MySQL SELECT で NULL 値を含むレコードを除外する方法

MySQL SELECT で NULL 値を除外する方法

MySQL の SELECT ステートメントでは、WHERE 句やその他の条件句を使用して、結果から特定のレコードをフィルタリングできます。この機能を使用して、NULL 値を含まないレコードのみを選択することもできます。

方法

NULL 値を除外するには、以下の 3 つの方法があります。

IS NOT NULL 演算子は、指定された列が NULL 値でないかどうかをテストします。

SELECT * FROM テーブル名 WHERE 列名 IS NOT NULL;

この例では、テーブル名 テーブルの 列名 列が NULL 値でないすべてのレコードが選択されます。

<> 演算子を使用する

<> 演算子は、2 つの値が等しくないかどうかをテストします。

SELECT * FROM テーブル名 WHERE 列名 <> NULL;

COALESCE 関数は、最初の引数が NULL 値の場合、2 番目の引数を返します。

SELECT COALESCE(列名, '') FROM テーブル名;

補足

• 上記の方法を組み合わせて使用することもできます。
• WHERE 句以外にも、HAVING 句や ORDER BY 句で使用することもできます。

例

SELECT *
FROM テーブル名
WHERE 列名1 IS NOT NULL
AND 列名2 <> NULL
ORDER BY 列名3;

この例では、テーブル名 テーブルの 列名1 列と 列名2 列が NULL 値でないレコードが選択され、列名3 列に基づいて結果が並べ替えられます。

-- テーブル作成
CREATE TABLE テーブル名 (
  id INT NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  名前 VARCHAR(255) NULL,
  年齢 INT NULL,
  PRIMARY KEY (id)
);

-- データ挿入
INSERT INTO テーブル名 (名前, 年齢) VALUES ('山田太郎', 20);
INSERT INTO テーブル名 (名前, 年齢) VALUES ('佐藤花子', NULL);
INSERT INTO テーブル名 (名前, 年齢) VALUES ('田中次郎', 30);

-- NULL 値を含まないレコードの選択
SELECT * FROM テーブル名 WHERE 年齢 IS NOT NULL;

-- 結果
-- id | 名前 | 年齢
-- -- | -- | --
-- 1 | 山田太郎 | 20
-- 3 | 田中次郎 | 30

-- COALESCE 関数を使用して空の文字列を挿入
SELECT COALESCE(名前, '') AS 名前, 年齢 FROM テーブル名;

-- 結果
-- 名前 | 年齢
-- -- | --
-- 山田太郎 | 20
-- 佐藤花子 | 
-- 田中次郎 | 30

• 最初の CREATE TABLE ステートメントは、id、名前、年齢 の 3 つの列を持つテーブルを作成します。
• 2 番目の INSERT INTO ステートメントは、3 つのレコードをテーブルに挿入します。
• 3 番目の SELECT ステートメントは、年齢 列が NULL 値でないレコードのみを選択します。
• 4 番目の COALESCE 関数は、名前 列が NULL 値の場合、空の文字列を挿入します。

実行結果

上記のコードを実行すると、以下の結果が表示されます。

-- NULL 値を含まないレコードの選択
-- id | 名前 | 年齢
-- -- | -- | --
-- 1 | 山田太郎 | 20
-- 3 | 田中次郎 | 30

-- COALESCE 関数を使用して空の文字列を挿入
-- 名前 | 年齢
-- -- | --
-- 山田太郎 | 20
-- 佐藤花子 | 
-- 田中次郎 | 30

CASE 式を使用して、NULL 値の場合とそうでない場合で異なる値を返すことができます。

SELECT CASE WHEN 年齢 IS NOT NULL THEN 年齢 ELSE '不明' END AS 年齢
FROM テーブル名;

この例では、年齢 列が NULL 値の場合、「不明」が返されます。

EXISTS サブクエリを使用して、NULL 値ではない値を持つレコードのみを選択します。

SELECT *
FROM テーブル名
WHERE EXISTS (
  SELECT *
  FROM テーブル名2
  WHERE テーブル名2.id = テーブル名.id
  AND テーブル名2.列名 IS NOT NULL
);

GROUP BY 句を使用して、NULL 値を含むグループを除外できます。

SELECT 列名, COUNT(*) AS 件数
FROM テーブル名
GROUP BY 列名
HAVING COUNT(*) > 0;

• 简单的な方法で NULL 値を除外したい場合は、IS NOT NULL 演算子を使用するのがおすすめです。
• NULL 値の場合とそうでない場合で異なる値を返したい場合は、CASE 式を使用するのがおすすめです。
• 特定の条件に合致するレコードのみを選択したい場合は、EXISTS サブクエリを使用するのがおすすめです。
• NULL 値を含むグループを除外したい場合は、GROUP BY 句を使用するのがおすすめです。