DROP TABLE コマンドと CREATE TABLE コマンドの使い方

2024-04-02

SQLite テーブルの切り捨て

コマンド

TRUNCATE TABLE table_name;

例:

TRUNCATE TABLE users;

このコマンドを実行すると、users テーブル内のすべてのデータが削除されますが、テーブルの構造はそのまま残ります。

TRUNCATE と DELETE の違い

TRUNCATEDELETE はどちらもデータを削除するために使用されますが、いくつかの重要な違いがあります。

  • TRUNCATE は高速です: TRUNCATE はテーブル全体を一度に削除するため、DELETE よりも高速です。
  • TRUNCATE はログに記録されない: TRUNCATE はトランザクションログに記録されないため、ROLLBACK で元に戻すことはできません。
  • DELETE は WHERE 句を使用できる: DELETE は WHERE 句を使用して、特定の条件を満たすデータのみを削除することができます。

注意点

  • TRUNCATE はデータを完全に削除するため、実行前に必ずバックアップを取るようにしてください。
  • TRUNCATE は AUTOINCREMENT カラムの値をリセットしません。



import sqlite3

# データベースへの接続
connection = sqlite3.connect("database.db")
cursor = connection.cursor()

# テーブルの切り捨て
cursor.execute("TRUNCATE TABLE users")

# コミット
connection.commit()

# 接続のクローズ
cursor.close()
connection.close()
  • TRUNCATE は、テーブル内のデータをすべて削除したい場合に便利です。
  • TRUNCATE は DELETE よりも高速ですが、元に戻すことはできません。



SQLite テーブルをTRUNCATEする他の方法

DELETEコマンド

DELETE FROM table_name;
DELETE FROM users;

TRUNCATEとの違い:

  • DELETEはトランザクションログに記録されるため、ROLLBACKで元に戻すことができます。

VACUUMコマンドは、テーブルから不要なスペースを削除します。

VACUUM;
VACUUM;
  • VACUUMはテーブル内のデータを削除しません。
  • VACUUMはテーブル構造を再構築するため、TRUNCATEよりも時間がかかります。

DROP TABLEコマンドとCREATE TABLEコマンド

DROP TABLEコマンドでテーブルを削除し、CREATE TABLEコマンドで新しいテーブルを作成します。

DROP TABLE table_name;

CREATE TABLE table_name (
  column1_name column1_type,
  column2_name column2_type,
  ...
);
DROP TABLE users;

CREATE TABLE users (
  id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
  name TEXT,
  email TEXT
);
  • DROP TABLEとCREATE TABLEはテーブル構造を変更することができます。
  • テーブル内のすべてのデータを削除したい場合は、TRUNCATEコマンドを使用するのが最速の方法です。
  • 特定の条件を満たすデータのみを削除したい場合は、DELETEコマンドを使用する必要があります。
  • テーブル構造を変更したい場合は、DROP TABLEとCREATE TABLEコマンドを使用する必要があります。

SQLiteテーブルをTRUNCATEする方法はいくつかあります。どの方法を使用するかは、状況によって異なります。


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