データベースとのスムーズな連携を実現:Entity Framework 接続でメタデータ プロパティを活用しよう

2024-04-02

Entity Framework 接続におけるメタデータ プロパティの必要性

メタデータ は、データベーススキーマに関する情報を提供します。具体的には、テーブル、列、データ型、およびエンティティ間の関係に関する情報が含まれます。Entity Framework は、この情報を使用して、データベースとのマッピングを作成し、クエリを生成し、エンティティ間の関係を管理します。

Entity Framework 接続でメタデータ プロパティが必要な理由は次のとおりです。

データベーススキーマの理解

Entity Framework は、データベーススキーマを理解するためにメタデータを使用します。メタデータがないと、Entity Framework はデータベース内のテーブルや列を認識できず、クエリを生成したり、エンティティを操作したりすることができません。

マッピングの作成

Entity Framework は、メタデータを使用して、エンティティ クラスとデータベース テーブル間のマッピングを作成します。このマッピングにより、Entity Framework はエンティティをデータベースレコードに関連付け、クエリや更新を効率的に実行できます。

クエリの生成

Entity Framework は、メタデータを使用して、LINQ クエリをデータベースクエリに変換します。メタデータにより、Entity Framework はクエリの意図を理解し、適切な SQL クエリを生成できます。

関係の管理

Entity Framework は、メタデータを使用して、エンティティ間の関係を管理します。メタデータにより、Entity Framework はエンティティ間の関連性を認識し、関連するエンティティを自動的に読み込むことができます。

メタデータ プロパティの指定方法

  • 接続文字列

接続文字列に metadata=res://... パラメータを追加することで、メタデータリソースの場所を指定できます。

  • コード

DbContext クラスの OnModelCreating メソッドを使用して、メタデータをプログラムによって指定できます。

  • EDMX ファイル

Entity Data Model (.edmx) ファイルを使用して、メタデータを XML 形式で定義できます。

Entity Framework 接続でメタデータ プロパティは必須です。メタデータにより、Entity Framework はデータベーススキーマを理解し、エンティティとのマッピングを作成し、クエリを生成し、関係を管理することができます。




var connectionString = "Data Source=localhost;Initial Catalog=MyDatabase;Integrated Security=True";

var context = new MyContext(connectionString + ";metadata=res://MyAssembly/MyModel.csdl|res://MyAssembly/MyModel.ssdl|res://MyAssembly/MyModel.msl");

コードを使用してメタデータを指定する

public class MyContext : DbContext
{
    public MyContext(string connectionString) : base(connectionString)
    {
    }

    protected override void OnModelCreating(DbModelBuilder modelBuilder)
    {
        modelBuilder.Entity<MyEntity>()
            .ToTable("MyTable");

        modelBuilder.Entity<MyEntity>()
            .Property(e => e.Name)
            .HasMaxLength(50);
    }
}
  1. Visual Studio で新しい ADO.NET Entity Data Model プロジェクトを作成します。
  2. モデルデザイナーを使用して、エンティティと関係を定義します。
  3. モデルファイルをビルドします。
  4. 接続文字列に EDMX ファイルの場所を指定します。
var connectionString = "Data Source=localhost;Initial Catalog=MyDatabase;Integrated Security=True";

var context = new MyContext(connectionString + ";metadata=.\MyModel.edmx");

これらのサンプルコードは、Entity Framework 接続でメタデータ プロパティを指定する方法を示しています。これらのコードを参考に、自分のアプリケーションで Entity Framework を使用することができます。




メタデータ プロパティを指定する他の方法

アプリケーション構成ファイル (app.config) に entityFramework セクションを追加することで、メタデータ プロパティを指定できます。

<configuration>
  <configSections>
    <section name="entityFramework" type="System.Data.Entity.Internal.ConfigFile.ConfigurationSectionHandler, EntityFramework, Version=6.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089" />
  </configSections>
  <entityFramework>
    <defaultConnectionFactory type="System.Data.Entity.Infrastructure.SqlConnectionFactory, EntityFramework" />
    <providers>
      <provider invariantName="System.Data.SqlClient" type="System.Data.Entity.SqlServer.SqlProviderServices, EntityFramework.SqlServer" />
    </providers>
    <connections>
      <connection name="MyContext" connectionString="Data Source=localhost;Initial Catalog=MyDatabase;Integrated Security=True" />
    </connections>
  </entityFramework>
</configuration>
public class MyContext : DbContext
{
    public MyContext(string connectionString) : base(connectionString)
    {
    }

    protected override void OnModelCreating(DbModelBuilder modelBuilder)
    {
        modelBuilder.Entity<MyEntity>()
            .ToTable("MyTable");

        modelBuilder.Entity<MyEntity>()
            .Property(e => e.Name)
            .HasMaxLength(50);

        // メタデータ プロパティをプログラムによって設定
        modelBuilder.Conventions.Remove<PluralizingTableNameConvention>();
    }
}

メタデータ コード ファイルを作成し、EdmMetadata クラスを使用してメタデータを定義できます。

public class MyMetadata : EdmMetadata
{
    public MyMetadata()
    {
        // メタデータ定義
        this.AddEntitySet("MyEntitySet", new EntityType("MyModel", "MyEntity"));
        this.AddEntityType("MyModel", "MyEntity", new Property[] {
            new Property("Name", EdmPrimitiveType.String, false, null, null),
            new Property("Age", EdmPrimitiveType.Int32, false, null, null),
        });
    }
}

これらの方法は、より高度なメタデータ設定が必要な場合に役立ちます。


database entity-framework connection


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