【初心者向け】Docker コンテナの Postgres 9.1 接続トラブルシューティング!5つの解決策でサクッと解決!

2024-06-25

Docker コンテナ内で実行している Postgres 9.1 がホストのポート 5432 を公開していない問題の解決策

Docker コンテナ内で起動した Postgres 9.1 インスタンスに、ホストマシンから接続できない場合があります。これは、コンテナがポート 5432 を公開していないことが原因である可能性があります。

原因:

以下の原因が考えられます。

  • ポートマッピングの設定が誤っている: docker run コマンドを実行する際に、ポートマッピングオプション (-p) を正しく指定していない可能性があります。
  • コンテナ内の Postgres 設定が誤っている: Postgres 設定ファイル (postgresql.conf) で、ポート番号が誤って設定されている可能性があります。
  • ファイアウォールがポート 5432 をブロックしている: ホストマシンのファイアウォールが、Postgres が使用するポート 5432 をブロックしている可能性があります。

解決策:

以下の手順で問題を解決することができます。

  1. ポートマッピングを確認する:
docker ps -a

上記コマンドを実行して、起動しているすべてのコンテナを確認します。目的の Postgres コンテナの PORTS 列を確認し、ポートマッピングが正しく設定されていることを確認します。

例:

CONTAINER ID        IMAGE               PORTS           NAMES
------------------------------------------------------------------
e1234567890        postgres:9.1        5432/tcp -> 5432/tcp     my-postgres

上記の例では、コンテナポート 5432 がホストポート 5432 にマッピングされています。

  1. コンテナ内の Postgres 設定を確認する:
docker exec -it my-postgres bash
psql -p 5432 -U postgres

上記コマンドを実行して、コンテナ内にログインし、Postgres に接続します。Postgres 設定ファイル (postgresql.conf) を確認し、ポート番号が 5432 に設定されていることを確認します。

  1. ファイアウォールを確認する:

ホストマシンのファイアウォール設定を確認し、ポート 5432 が許可されていることを確認します。

補足:

  • 上記の手順で解決しない場合は、Docker のログ (docker logs my-postgres) を確認することで、詳細なエラー情報を確認することができます。
  • 複数の Postgres コンテナを起動する場合は、それぞれ異なるポート番号を使用する必要があります。
  • ポートマッピングオプション (-p) を省略した場合、デフォルトでコンテナポート 5432 がホストポート 5432 にマッピングされます。

    上記の情報に加え、以下の点にも注意する必要があります。

    • Docker のバージョンや、使用しているオペレーティングシステムによって、コマンドや設定ファイルのパスが異なる場合があります。
    • 上記の手順を実行する前に、必ず sudo などの管理者権限で実行していることを確認してください。



    # ホストマシンから Postgres コンテナに接続する
    
    # 以下のコマンドを実行して、Postgres コンテナが起動していることを確認します。
    docker ps -a
    
    # コンテナ名が `my-postgres` である場合、以下のコマンドを使用してコンテナに接続します。
    docker exec -it my-postgres bash
    
    # Postgres に接続するには、以下のコマンドを実行します。
    psql -p 5432 -U postgres
    
    # データベースを作成するには、以下のコマンドを実行します。
    CREATE DATABASE mydatabase;
    
    # データベースにテーブルを作成するには、以下のコマンドを実行します。
    CREATE TABLE mytable (
      id serial PRIMARY KEY,
      name varchar(255) NOT NULL,
      email varchar(255) UNIQUE NOT NULL
    );
    
    # テーブルにデータを挿入するには、以下のコマンドを実行します。
    INSERT INTO mytable (name, email) VALUES ('John Doe', '[email protected]');
    INSERT INTO mytable (name, email) VALUES ('Jane Doe', '[email protected]');
    
    # テーブルのデータを取得するには、以下のコマンドを実行します。
    SELECT * FROM mytable;
    
    # Postgres から切断するには、以下のコマンドを実行します。
    \q
    
    # コンテナから出るには、以下のコマンドを実行します。
    exit
    
    • 上記のコードは、Postgres 9.1 コンテナがホストポート 5432 にマッピングされていることを前提としています。
    • コンテナ名、データベース名、テーブル名、カラム名などは、必要に応じて変更してください。



    ホストマシンから接続

    上記で説明した方法が最も一般的です。この方法では、docker exec コマンドを使用してコンテナにログインし、そこから psql コマンドを使用して Postgres に接続します。

    Docker Compose を使用すると、複数のコンテナをまとめて定義し、起動することができます。また、ポートマッピングや環境変数の設定なども容易に行うことができます。

    Web ブラウザベースのツールを使用する

    PgAdmin や DBeaver など、Web ブラウザベースで Postgres に接続できるツールがあります。これらのツールを使用すると、GUI 操作でデータベースを操作することができます。

    Python や Go などのプログラミング言語から、Postgres に接続して操作することができます。これにより、自動化スクリプトなどを開発することができます。

    最適な方法は、使用状況によって異なります。

    • 簡単な操作であれば、方法 1 がおすすめです。
    • 複数のコンテナを扱う場合は、方法 2 がおすすめです。
    • 自動化スクリプトを開発する場合は、方法 4 がおすすめです。

      上記以外にも、様々な方法で Docker コンテナ内で実行されている Postgres 9.1 に接続することができます。最適な方法は、使用状況やスキルに合わせて選択してください。


      postgresql docker


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