SQLiteで文字列をstrftime、date、julianday関数を使って日付に変換する方法

2024-04-12

SQLiteで文字列を日付に変換する方法

strftime() 関数は、日付や時刻を指定されたフォーマットに変換する関数です。例えば、以下のように使用できます。

SELECT strftime('%Y-%m-%d', '2024-04-11');

このクエリは、"2024-04-11" という文字列を "YYYY-MM-DD" というフォーマットに変換し、結果として "2024-04-11" を返します。

SELECT date('2024-04-11');

date() 関数は、strftime() 関数よりもシンプルですが、フォーマットを指定することはできません。

julianday() 関数は、日付をユリウス日に変換する関数です。ユリウス日とは、紀元前4713年1月1日午前0時0分0秒から経過した日数です。例えば、以下のように使用できます。

SELECT julianday('2024-04-11');

julianday() 関数は、日付を比較したり、計算したりする際に役立ちます。

その他の方法

上記以外にも、datetime() 関数や timestamp() 関数など、文字列を日付に変換する方法があります。これらの関数は、それぞれ異なるフォーマットに対応しているので、状況に合わせて使い分けることができます。

-- 1. strftime() 関数を使う

SELECT strftime('%Y-%m-%d', '2024-04-11');
-- 結果: 2024-04-11

SELECT strftime('%Y年%m月%d日', '2024-04-11');
-- 結果: 2024年04月11日

-- 2. date() 関数を使う

SELECT date('2024-04-11');
-- 結果: 2024-04-11

-- 3. julianday() 関数を使う

SELECT julianday('2024-04-11');
-- 結果: 2459704

-- 4. datetime() 関数を使う

SELECT datetime('2024-04-11 10:26:00');
-- 結果: 2024-04-11 10:26:00

-- 5. timestamp() 関数を使う

SELECT timestamp('2024-04-11 10:26:00');
-- 結果: 2024-04-11 10:26:00.000

上記コードは、SQLite のコマンドラインツールで実行できます。

注意事項

上記コードは、サンプルコードです。実際の使用には、必要に応じて修正してください。
文字列の日付フォーマットが正しくないと、エラーが発生する可能性があります。

SQLiteで文字列を日付に変換するその他の方法

CASE式を使うと、文字列の日付フォーマットに応じて、異なる変換方法を適用することができます。例えば、以下のように使用できます。

SELECT CASE
    WHEN date_string LIKE '%Y-%m-%d' THEN date(date_string)
    WHEN date_string LIKE '%Y/%m/%d' THEN date(date_string, 'YYYY/MM/DD')
    ELSE NULL
END
FROM table_name;

このクエリは、table_name テーブルの date_string 列にある文字列を日付に変換します。

date_string 列が YYYY-MM-DD フォーマットの場合は、date() 関数を使って日付型に変換します。
上記以外のフォーマットの場合は、NULL を返します。

ユーザー定義関数を使うと、より複雑な変換処理を行うことができます。例えば、以下のように使用できます。

CREATE FUNCTION date_from_string(text)
RETURNS date
AS
BEGIN
    CASE
        WHEN text LIKE '%Y-%m-%d' THEN date(text)
        WHEN text LIKE '%Y/%m/%d' THEN date(text, 'YYYY/MM/DD')
        ELSE NULL
    END
END;

SELECT date_from_string('2024-04-11');
-- 結果: 2024-04-11

SELECT date_from_string('2024/04/11');
-- 結果: 2024-04-11