爆速!REGEXP_REPLACEとPATINDEXでVARCHAR型から非数値文字を削除
SQL ServerでVARCHAR型から非数値文字を最も速く削除する方法
SQL ServerでVARCHAR型から非数値文字を削除する方法はいくつかありますが、それぞれ速度やパフォーマンスに違いがあります。
この解説では、最も高速な方法である REGEXP_REPLACE
関数と PATINDEX
関数を組み合わせた方法を、以下の3つのステップで詳しく説明します。
ステップ1:非数値文字のパターンを定義
REGEXP_REPLACE
関数は、正規表現を使用して文字列を置換できます。非数値文字を表す正規表現パターンは、以下の2種類があります。
- 数字以外全て:
[^0-9]
ステップ2:非数値文字を空白に置換
REGEXP_REPLACE
関数を使用して、定義したパターンに合致する文字列を空白に置換します。
SELECT REGEXP_REPLACE(column_name, '[^0-9]', '') AS result
FROM table_name;
ステップ3:処理時間を計測
PATINDEX
関数を使用して、非数値文字が存在する最初の位置を検索し、処理時間を計測します。
SELECT PATINDEX('%[^0-9]%','column_name') AS time
FROM table_name;
パフォーマンスの比較
上記の方法は、他の方法と比べて処理速度が速く、パフォーマンスも向上します。
- 上記の方法は、VARCHAR型だけでなく、CHAR型にも使用できます。
- 処理速度は、データ量やサーバーの性能によって異なります。
- 他の方法との比較テストを行い、最適な方法を選択することをおすすめします。
- 正規表現のパターンは、必要に応じて変更できます。
- 空白以外の文字列に置換したい場合は、
''
の部分を置換したい文字列に変更します。
注意
- 上記の方法は、テスト環境で実行してから本番環境で使用することをおすすめします。
- データの損失を防ぐため、バックアップを取ることを忘れずに行いましょう。
-- サンプルデータ
CREATE TABLE sample_table (
id INT,
column_name VARCHAR(50)
);
INSERT INTO sample_table (id, column_name) VALUES
(1, '123abc456'),
(2, 'def789ghi'),
(3, ' jkl012 mno');
-- 非数値文字を空白に置換
SELECT REGEXP_REPLACE(column_name, '[^0-9]', '') AS result
FROM sample_table;
-- 処理時間を計測
SELECT PATINDEX('%[^0-9]%','column_name') AS time
FROM sample_table;
結果
result
-------
123456
789
012
処理時間
time
-------
1
1
1
- サンプルデータは、必要に応じて変更してください。
SELECT REPLACE(column_name, 'a', '') AS result
FROM table_name;
SUBSTRING 関数
SUBSTRING
関数は、文字列の一部を切り取ることができます。
SELECT SUBSTRING(column_name, 1, PATINDEX('%[^0-9]%') - 1) AS result
FROM table_name;
LEFT 関数と RIGHT 関数
LEFT
関数は、文字列の左側部分を取得します。RIGHT
関数は、文字列の右側部分を取得します。
SELECT LEFT(column_name, PATINDEX('%[^0-9]%') - 1) AS result
FROM table_name;
SELECT RIGHT(column_name, LEN(column_name) - PATINDEX('%[^0-9]%') + 1) AS result
FROM table_name;
WHILE ループ
WHILE
ループを使用して、非数値文字を1文字ずつ削除することができます。
DECLARE @i INT
DECLARE @result VARCHAR(50)
SET @i = 1
SET @result = column_name
WHILE PATINDEX('%[^0-9]%', @result) > 0
BEGIN
SET @result = LEFT(@result, PATINDEX('%[^0-9]%', @result) - 1)
SET @i = @i + 1
END
SELECT @result AS result;
上記の方法は、それぞれ処理速度やパフォーマンスに違いがあります。
REGEXP_REPLACE
関数とPATINDEX
関数を組み合わせた方法は、最も高速な方法です。REPLACE
関数は、比較的処理速度が速い方法です。SUBSTRING
関数、LEFT
関数、RIGHT
関数は、処理速度が比較的遅い方法です。WHILE
ループは、最も処理速度が遅い方法です。
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