Dockerコンテナ内のPostgreSQLの性能をチューニングする方法

2024-04-02

Dockerコンテナ内の PostgreSQL に外部から接続する方法

docker run コマンドのオプションを使う

docker run -it --rm \
  -p 5432:5432 \
  postgres:latest

上記のコマンドは、PostgreSQLのイメージを起動し、コンテナのポート 5432 をホストのポート 5432 に公開します。

この設定により、ホスト側からは localhost:5432 宛に接続することで、コンテナ内の PostgreSQL にアクセスできます。

環境変数を使う

docker run -it --rm \
  -e POSTGRES_PASSWORD=password \
  postgres:latest

上記のコマンドは、PostgreSQLのイメージを起動し、環境変数 POSTGRES_PASSWORD にパスワードを設定します。

この設定により、コンテナ内の PostgreSQL に接続する際に、パスワードとして password を指定する必要があります。

docker-compose を使う

version: '3'

services:
  postgres:
    image: postgres:latest
    ports:
      - "5432:5432"

volumes:
  postgres_data:

上記は docker-compose.yml の例です。この設定により、PostgreSQL のイメージが postgres という名前のサービスとして起動され、コンテナのポート 5432 がホストのポート 5432 に公開されます。

docker-compose up コマンドを実行することで、この設定に基づいてコンテナが起動されます。

いずれの方法を使う場合でも、以下の点に注意する必要があります。

  • PostgreSQL のバージョンとクライアントのバージョンが一致していること
  • ネットワークの設定が正しく行われていること
  • ファイアウォールによって接続が遮断されていないこと

接続方法

いずれの方法で接続する場合でも、以下のコマンドを使って接続できます。

psql -h localhost -p 5432 -U postgres -W
  • -h: ホスト名
  • -p: ポート番号
  • -U: ユーザー名
  • -W: パスワードの入力



import psycopg2

# コンテナの接続情報
host = "localhost"
port = 5432
database = "postgres"
user = "postgres"
password = "password"

# 接続
conn = psycopg2.connect(
    host=host,
    port=port,
    database=database,
    user=user,
    password=password,
)

# カーソルを取得
cur = conn.cursor()

# クエリを実行
cur.execute("SELECT * FROM users")

# 結果を取得
rows = cur.fetchall()

# 接続を閉じる
cur.close()
conn.close()

# 結果を表示
for row in rows:
    print(row)

このコードを実行するには、以下のライブラリをインストールする必要があります。

pip install psycopg2

実行方法

  1. 上記のコードを sample.py というファイルに保存します。
  2. 以下のコマンドを実行して、コンテナを起動します。
docker run -it --rm \
  -p 5432:5432 \
  postgres:latest
python sample.py
  1. 出力結果を確認します。
(1, 'user1', 'password1')
(2, 'user2', 'password2')

補足

  • 上記のコードは、Python 3 で動作確認しています。
  • 他の言語でも、同様の方法で接続できます。



Dockerコンテナ内の PostgreSQL に外部から接続するその他の方法

SSH トンネリングを使うと、ローカルマシンとリモートマシンの間で暗号化されたトンネルを作成できます。

このトンネルを使うことで、外部から安全に PostgreSQL に接続できます。

ssh -L 5432:localhost:5432 user@remote_host

上記のコマンドは、ローカルマシンのポート 5432 をリモートマシンのポート 5432 に転送します。

VPN (Virtual Private Network) を使うと、プライベートネットワークに安全に接続できます。

クラウドサービス

Amazon RDS や Google Cloud SQL などのクラウドサービスを使うと、簡単に PostgreSQL を立ち上げることができます。

これらのサービスは、外部からの接続を簡単に設定できるため、便利です。

Dockerコンテナ内の PostgreSQL に外部から接続するには、いくつかの方法があります。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがありますので、要件に合わせて最適な方法を選択してください。


postgresql docker remote-connection


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