MongoDB CompassでMongoDBデータベースのダンプを作成する方法

2024-04-02

概要

方法

MongoDBデータベースのダンプを作成するには、主に以下の2つの方法があります。

mongodumpコマンドは、MongoDBデータベースのダンプを作成するための公式ツールです。このコマンドは、コマンドラインインターフェースから実行できます。

mongodumpコマンドを使用する手順

  1. MongoDBサーバーを停止します。
  2. 以下のコマンドを実行します。
mongodump --db <データベース名> --out <出力先ディレクトリ>

mongodump --db mydatabase --out /tmp/mydbdump

このコマンドは、mydbaseデータベースのダンプを/tmp/mydbdumpディレクトリに作成します。

  • --db: ダンプするデータベースの名前を指定します。
  • --out: ダンプファイルの出力先ディレクトリを指定します。
  • --collection: ダンプするコレクションを指定します。
  • --query: ダンプするドキュメントをフィルタリングするためのクエリを指定します。

詳細については、以下のドキュメントを参照してください。

MongoDB Compassは、MongoDBデータベースを管理するためのGUIツールです。このツールを使用して、データベースのダンプを簡単に作成できます。

MongoDB Compassを使用してダンプを作成する手順

  1. MongoDB Compassでデータベースに接続します。
  2. ダンプしたいデータベースを選択します。
  3. ツールバーの「Export」ボタンをクリックします。
  4. Export Formatで「BSON」を選択します。
  5. Output Fileでダンプファイルの保存場所を指定します。

MongoDBデータベースのダンプを作成するには、mongodumpコマンドまたはMongoDB Compassを使用できます。どちらの方法も、データベースのバックアップ、移行、復元など様々な目的に使用できます。

補足

  • ダンプファイルは、JSON形式またはBSON形式で保存されます。
  • ダンプファイルは、mongorestoreコマンドを使用して復元できます。
  • ダンプファイルは、圧縮して保存することができます。



mongodumpコマンドを使用する

# mydatabaseデータベースのダンプを/tmp/mydbdumpディレクトリに作成する
mongodump --db mydatabase --out /tmp/mydbdump

# mydatabaseデータベースのusersコレクションのダンプを/tmp/usersdump.jsonファイルに作成する
mongodump --db mydatabase --collection users --out /tmp/usersdump.json

# mydatabaseデータベースの、ageが20以上のユーザーのダンプを/tmp/users20.jsonファイルに作成する
mongodump --db mydatabase --collection users --query '{"age": {"$gt": 20}}' --out /tmp/users20.json

MongoDB Compassを使用する

圧縮

# mydbdump.bsonファイルをgzipで圧縮する
gzip mydbdump.bson

# mydbdump.bsonファイルをbzip2で圧縮する
bzip2 mydbdump.bson

復元

# /tmp/mydbdumpディレクトリにあるダンプファイルを復元する
mongorestore --db mydatabase /tmp/mydbdump

# /tmp/usersdump.jsonファイルをusersコレクションに復元する
mongorestore --db mydatabase --collection users /tmp/usersdump.json



MongoDBデータベースのダンプを作成するその他の方法

Ops Managerを使用してダンプを作成する手順

  1. Ops Managerにログインします。
  2. Backupsタブをクリックします。

スクリプトを使用する

PythonやJavaScriptなどのスクリプトを使用して、データベースのダンプを作成することもできます。

スクリプトを使用してダンプを作成する例

import pymongo

# MongoDBクライアントを作成する
client = pymongo.MongoClient("mongodb://localhost:27017")

# mydatabaseデータベースに接続する
db = client.mydbase

# ダンプファイルを保存するディレクトリを作成する
os.makedirs("/tmp/mydbdump", exist_ok=True)

# mydatabaseデータベースのすべてのデータをダンプする
for collection in db.list_collection_names():
    with open(f"/tmp/mydbdump/{collection}.json", "w") as f:
        for document in db[collection].find():
            f.write(json.dumps(document) + "\n")

バックアップツールを使用する

mongodumpコマンド以外にも、様々なバックアップツールを使用して、MongoDBデータベースのダンプを作成することができます。

これらのツールは、mongodumpコマンドよりも多くの機能を提供することがあります。例えば、スケジュールされたバックアップ、自動圧縮、暗号化などです。

MongoDBデータベースのダンプを作成するには、様々な方法があります。どの方法を選択するかは、要件と環境によって異なります。


database mongodb database-dump


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