【保存版】Laravelで今日作られたレコードを取得!SQL、Eloquent、ActiveRecordの3通りの方法を徹底解説
Laravel で今日作成されたレコードのみを取得する方法
Laravel でデータベースからレコードを取得する場合、様々な方法があります。その中でも、今日作成されたレコードのみを取得することはよくある操作です。ここでは、MySQL, Eloquent, ActiveRecord のいずれを使用する場合でも、今日作成されたレコードを効率的に取得する方法を説明します。
方法 1: Eloquent
Eloquent を使用している場合は、以下のクエリを使用して、今日作成されたレコードのみを取得できます。
// 今日の日付を取得
$today = now();
// 今日作成されたレコードのみを取得
$records = App\Model::where('created_at', '>=', $today)->get();
このクエリは、created_at
カラムの値が $today
以降のレコードのみを返します。
方法 2: SQL クエリ
Eloquent を使用せずに SQL クエリを直接実行することもできます。
SELECT * FROM your_table WHERE created_at >= CURDATE();
このクエリは、your_table
テーブルの created_at
カラムの値が今日の日付と同じまたはそれ以降のレコードのみを返します。
方法 3: ActiveRecord
# 今日の日付を取得
today = Date.today
# 今日作成されたレコードのみを取得
records = Model.where('created_at', '>=', today).all
- 上記の例では、
created_at
カラムがdatetime
またはtimestamp
型であることを前提としています。カラムが別の型の場合は、適切な比較演算子を使用する必要があります。 - タイムゾーン設定によっては、本日作成されたレコードとして認識される時間に差異が生じる可能性があります。ご自身の環境に合わせて設定を確認してください。
- 複雑な条件でレコードを絞り込む場合は、where句を組み合わせて使用することができます。
<?php
use Illuminate\Database\Eloquent\Model;
class User extends Model
{
// ...
public function scopeTodayRecords($query)
{
return $query->where('created_at', '>=', now());
}
}
$todayRecords = User::todayRecords()->get();
// $todayRecords 変数には、今日作成された User レコードのみが入っています
解説
User
モデル内にtodayRecords
スコープメソッドを定義します。User::todayRecords()
を呼び出すことで、このスコープメソッドを適用したクエリを実行できます。- クエリ結果を
$todayRecords
変数に格納します。
このコードを使用する利点
- コードが読みやすく、わかりやすい
- 再利用可能なスコープメソッドを作成することで、同じクエリを他の場所でも簡単に使用できる
- テストが容易になる
- 上記のコードはあくまで一例であり、ご自身のニーズに合わせて変更することができます。
- 他の Eloquent モデルやデータベースエンジンでも同様の手法で今日作成されたレコードを取得できます。
追加情報
以下のコードは、ActiveRecord を使用して 今日作成されたレコードのみを取得する方法を示しています。
class User < ApplicationRecord
# ...
scope :created_today, -> { where('created_at', '>=', Date.today) }
end
today_records = User.created_today.all
# today_records 変数には、今日作成された User レコードのみが入っています
User
モデル内にcreated_today
スコープを定義します。User.created_today
を呼び出すことで、このスコープを適用したクエリを実行できます。
他の方法
方法 1: whereBetween
whereBetween
クエリビルダメソッドを使用して、今日の日付の範囲内のレコードを取得できます。
$today = now();
$records = App\Model::whereBetween('created_at', [$today, $today->endOfDay()])->get();
このクエリは、created_at
カラムの値が $today
と $today->endOfDay()
の間にあるレコードのみを返します。
方法 2: Carbon
Carbon
ライブラリを使用して、今日の日付を簡単に操作できます。
use Carbon\Carbon;
$today = Carbon::today();
$records = App\Model::where('created_at', '>=', $today)->get();
このコードは、Carbon::today()
を使用して今日の日付を取得し、それを where
クエリで使用しています。
方法 3: DB::raw
複雑なクエリを使用する場合は、DB::raw
を使用して SQL クエリを直接実行できます。
$today = now();
$records = DB::table('your_table')->whereRaw('created_at >= ?', [$today])->get();
どの方法を選択するべきか
どの方法を選択するかは、個々のニーズによって異なります。シンプルなケースであれば、where
クエリや whereBetween
クエリビルダメソッドを使用するのがおすすめです。より複雑なケースの場合は、Carbon
ライブラリや DB::raw
を使用するとよいでしょう。
- 性能が重要な場合は、インデックスが適切に設定されていることを確認してください。
- 大量のレコードを処理する場合は、クエリを効率的に実行するために、ページングやチャンク処理を使用する必要があります。
- セキュリティ上の理由から、ユーザー入力のサニタイズを常に忘れずに実行してください。
mysql date activerecord