SQL初心者でも安心!PostgreSQLで特定の日付データを取り出すチュートリアル
PostgreSQLで特定の日付のレコードを選択する方法
使用するツール
- PostgreSQLデータベース
- PostgreSQLクライアント(pgAdminなど)
前提知識
- PostgreSQLの基本的な知識
- SELECTステートメントの使い方
- WHERE句の使い方
手順
データベースに接続
SELECT *
FROM your_table_name
WHERE your_date_column = '2011-01-01';
このステートメントでは、次のことを行っています。
*
は、テーブル内のすべての列を選択することを意味します。特定の列を選択する場合は、列名をカンマ区切りでリストする必要があります。your_table_name
は、日付列を含むテーブルの名前を置き換えます。your_date_column
は、日付データを含む列の名前を置き換えます。'2011-01-01'
は、選択する日付です。YYYY-MM-DD形式で指定する必要があります。
ステートメントを実行
結果を解釈
ヒント
- 特定の列のみを選択するには、SELECTステートメントで列名をカンマ区切りでリストします。
- 日付の比較に不等号を使用することもできます。たとえば、次のようにして、1月1日以降のすべてのレコードを選択できます。
SELECT *
FROM your_table_name
WHERE your_date_column >= '2011-01-01';
- BETWEEN句を使用して、日付範囲内のレコードを選択することもできます。たとえば、次のようにして、1月1日から1月15日までのすべてのレコードを選択できます。
SELECT *
FROM your_table_name
WHERE your_date_column BETWEEN '2011-01-01' AND '2011-01-15';
SELECT *
FROM mytable
WHERE date_column = '2011-01-01';
説明
SELECT *
: この句は、テーブルmytable
のすべての列を選択することを意味します。特定の列を選択したい場合は、列名をカンマ区切りでリストします。FROM mytable
: この句は、クエリ対象のテーブルを指定します。この例では、mytable
という名前のテーブルです。WHERE date_column = '2011-01-01'
: この句は、date_column
列が2011-01-01
の値と一致するレコードのみを抽出することを指定します。
例
仮に mytable
テーブルが次の構造になっているとします。
| id | name | date_column |
| --- | --- | --- |
| 1 | Alice | 2010-12-31 |
| 2 | Bob | 2011-01-01 |
| 3 | Charlie | 2011-01-02 |
上記のコードを実行すると、次の結果が得られます。
| id | name | date_column |
| --- | --- | --- |
| 2 | Bob | 2011-01-01 |
- 日付の比較には不等号 (
<
,>
,<=
,>=
,!=
) を使用することもできます。 - BETWEEN句を使用して、日付範囲内のレコードを選択することもできます。
- LIKE句を使用して、日付を含む文字列を検索することもできます。
to_char
関数を使用して、日付列を文字列に変換してから、WHERE句で文字列を比較することができます。例:
SELECT *
FROM mytable
WHERE to_char(date_column, 'YYYY-MM-DD') = '2011-01-01';
EXTRACT 関数を使用する
EXTRACT
関数を使用して、日付列から年、月、日などの要素を抽出し、WHERE句で要素を比較することができます。例:
SELECT *
FROM mytable
WHERE EXTRACT(year FROM date_column) = 2011
AND EXTRACT(month FROM date_column) = 1
AND EXTRACT(day FROM date_column) = 1;
daterange モジュールを使用する
daterange
モジュールは、より複雑な日付条件を処理するために使用できます。たとえば、次のようにして、1月1日から1月15日までのすべてのレコードを選択できます。
SELECT *
FROM mytable
WHERE date_column >= daterange('2011-01-01', '2011-01-15')::daterange;
CTEを使用する
CTE (Common Table Expression) を使用して、複雑なクエリをより小さな、より理解しやすい部分に分割することができます。例:
WITH date_range AS (
SELECT '2011-01-01' AS start_date,
'2011-01-15' AS end_date
)
SELECT *
FROM mytable
WHERE date_column >= date_range.start_date
AND date_column <= date_range.end_date;
sql postgresql datetime