サンプルコード：SQL Server Integration Services (SSIS) で Excel ファイルに接続する場合

エラーメッセージ "'Microsoft.ACE.OLEDB.16.0' プロバイダーはローカル マシンに登録されていません。 (System.Data)" の詳細解説

1. SQL Server: SQL Server Integration Services (SSIS) や ADO.NET を使用して Excel ファイルやAccessデータベースに接続する場合
2. Excel: VBA マクロを使って、Accessデータベースに接続する場合
3. SSIS: 上記1と同様に、Excel ファイルやAccessデータベースに接続する場合

エラーの原因

このエラーは、以下の2つの原因が考えられます。

• 上記の解決方法を試しても問題が解決しない場合は、以下の点を確認してください。
  • 使用しているプログラムのバージョンが適切かどうか
  • 必要なライセンスが取得されているかどうか
  • セキュリティソフトがプログラムの動作を妨害していないかどうか

サンプルコード：SQL Server Integration Services (SSIS) で Excel ファイルに接続する場合

#region 変数宣言

// Excel ファイルのパス
string excelFilePath = @"C:\Users\Public\Documents\sample.xlsx";

// ワークシート名
string worksheetName = "Sheet1";

// データを取得する列名
string[] columnNames = new string[] { "列名1", "列名2", "列名3" };

#endregion

using (var connection = new OleDbConnection(@"Provider=Microsoft.ACE.OLEDB.16.0;Data Source=" + excelFilePath + ";Extended Properties=\"Excel 12.0 Xml;HDR=YES\";"))
{
    connection.Open();

    // データを取得するクエリ
    string queryString = @"SELECT " + string.Join(",", columnNames) + " FROM [" + worksheetName + "$]";

    using (var command = new OleDbCommand(queryString, connection))
    {
        using (var reader = command.ExecuteReader())
        {
            // データ処理
            while (reader.Read())
            {
                for (int i = 0; i < reader.FieldCount; i++)
                {
                    Console.WriteLine(reader[i]);
                }
            }
        }
    }
}

このコードの説明

1. 最初に、Excel ファイルのパス、ワークシート名、データを取得する列名を定義します。
2. OleDbConnection クラスを使用して、Excel ファイルへの接続を作成します。
3. OleDbCommand クラスを使用して、データを取得するクエリを作成します。
4. ExecuteReader メソッドを使用して、クエリを実行し、データリーダーを取得します。
5. データリーダーを使用して、各行のデータを読み取り、コンソールに出力します。

注意事項

• このコードは、32ビット版の Microsoft.ACE.OLEDB.16.0 プロバイダーを使用しています。64ビット版の OS で使用するには、64ビット版のドライバーをインストールする必要があります。
• Excel ファイルがパスワードで保護されている場合は、接続文字列に Password= パラメーターを追加する必要があります。

• このコードはあくまで一例です。ご自身のニーズに合わせて変更してください。

エラー "'Microsoft.ACE.OLEDB.16.0' プロバイダーはローカル マシンに登録されていません。 (System.Data)" の解決方法：他の方法

代替のデータソースを使用する

Excel ファイルや Access データベースの代わりに、以下の代替データソースを使用することができます。

• CSV ファイル: CSV ファイルは、テキストベースのデータ形式であり、Excel ファイルや Access データベースよりも軽量で、処理が速くなります。
• SQL Server: SQL Server は、リレーショナルデータベース管理システムであり、大規模なデータセットを処理するのに適しています。

レジストリエディタを使用する

レジストリ を直接編集することは、上級者向けの解決策です。レジストリエディタを誤って操作すると、システムに重大な問題を引き起こす可能性があるため、十分な注意が必要です。

以下の手順で、レジストリを編集して問題を解決することができます。

1. レジストリエディタを開く: スタートメニューから「regedit」と入力して、レジストリエディタを開きます。
2. 以下のキーに移動する:

   HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Jet\OLE DB\4.0\Providers
   

3. "Providers" キーが存在しない場合は作成する: 右クリックして「新規」>「キー」を選択し、「Providers」という名前のキーを作成します。
4. "Providers" キーを選択する
5. 右クリックして「新規」>「DWORD (32 ビット) 値」を選択し、「Value Name」を「RS.Data.OleDb.4.0」に設定する
6. 「RS.Data.OleDb.4.0」をダブルクリックし、「値のデータ」を「0x1」に設定する
7. コンピュータを再起動する

修復ツールを使用する

• Microsoft Office の修復ツール: Microsoft Office の修復ツールを使用して、Office インストールを修復することができます。
• システムファイルチェッカー (SFC): SFC は、Windows システムファイルの破損を検出して修復するツールです。

以下の最新更新プログラムをインストールして、問題を解決することができます。

• Windows 更新プログラム: 最新の Windows 更新プログラムには、バグ修正とセキュリティ強化が含まれている場合があります。
• Microsoft Office 更新プログラム: 最新の Microsoft Office 更新プログラムには、バグ修正と機能強化が含まれている場合があります。

専門家に相談する

上記の方法を試しても問題が解決しない場合は、専門家に相談することを検討してください。