SQLでPostgreSQLテーブルを丸ごとコピーする方法:初心者でも安心!

2024-06-14

PostgreSQLテーブルをSQLで完全コピーする方法

方法1:CREATE TABLE + INSERT を使用する

この方法は、テーブルの構造とデータをコピーする最もシンプルな方法です。以下の手順で行います。

  1. コピー先のテーブルを作成する
CREATE TABLE コピー先_テーブル (
  LIKE 元_テーブル
);

このコマンドは、元_テーブルの構造をコピーした空のテーブルコピー先_テーブルを作成します。

  1. 元テーブルのデータをコピーする
INSERT INTO コピー先_テーブル
SELECT * FROM 元_テーブル;

方法2:pg_dumpとpg_restoreを使用する

この方法は、テーブルだけでなく、スキーマ、制約、インデックスなどのデータベースオブジェクトもすべてコピーする場合に便利です。以下の手順で行います。

  1. 元テーブルをダンプする
pg_dump -d 元_データベース -t 元_テーブル > 元_テーブル.dump

このコマンドは、元_データベースにある元_テーブルをダンプし、元_テーブル.dumpという名前のファイルに保存します。

  1. コピー先のデータベースに復元する
pg_restore -d コピー_データベース 元_テーブル.dump

このコマンドは、元_テーブル.dumpファイルの内容をコピー_データベースに復元します。

一般的には、以下の点を考慮して方法を選択することをお勧めします。

  • コピーする内容: テーブルの構造とデータのみをコピーする場合は、方法1がおすすめです。スキーマ、制約、インデックスなどの他のデータベースオブジェクトもすべてコピーする場合は、方法2が必要です。
  • データ量: コピーするデータ量が多い場合は、方法2の方が高速で効率的になる可能性があります。

注意事項

  • いずれの方法を使用する前に、必ずコピー先のデータベースに十分な空き容量があることを確認してください。
  • 方法2を使用する場合は、pg_dumppg_restoreのバージョンが互換性があることを確認してください。
  • 重要なデータをコピーする場合は、必ず事前にバックアップを取ってください。



    PostgreSQLテーブルを完全にコピーする際のサンプルコード

    方法1:CREATE TABLE + INSERT を使用する

    -- コピー元データベースに接続
    psql -d 元_データベース
    
    -- コピー先のテーブルを作成
    CREATE TABLE コピー先_テーブル (
      LIKE 元_テーブル
    );
    
    -- 元テーブルのデータをコピー
    INSERT INTO コピー先_テーブル
    SELECT * FROM 元_テーブル;
    

    このコードは、元_データベースにある元_テーブルコピー先_データベースコピー先_テーブルにコピーします。

    方法2:pg_dumpとpg_restoreを使用する

    # コピー元データベースに接続
    psql -d 元_データベース
    
    -- 元テーブルをダンプ
    pg_dump -d 元_データベース -t 元_テーブル > 元_テーブル.dump
    
    # コピー先のデータベースに接続
    psql -d コピー_データベース
    
    -- コピー先のデータベースに復元
    pg_restore -d コピー_データベース 元_テーブル.dump
    

    注記:

    • 上記のコードはあくまで例であり、状況に応じて変更する必要があります。
    • 実際の操作を行う前に、必ずバックアップを取ってください。



      方法3:FOREIGN DATA WRAPPERを使用する

      この方法は、リモートにあるPostgreSQLテーブルをあたかもローカルにあるかのようにクエリできるようにするものです。以下の手順で行います。

        CREATE FOREIGN DATA WRAPPER my_wrapper
          SERVER TYPE postgres
          OPTIONS (
            host 'remote_host',
            database 'remote_database',
            user 'remote_user',
            password 'remote_password'
          );
        

        このコマンドは、remote_hostにあるremote_databaseデータベースに接続するためのFOREIGN DATA WRAPPER my_wrapperを作成します。

          CREATE EXTERNAL TABLE my_table
            SERVER my_wrapper
            OPTIONS (
              table_name 'remote_table'
            );
          

          このコマンドは、remote_databaseにあるremote_tableテーブルを参照する外部テーブルmy_tableを作成します。

            SELECT * FROM my_table;
            

            このコマンドは、remote_tableのデータを選択して、あたかもローカルにあるかのように処理します。

            方法4:pg_conduitを使用する

            この方法は、異なるデータベース間でデータを同期するためのツールです。以下の手順で行います。

            1. pg_conduitをインストールする
            pip install pg-conduit
            
            1. 同期設定ファイルを作成する
            sources:
              - source_db:
                  host: localhost
                  database: source_database
                  user: source_user
                  password: source_password
                tables:
                  - source_table
              targets:
              - target_db:
                  host: localhost
                  database: target_database
                  user: target_user
                  password: target_password
                tables:
                  - target_table
            

            このファイルは、同期するソースデータベースとターゲットデータベース、および同期するテーブルを定義します。

            1. 同期を実行する
            pg_conduit sync
            

            このコマンドは、source_tableのデータをtarget_tableに同期します。

            方法5:自分でスクリプトを書く

            この方法は、もっとも柔軟性がありますが、複雑さも伴います。以下の手順で行います。

            1. 元テーブルのスキーマを取得する
            SELECT * FROM information_schema.columns
            WHERE table_name = '元_テーブル';
            

            このコマンドは、元_テーブルのスキーマに関する情報を取得します。

              CREATE TABLE コピー先_テーブル (
                -- スキーマ情報に基づいて列を定義
              );
              
                INSERT INTO コピー先_テーブル
                SELECT * FROM 元_テーブル;
                

                このコードは、上記の手順1で取得したスキーマ情報を使用して、コピー先_テーブルを作成し、元_テーブルのデータをコピーします。

                最適な方法は、状況によって異なります。以下に、各方法の利点と欠点をご紹介します。

                方法利点欠点
                CREATE TABLE + INSERTシンプルでわかりやすい制約やインデックスなどのデータベースオブジェクトはコピーされない
                pg_dumpとpg_restoreスキーマ、制約、インデックスなどのデータベースオブジェクトもすべてコピーできるデータ量が多い場合は時間がかかる
                FOREIGN DATA WRAPPERリモートにあるテーブルをあたかもローカルにあるかのようにクエリできるセットアップが複雑
                pg_conduit異なるデータベース間でデータを同期できる設定ファイルの作成が必要
                自分でスクリプトを書く最も柔軟性がある複雑で、知識が必要
                • pg_conduitのドキュメント: [https://

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