SQLAlchemy、データベース移行、Alembic:連番Revision ID生成で移行履歴をスッキリ管理

2024-04-02

SQLAlchemy、データベース移行、Alembicにおける「Is there any way to generate sequential Revision IDs in Alembic?」の解説

Alembicでは、Revision IDは整数型で表現されます。デフォルトでは、AlembicはランダムなUUIDをRevision IDとして生成します。しかし、いくつかの理由から、連番で生成したい場合があります。

連番でRevision IDを生成する利点

  • 移行履歴を簡単に確認できる
  • 特定の移行ステップに素早く移動できる
  • テストコードを書きやすい

Alembicには、Revision IDを自動的に連番で生成するオプションがあります。これは、alembic.config.revision_id_template 設定を使用して設定できます。

from alembic import config

config.revision_id_template = "%%03d"

この設定は、Revision IDを3桁のゼロ埋め数字で生成します。例えば、最初の移行ステップのRevision IDは "001"、2番目の移行ステップのRevision IDは "002" になります。

上記以外にも、Revision IDを連番で生成するにはいくつかの方法があります。

  • Alembicの --autogenerate オプションを使用する
  • 独自のRevision ID生成関数を開発する

Alembicを使ってデータベース移行を行う際に、Revision IDを自動的に連番で生成することは可能です。これは、移行履歴を簡単に確認したり、特定の移行ステップに素早く移動したりするのに役立ちます。

補足

  • 上記のコード例は、Python 3 で書かれています。
  • Alembicの設定は、alembic.ini ファイルに記述することができます。
  • Alembicは、 SQLAlchemy の一部としてインストールすることができます。

用語解説

  • SQLAlchemy: Python で書かれたオブジェクト関係マッピング (ORM) ツール
  • データベース移行: データベーススキーマのバージョン管理を行うプロセス
  • Alembic: SQLAlchemy 用のデータベース移行ツール
  • Revision ID: データベース移行ステップを識別するために使用される一意の識別子



from alembic import config

# Revision ID を 3 桁のゼロ埋め数字で生成する
config.revision_id_template = "%%03d"

# Alembic のバージョン情報を取得する
alembic_version = alembic.version

# データベース接続情報を設定する
database_url = "sqlite:///database.sqlite"

# Alembic を初期化する
alembic.init(config, database_url)

# Alembic のコマンドラインインターフェースを起動する
alembic.console()

alembic.ini ファイルの例

[alembic]
script_location = ./migrations
version_locations = ./versions

[database]
url = sqlite:///database.sqlite

このファイルは、script_location オプションで移行スクリプトの保存場所を、version_locations オプションでバージョン情報ファイルの保存場所を指定しています。

コマンドラインインターフェース

Alembic には、コマンドラインインターフェース (CLI) が用意されています。CLI を使用して、以下の操作を行うことができます。

  • データベース移行を実行する

CLI の詳細については、Alembic のドキュメントを参照してください。




Alembic で連番の Revision ID を生成する他の方法

Alembic には、--autogenerate オプションという便利なオプションがあります。このオプションを指定すると、Alembic は自動的に連番の Revision ID を生成します。

alembic upgrade --autogenerate

このコマンドを実行すると、Alembic は最新の移行ステップまでデータベースを移行し、Revision ID を自動的に生成します。

Alembic は、独自の Revision ID 生成関数を開発するための拡張ポイントを提供しています。この拡張ポイントを使用すると、独自の規則に基づいて Revision ID を生成することができます。

Alembic の env.get_context() メソッドを使用すると、現在の移行コンテキストを取得することができます。移行コンテキストには、Revision ID などの情報が含まれています。

from alembic import env

def generate_revision_id():
    context = env.get_context()
    return context.get_current_revision() + 1

config.revision_id_template = generate_revision_id

このコードは、現在の Revision ID に 1 を加算して、次の Revision ID を生成します。

Alembic で連番の Revision ID を生成するには、いくつかの方法があります。上記の方法の中から、プロジェクトの要件に合った方法を選択してください。


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