MySQLのint(11)型カラムを使いこなすためのチュートリアル

MySQLのint(11)型カラムのサイズ（バイト数）

MySQLのint(11)型カラムのサイズは4バイトです。これは32ビット整数と同じで、-2,147,483,648から2,147,483,647までの範囲の値を格納できます。

詳細

• int型は、符号付き整数型です。
• (11)は、表示幅を表します。これは、数値がどのように表示されるかを決定します。
  • 例えば、int(11)型カラムに1234567890という値を格納すると、表示幅が11なので、01234567890のように左側にゼロパディングされます。
  • 表示幅は、データの格納サイズには影響しません。
• int(11)型カラムは、4バイトのメモリを使用します。
• 4バイトを超える値を格納したい場合は、bigint型などの別のデータ型を使用する必要があります。

補足

• MySQLのバージョンによっては、int型カラムのサイズが異なる場合があります。
• int型カラムにNULL値を格納することは可能です。

例

CREATE TABLE my_table (
  id INT(11) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  name VARCHAR(255) NOT NULL,
  age INT(11) NULL,
  PRIMARY KEY (id)
);

上記の例では、my_tableテーブルに3つのカラムが作成されます。

• idカラムは、int(11)型で、NOT NULL制約とAUTO_INCREMENT属性を持つ。これは、このカラムが主キーであり、自動的に1ずつ増加することを意味します。
• nameカラムは、VARCHAR(255)型で、NOT NULL制約を持つ。これは、このカラムが最大255文字の文字列を格納できることを意味します。

import mysql.connector

# データベースへの接続
connection = mysql.connector.connect(
  host="localhost",
  user="root",
  password="password",
  database="my_database"
)

# カーソルの作成
cursor = connection.cursor()

# データの挿入
sql = "INSERT INTO my_table (name, age) VALUES (%s, %s)"
values = ("John Doe", 30)
cursor.execute(sql, values)

# データの更新
sql = "UPDATE my_table SET age = %s WHERE id = %s"
values = (31, 1)
cursor.execute(sql, values)

# データの取得
sql = "SELECT * FROM my_table"
cursor.execute(sql)
results = cursor.fetchall()

# 結果の表示
for row in results:
  print(row)

# カーソルのクローズ
cursor.close()

# データベースへの接続の切断
connection.close()

上記のコードは、my_databaseデータベースのmy_tableテーブルにデータを挿入、更新、取得する例です。

• nameカラムはVARCHAR(255)型、ageカラムはint(11)型です。
• idカラムは主キーであり、自動的に1ずつ増加します。

実行結果

(1, 'John Doe', 31)

• 上記のコードは、Pythonのmysql.connectorモジュールを使用して、MySQLデータベースに接続しています。
• 他のプログラミング言語を使用する場合は、その言語に対応したデータベース接続モジュールを使用する必要があります。

• デフォルト値の設定

CREATE TABLE my_table (
  id INT(11) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  name VARCHAR(255) NOT NULL,
  age INT(11) DEFAULT 18,
  PRIMARY KEY (id)
);

上記の例では、ageカラムのデフォルト値を18に設定しています。

• CHECK制約の設定

CREATE TABLE my_table (
  id INT(11) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  name VARCHAR(255) NOT NULL,
  age INT(11) CHECK (age >= 18 AND age <= 100),
  PRIMARY KEY (id)
);

上記の例では、ageカラムの値が18から100までの範囲であることをCHECK制約でチェックしています。

• UNIQUE制約の設定

CREATE TABLE my_table (
  id INT(11) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  name VARCHAR(255) NOT NULL,
  age INT(11) UNIQUE,
  PRIMARY KEY (id)
);

上記の例では、ageカラムにUNIQUE制約を設定しています。これは、ageカラムの値がすべてユニークである必要があることを意味します。