SSISデバッグ:ブレークポイントを使用した変数監視
SSISデバッグ中の変数監視
方法1:データビューア
データビューアを使用して、変数の値を表示できます。データビューアを開くには、次の手順に従います。
- SSISデザイナーで、変数名を右クリックします。
- データビューアで表示を選択します。
データビューアには、変数の名前、データ型、値が表示されます。
方法2:式エディタ
- 式エディタタブを選択します。
式エディタには、変数の名前、データ型、値が表示されます。また、式エディタを使用して、変数の値を変更することもできます。
方法3:ブレークポイント
ブレークポイントを使用して、コードの実行を停止し、変数の値を確認できます。ブレークポイントを設定するには、次の手順に従います。
- デバッグメニューから ブレークポイントの挿入を選択します。
コードの実行がブレークポイントに達すると、SSISデバッガーが起動します。デバッガーを使用して、変数の値を表示したり、コードをステップ実行したりすることができます。
方法4:カスタムログ
カスタムログを使用して、変数の値をログファイルに記録できます。カスタムログを設定するには、次の手順に従います。
- 新しいログエントリボタンをクリックします。
- ログエントリの種類ドロップダウンリストから 変数を選択します。
- 変数ドロップダウンリストから、ログに記録する変数を選択します。
パッケージを実行すると、変数の値がログファイルに記録されます。
これらの方法を使用して、SSISパッケージのデバッグ中に変数の値を監視することができます。
// 変数を定義する
string myVariable = "Hello World";
// データビューアを使用して変数の値を表示する
DataViewer dv = new DataViewer();
dv.SetVariable("myVariable", myVariable);
dv.Show();
// 式エディタを使用して変数の値を表示する
ExpressionEditor ee = new ExpressionEditor();
ee.SetVariable("myVariable", myVariable);
ee.Show();
// ブレークポイントを使用して変数の値を表示する
Breakpoint bp = new Breakpoint();
bp.SetLine("myVariable = \"Hello World\"");
bp.SetEnabled(true);
// パッケージを実行する
Package pkg = new Package();
pkg.Load("myPackage.dtsx");
pkg.Execute();
このコードは、変数 myVariable
の値を監視する方法を示しています。DataViewer
クラスを使用して、変数の値をデータビューアに表示できます。ExpressionEditor
クラスを使用して、変数の値を式エディタに表示できます。Breakpoint
クラスを使用して、コードの実行を停止し、変数の値を確認できます。
SSISデバッグ中の変数監視のその他の方法
SQL Server Profilerを使用して、SSISパッケージの実行中に実行されるすべてのSQLクエリを表示できます。これらのクエリを使用して、変数の値を確認できます。
方法6:拡張機能
SSIS変数の値を監視するために使用できるいくつかの拡張機能があります。これらの拡張機能は、変数の値を表示するための追加の機能を提供します。
カスタムコードを使用して、変数の値を監視することもできます。カスタムコードを使用して、変数の値をログファイルに記録したり、メッセージボックスに表示したりすることができます。
使用する方法は、ニーズと環境によって異なります。最も簡単な方法は、データビューアまたは式エディタを使用することです。より詳細な情報が必要な場合は、SQL Server Profilerまたは拡張機能を使用できます。カスタムコードは、最も柔軟な方法ですが、最も複雑な方法でもあります。
SSISパッケージのデバッグ中に変数の値を監視することは、問題の特定と解決に役立ちます。SSISには、変数の値を監視するためのいくつかの方法があります。ニーズと環境に合った方法を選択してください。
sql sql-server-2005 debugging