SQLAlchemy でログのみを記録するデータベース変更クエリ - サンプルコード
SQLAlchemy でログのみを記録するデータベース変更クエリ
ログ設定
ログ設定には、いくつかの方法があります。
logging
モジュールを使用する:
import logging
from sqlalchemy import create_engine
engine = create_engine('sqlite:///your_database.db')
logger = logging.getLogger('sqlalchemy.engine')
logger.setLevel(logging.INFO)
@event.listen(engine, 'before_execute')
def before_execute(conn, statement, params):
logger.info(f"SQLAlchemy query: {statement}")
verbose
フラグを使用する:
from sqlalchemy import create_engine
engine = create_engine('sqlite:///your_database.db', verbose=True)
from sqlalchemy import create_engine
engine = create_engine('sqlite:///your_database.db', echo=True)
これらの方法はいずれも、実行されるすべてのデータベース変更クエリをログに記録します。
ログの内容
ログには、以下の情報が含まれます。
- 実行された SQL ステートメント
- ステートメントのパラメータ
- ステートメントの実行時間
ログの活用
ログをどのように活用するかは、ユーザー次第です。以下は、ログの活用例です。
- デバッグ: エラーが発生した場合、ログを確認することで、問題の原因を特定することができます。
- 監査: データベースへの変更を追跡することができます。
- パフォーマンス分析: クエリのパフォーマンスを分析することができます。
注意点
ログを記録すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。そのため、本番環境では、ログレベルを適切に設定する必要があります。
- SQLAlchemy では、ログレベルを細かく設定することができます。
- ログをファイルに記録したり、コンソールに出力したりすることができます。
- ログフォーマットをカスタマイズすることができます。
import logging
from sqlalchemy import create_engine
# ログレベルを INFO に設定
logger = logging.getLogger('sqlalchemy.engine')
logger.setLevel(logging.INFO)
# データベースエンジンを作成
engine = create_engine('sqlite:///your_database.db')
# イベントリスナーを設定
@event.listen(engine, 'before_execute')
def before_execute(conn, statement, params):
# 実行される SQL ステートメントをログに記録
logger.info(f"SQLAlchemy query: {statement}")
データベース操作
# データベース操作
from sqlalchemy.orm import sessionmaker
Session = sessionmaker(bind=engine)
session = Session()
# ユーザーを追加
user = User(name='John Doe', email='[email protected]')
session.add(user)
# セッションをコミット
session.commit()
ログ出力
[INFO] SQLAlchemy query: INSERT INTO users (name, email) VALUES (?, ?)
- ログレベルを DEBUG に設定すると、より詳細なログを出力することができます。
verbose
フラグ
from sqlalchemy import create_engine
# ログレベルを INFO に設定
engine = create_engine('sqlite:///your_database.db', verbose=True)
echo
フラグ
from sqlalchemy import create_engine
# ログレベルを INFO に設定
engine = create_engine('sqlite:///your_database.db', echo=True)
この方法では、echo
フラグを使用して、実行されるすべての SQL ステートメントをログに記録することができます。ログには、実行された SQL ステートメントとそのパラメータが含まれます。
カスタムロガー
import logging
from sqlalchemy import create_engine
# カスタムロガーを作成
logger = logging.getLogger('my_sqlalchemy_logger')
logger.setLevel(logging.INFO)
# データベースエンジンを作成
engine = create_engine('sqlite:///your_database.db')
# イベントリスナーを設定
@event.listen(engine, 'before_execute')
def before_execute(conn, statement, params):
# 実行される SQL ステートメントをカスタムロガーに記録
logger.info(f"SQLAlchemy query: {statement}")
sqlalchemy