PostgreSQL:列の除外と追加:ALTER TABLEコマンド
SQL で列を除外する方法
SELECT * EXCEPT 構文
例:
SELECT * EXCEPT (columnA)
FROM tableA;
この例では、tableA
から columnA
を除いた全ての列が選択されます。
利点:
- シンプルで分かりやすい
- 複数の列を除外する場合も、列名をカンマで区切るだけで記述できる
- 除外したい列名が長い場合、記述が冗長になる
SELECT 個別列名 構文
特定の列のみを選択する SELECT
構文を使用することで、除外したい列を明示的に記述せずに結果を取得できます。
SELECT columnB, columnC, columnD
FROM tableA;
この例では、tableA
から columnA
を除いた columnB
、columnC
、columnD
が選択されます。
- 除外したい列を明示的に記述する必要がない
- 結果を絞り込む目的にも使用できる
- 選択したい列名を全て記述する必要がある
CASE
式を使用することで、条件に応じて列を選択・除外することができます。
SELECT
CASE WHEN columnA IS NOT NULL THEN columnA END AS columnA,
columnB,
columnC
FROM tableA;
この例では、columnA
が NULL
の場合は選択せず、NULL
以外の場合のみ選択されます。
- 複雑な条件に基づいて列を選択・除外できる
- 記述が複雑になる
その他の方法
上記の他にも、以下の方法で列を除外できます。
WHERE
句で除外条件を指定する- サブクエリを使用する
- ビューを作成する
SQL で列を除外するには、いくつかの方法があります。それぞれの方法の特徴を理解して、状況に応じて適切な方法を選択することが重要です。
SELECT * EXCEPT 構文
-- tableA から columnA を除外する
SELECT * EXCEPT (columnA)
FROM tableA;
-- tableA から columnA と columnB を除外する
SELECT * EXCEPT (columnA, columnB)
FROM tableA;
SELECT 個別列名 構文
-- tableA から columnA を除いて、他の列を選択する
SELECT columnB, columnC, columnD
FROM tableA;
-- tableA から columnA と columnB を除いて、他の列を選択する
SELECT columnC, columnD, columnE
FROM tableA;
CASE 式
-- columnA が NULL の場合は除外する
SELECT
CASE WHEN columnA IS NOT NULL THEN columnA END AS columnA,
columnB,
columnC
FROM tableA;
-- columnA が 10 より大きい場合は除外する
SELECT
CASE WHEN columnA > 10 THEN columnA END AS columnA,
columnB,
columnC
FROM tableA;
その他の方法
WHERE 句
-- columnA が NULL の行のみを選択する
SELECT *
FROM tableA
WHERE columnA IS NULL;
-- columnA が 10 より大きい行のみを選択する
SELECT *
FROM tableA
WHERE columnA > 10;
サブクエリ
-- columnA を除いた列を別のテーブルに挿入する
INSERT INTO tableB (columnB, columnC, columnD)
SELECT columnB, columnC, columnD
FROM tableA;
ビュー
-- columnA を除いたビューを作成する
CREATE VIEW viewA AS
SELECT * EXCEPT (columnA)
FROM tableA;
-- ビューA からデータを選択する
SELECT *
FROM viewA;
これらのサンプルコードを参考に、状況に応じて適切な方法で列を除外してください。
WITH
句を使用して、中間クエリを作成し、その結果から列を除外することができます。
WITH cte AS (
SELECT *
FROM tableA
)
SELECT * EXCEPT (columnA)
FROM cte;
- 複雑なクエリを分かりやすく分割できる
- 記述が冗長になる場合がある
PIVOT
句を使用して、列を行に変換し、不要な列を除外することができます。
SELECT *
FROM tableA
PIVOT (
SUM(columnB)
FOR columnA IN ([value1], [value2])
);
この例では、tableA
の columnA
を行ラベル、columnB
を値として集計し、columnA
を除いた結果を取得します。
- データの集計と列の除外を同時に処理できる
- 複雑なクエリになる場合がある
XML PATH
式を使用して、XML 形式に変換したデータから列を除外することができます。
SELECT
columnB,
columnC
FROM tableA
FOR XML PATH('');
- XML データと連携する場合に有効
sql sql-server t-sql