      results.append((row1[1], row2[1]))

# クローズ

cursor1.close()
cursor2.close()
conn1.close()
conn2.close()

# 結果表示

for result in results:
  print(result)
  • 結合条件の複雑さ
  • 重複行の処理
  • 開発環境

sql database sqlite


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