コマンドライン操作が苦手でも大丈夫!GUI ツールを使ってデータベースを復元する方法
mysqldump からダンプファイルを復元する方法
ダンプファイルの復元には、いくつかの方法があります。
mysql コマンドを使う
最も簡単な方法は、mysql
コマンドを使ってダンプファイルを復元する方法です。
mysql -u ユーザー名 -p パスワード データベース名 < ダンプファイル名.sql
オプション
-u
: データベース接続に使用するユーザー名-h
: データベースサーバーのホスト名 (デフォルトは localhost)
例
mysql -u root -p my_database < my_database.sql
mysqlimport
コマンドは、ダンプファイルからデータをインポートするために使用されます。
mysqlimport -u ユーザー名 -p パスワード データベース名 ダンプファイル名.sql
-L
: ローカルファイルを読み込む-D
: データベース名
mysqlimport -u root -p my_database my_database.sql
GUI ツールを使う
MySQL Workbench などの GUI ツールを使ってダンプファイルを復元することもできます。
- コマンドライン操作に慣れていない人でも簡単に使える
- データベースの構造やデータを視覚的に確認できる
- スクリプトを実行する前に内容を確認できる
GUI ツールの使い方は、ツールによって異なりますが、一般的には以下の手順でダンプファイルを復元することができます。
- ツールを起動し、データベースに接続する
- ダンプファイルを選択する
- 復元するオプションを選択する
- 復元を実行する
注意事項
- ダンプファイルを復元する前に、復元先のデータベースが空であることを確認してください。
- ダンプファイルは、MySQL のバージョンと互換性がある必要があります。
- 大規模なダンプファイルを復元するには、時間がかかる場合があります。
- データベースの復元は、慎重に行う必要があります。誤操作によってデータが失われる可能性があります。
- データベースの復元前に、必ずバックアップを取るようにしてください。
mysql コマンドを使う
# データベースに接続
mysql -u root -p my_database
# ダンプファイルを復元
< my_database.sql
# データベースから切断
exit
mysqlimport コマンドを使う
# データベースに接続
mysqlimport -u root -p my_database my_database.sql
GUI ツールを使う
- MySQL Workbench を起動し、データベースに接続する
- 左側のツリービューで "Databases" を展開し、復元したいデータベースを選択する
- 右上の "Restore" ボタンをクリックする
- "Import from File" を選択し、ダンプファイルを選択する
- "Start Import" をクリックする
その他の GUI ツールも、同様の手順でダンプファイルを復元することができます。
ダンプファイルを復元するその他の方法
mysqldump
の --replace オプションを使うと、既存のテーブルを削除してから新しいテーブルを作成することができます。
mysqldump -u ユーザー名 -p パスワード --replace データベース名 < ダンプファイル名.sql
mysqldump
の --skip-extended-insert オプションを使うと、INSERT ステートメントの代わりに LOAD DATA INFILE ステートメントを使ってデータをインポートすることができます。
mysqldump -u ユーザー名 -p パスワード --skip-extended-insert データベース名 < ダンプファイル名.sql
スクリプトを使う
シェルスクリプトや Python スクリプトを使って、ダンプファイルを復元することができます。
- 自動化できる
- 複雑な処理を実行できる
#!/bin/bash
# データベースに接続
mysql -u root -p my_database
# ダンプファイルを復元
cat my_database.sql | mysql
# データベースから切断
exit
- スクリプトを使う場合は、セキュリティに注意する必要があります。
- スクリプトを実行する前に、必ずテストしてください。
X 0
mysql sql database