データベースのトラブルシューティングに役立つ!MySQLクエリログ

2024-04-02

MySQLクエリログを有効にする方法

MySQLクエリログには2種類あります。

  • 一般クエリログ: すべてのSQLクエリを記録します。
  • スロークエリログ: 実行時間が長いクエリのみを記録します。

一般クエリログを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. MySQLサーバーの設定ファイル my.cnf を開きます。

    • Windows: C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\my.ini
    • Mac: /etc/my.cnf
    • Linux: /etc/mysql/my.cnf
general_log = 1
general_log_file = /var/log/mysql/mysql-query.log
slow_query_log = 1
slow_query_log_file = /var/log/mysql/mysql-slow-query.log
long_query_time = 10

ヒント:

  • ログファイルが大きくなりすぎるのを防ぐため、定期的にログファイルをローテーションすることをお勧めします。
  • ログファイルの内容は、機密情報を含む可能性があるため、適切に保護する必要があります。



一般クエリログ

-- 一般クエリログを有効にする
SET GLOBAL general_log = 1;

-- 一般クエリログを無効にする
SET GLOBAL general_log = 0;

スロークエリログ

-- スロークエリログを有効にする
SET GLOBAL slow_query_log = 1;

-- スロークエリログを無効にする
SET GLOBAL slow_query_log = 0;

-- スロークエリログの出力時間閾値を設定する
SET GLOBAL long_query_time = 10;

ログファイルの確認

tail -f /var/log/mysql/mysql-query.log
tail -f /var/log/mysql/mysql-slow-query.log



MySQLクエリログを有効にするその他の方法

ここでは、その他の方法を紹介します。

コマンドラインツールを使う

MySQLコマンドラインツールを使って、一般クエリログとスロークエリログを有効にすることができます。

一般クエリログを有効にする

mysqld --general-log=1
mysqld --slow-query-log=1 --long-query-time=10

オプション

  • --general-log-file: ログファイルの名前を指定します。
  • --long-query-time: スロークエリとみなされるクエリの実行時間閾値を指定します。
  1. MySQL Workbenchで接続したいサーバーを選択します。
  2. サーバー管理 > 構成 > インスタンス > 詳細設定 > ログ タブを開きます。
  3. 一般クエリログ セクションで、有効 チェックボックスを選択します。
  4. 適用 をクリックします。

GUIツールを使う

GUIツールの使い方は、ツールによって異なるので、ツールのドキュメントを参照してください。

自分に合った方法を選択してください。


mysql logging


MySQL JOIN: usersテーブルとordersテーブルをユーザーIDと商品IDで結合する

JOIN句には、主に以下の4種類の結合があります。INNER JOIN:一致するレコードのみを返します。LEFT JOIN:左側のテーブルのすべてのレコードを返し、右側のテーブルと一致するレコードがあればそれを返します。例えば、usersテーブルとordersテーブルがあるとします。usersテーブルには、ユーザーID、名前、メールアドレスなどの情報が格納されています。ordersテーブルには、注文ID、ユーザーID、商品ID、購入日などの情報が格納されています。...


MySQLで重複レコードを処理する:INSERT IGNORE vs INSERT ... ON DUPLICATE KEY UPDATE

MySQLでデータを挿入する際、重複レコードの処理方法として INSERT IGNORE と INSERT . .. ON DUPLICATE KEY UPDATE の2つの方法があります。それぞれ異なる動作をするので、状況に合わせて使い分けることが重要です。...


MySQLでGROUP_CONCAT()とDISTINCTを使って、カテゴリーごとの重複商品名を連結する方法

GROUP_CONCAT()とDISTINCTを組み合わせることで、グループ内の重複する値を除去した上で連結することができます。この例では、productsテーブルから、categoryと、categoryごとに重複する値を除去したproduct_nameの連結を取得します。...


INSERT、REPLACE、UPSERTを使いこなす:MySQL既存行の操作

主キーまたはユニークキーを使用して特定の行を挿入この方法は、主キーまたはユニークキー値を使用して、挿入する行を明確に指定する場合に適しています。構文は以下の通りです。例:SELECTステートメントを使用して既存の行から値を取得補足:上記の例では、VALUES句とSELECT句の列順序が一致している必要があります。...


パフォーマンス向上!MySQLとMariaDBでskip-name-resolveを使うメリットとデメリット

MySQLとMariaDBは、広く利用されているオープンソースのデータベース管理システムです。これらのシステムでは、デフォルトでクライアント接続の際にDNSルックアップが実行されます。これは、接続元のホスト名に基づいてIPアドレスを解決するために行われます。しかし、DNSルックアップはパフォーマンスに影響を与える場合があり、特にネットワーク環境が不安定な場合や、大量の接続がある場合に問題となります。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



MySQLのパフォーマンスを劇的に向上させる!Profiler ツールの使い方

MySQL には、いくつかの Profiler ツールがあります。MySQL Profiler:MySQL に組み込まれたツールです。クエリの実行時間、スキャンされた行数、使用されたメモリなど、クエリのパフォーマンスに関する情報を収集します。


MySQLでクエリをログに記録してデータベースアクティビティを把握

発行されたSQLステートメントユーザー名ホスト名実行日時経過時間この情報は、データベースアクティビティのデバッグや監査、パフォーマンスの分析などに役立ちます。一般クエリログを有効にするには、MySQL設定ファイル(my. cnf または my


MySQLログファイルの保存と活用方法:トラブルシューティングだけでなく、パフォーマンス分析にも役立つ

MySQLには、さまざまな種類のログファイルがあります。以下は、最も一般的なログファイルと、それぞれに記録される内容の説明です。error. log: エラーや警告に関する情報が記録されます。general. log: サーバーの起動と停止、およびその他の一般的なイベントに関する情報が記録されます。