異なるWindowsユーザーでSQL Server Management Studioに接続する方法

2024-04-02

SQL Server Management Studioで異なるWindowsユーザーを接続する方法 (2005以降)

SQL Server Management Studio (SSMS) は、Microsoft SQL Server を管理するためのツールです。デフォルトでは、SSMS は現在のWindowsユーザーの認証情報を使用してSQL Serverに接続します。しかし、異なるWindowsユーザーの認証情報を使用して接続したい場合もあります。

方法

異なるWindowsユーザーの認証情報を使用してSSMSに接続するには、以下の2つの方法があります。

方法1：接続プロパティを使用する

SSMS を起動します。
オブジェクトエクスプローラー で、接続したい サーバー を右クリックします。
接続を選択します。
接続プロパティ ダイアログボックスで、 セキュリティ タブを選択します。
認証で Windows認証 を選択します。
接続使用する で 別のユーザー を選択します。
ユーザー名 と パスワード に、接続したいWindowsユーザーの認証情報を入力します。
OK をクリックします。

方法2：コマンドプロンプトを使用する

コマンドプロンプトを起動します。
以下のコマンドを実行します。

ssms -S <サーバー名> -U <ユーザー名> -P <パスワード>

例

以下の例では、SERVERNAME という名前のサーバーに、USERNAME という名前のユーザーで接続します。

ssms -S SERVERNAME -U USERNAME -P PASSWORD

注意事項

異なるWindowsユーザーの認証情報を使用して接続するには、そのユーザーがSQL Serverに接続する権限を持っている必要があります。
接続プロパティを使用する場合は、パスワードを保存しないことをお勧めします。

追加情報

SSMS では、SQL Server 認証とWindows認証の両方を使用できます。
SQL Server 認証は、データベースエンジンに直接接続する場合に使用されます。
Windows認証は、Active Directory ドメインに参加しているサーバーに接続する場合に使用されます。

改善点

コードブロックを追加して、コマンドプロンプトを使用した接続方法をより分かりやすく説明しました。
接続するユーザーがSQL Serverに接続する権限を持っている必要があることを注意事項に追加しました。

-- オブジェクト エクスプローラーでサーバーを右クリックし、接続を選択

-- 接続プロパティダイアログボックスで、セキュリティタブを選択

-- 認証でWindows認証を選択

-- 接続使用するで別のユーザーを選択

-- ユーザー名とパスワードに、接続したいWindowsユーザーの認証情報を入力

-- OKをクリック

-- コマンドプロンプトを起動

-- 以下のコマンドを実行

ssms -S SERVERNAME -U USERNAME -P PASSWORD

-- 例

ssms -S SERVERNAME -U USERNAME -P PASSWORD

他の方法

SSMS のショートカットを作成します。
ショートカットのプロパティを開きます。
ターゲット ボックスに、以下のコマンドを追加します。

-U <ユーザー名> -P <パスワード>

"C:\Program Files\Microsoft SQL Server\150\Tools\Binn\ManagementStudio\Ssms.exe" -U USERNAME -P PASSWORD

ファイル メニューから 新しい > クエリ を選択します。

EXEC sp_addlinkedserver @server = 'SERVERNAME', @srvproduct = 'SQL Server', @provider = 'SQLNCLI11', @datasrc = 'SERVERNAME', @catalog = 'master', @usesntlm = 'True'

EXEC sp_addlinkedserver @server = 'SERVERNAME', @srvproduct = 'SQL Server', @provider = 'SQLNCLI11', @datasrc = 'SERVERNAME', @catalog = 'master', @usesntlm = 'True'