DROP TABLE コマンドと CREATE TABLE コマンドの使い方
SQLite テーブルの切り捨て
コマンド
TRUNCATE TABLE table_name;
例:
TRUNCATE TABLE users;
このコマンドを実行すると、users
テーブル内のすべてのデータが削除されますが、テーブルの構造はそのまま残ります。
TRUNCATE と DELETE の違い
TRUNCATE と DELETE はどちらもデータを削除するために使用されますが、いくつかの重要な違いがあります。
- TRUNCATE は高速です: TRUNCATE はテーブル全体を一度に削除するため、DELETE よりも高速です。
- TRUNCATE はログに記録されない: TRUNCATE はトランザクションログに記録されないため、ROLLBACK で元に戻すことはできません。
- DELETE は WHERE 句を使用できる: DELETE は WHERE 句を使用して、特定の条件を満たすデータのみを削除することができます。
注意点
- TRUNCATE はデータを完全に削除するため、実行前に必ずバックアップを取るようにしてください。
- TRUNCATE は AUTOINCREMENT カラムの値をリセットしません。
import sqlite3
# データベースへの接続
connection = sqlite3.connect("database.db")
cursor = connection.cursor()
# テーブルの切り捨て
cursor.execute("TRUNCATE TABLE users")
# コミット
connection.commit()
# 接続のクローズ
cursor.close()
connection.close()
- TRUNCATE は、テーブル内のデータをすべて削除したい場合に便利です。
- TRUNCATE は DELETE よりも高速ですが、元に戻すことはできません。
SQLite テーブルをTRUNCATEする他の方法
DELETEコマンド
DELETE FROM table_name;
DELETE FROM users;
TRUNCATEとの違い:
- DELETEはトランザクションログに記録されるため、ROLLBACKで元に戻すことができます。
VACUUMコマンドは、テーブルから不要なスペースを削除します。
VACUUM;
VACUUM;
- VACUUMはテーブル内のデータを削除しません。
- VACUUMはテーブル構造を再構築するため、TRUNCATEよりも時間がかかります。
DROP TABLEコマンドとCREATE TABLEコマンド
DROP TABLEコマンドでテーブルを削除し、CREATE TABLEコマンドで新しいテーブルを作成します。
DROP TABLE table_name;
CREATE TABLE table_name (
column1_name column1_type,
column2_name column2_type,
...
);
DROP TABLE users;
CREATE TABLE users (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
name TEXT,
email TEXT
);
- DROP TABLEとCREATE TABLEはテーブル構造を変更することができます。
- テーブル内のすべてのデータを削除したい場合は、TRUNCATEコマンドを使用するのが最速の方法です。
- 特定の条件を満たすデータのみを削除したい場合は、DELETEコマンドを使用する必要があります。
- テーブル構造を変更したい場合は、DROP TABLEとCREATE TABLEコマンドを使用する必要があります。
SQLiteテーブルをTRUNCATEする方法はいくつかあります。どの方法を使用するかは、状況によって異なります。
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