Laravel 5 で LIKE 演算子の同等表現:Eloquent で部分一致検索を実行する 5 つの方法
Laravel 5 での LIKE 演算子の同等表現 (Eloquent)
基本的な例
例えば、users
テーブルで名前が "John" または "Jane" で始まるユーザーをすべて取得するには、次のコードを使用できます。
User::whereLike('name', 'John%')->orWhereLike('name', 'Jane%')->get();
このコードは、name
カラムの値が "John" または "Jane" で始まるすべてのレコードを含む User
モデルのコレクションを返します。
ワイルドカードの使用
LIKE
演算子には、部分一致検索をさらに制御するために使用できるワイルドカード文字があります。最も一般的に使用されるワイルドカード文字は次のとおりです。
%
: 任意の数の文字を表します。[]
: 指定された文字範囲内の任意の文字を表します。
例:特定の文字範囲内の名前を持つユーザーを検索する
name
カラムの値が "A" から "F" の間の文字で始まるすべてのユーザーを検索するには、次のコードを使用できます。
User::whereLike('name', '[A-F]%')->get();
大文字と小文字の区別
デフォルトでは、LIKE
演算子は大文字と小文字を区別します。つまり、"John" と "john" は異なる検索と見なされます。大文字と小文字を区別しない検索を実行するには、ILIKE
演算子を使用する必要があります。ただし、ILIKE
演算子はすべてのデータベースでサポートされているわけではないことに注意してください。
例:大文字と小文字を区別せずに名前を検索する
User::whereILike('name', 'John%')->get();
パフォーマンスの注意事項
LIKE
演算子は、インデックスが設定されていない列で使用すると、クエリのパフォーマンスが低下する可能性があります。部分一致検索を実行する必要がある場合は、インデックスが設定されている列で検索するようにしてください。
Laravel 5 の whereLike()
メソッドを使用して、Eloquent クエリで部分一致検索を簡単かつ効率的に実行できます。ワイルドカード文字と大文字と小文字の区別オプションを使用して、検索をさらに制御できます。
Laravel 5 での LIKE 演算子の同等表現 (Eloquent) - サンプルコード
// users テーブルで名前が "John" または "Jane" で始まるユーザーをすべて取得
$users = User::whereLike('name', 'John%')->orWhereLike('name', 'Jane%')->get();
// 各ユーザーの情報を表示
foreach ($users as $user) {
echo $user->name . '<br>';
}
// name カラムの値が "A" から "F" の間の文字で始まるすべてのユーザーを検索
$users = User::whereLike('name', '[A-F]%')->get();
// 各ユーザーの情報を表示
foreach ($users as $user) {
echo $user->name . '<br>';
}
// name カラムの値が "John" または "john" のいずれかで始まるすべてのユーザーを検索
$users = User::whereILike('name', 'John%')->get();
// 各ユーザーの情報を表示
foreach ($users as $user) {
echo $user->name . '<br>';
}
// name カラムにインデックスを設定
Schema::table('users', function (Blueprint $table) {
$table->index('name');
});
補足
- 上記のコードは、MySQL データベースを使用していることを前提としています。他のデータベースを使用している場合は、対応する構文を使用する必要があります。
Laravel 5 での LIKE 演算子の同等表現 (Eloquent) - 他の方法
Laravel 5 では、where()
メソッドと正規表現を使用して、より複雑な部分一致検索を実行できます。
例:名前が "John Doe" または "Jane Doe" のユーザーを検索する
User::where(function ($query) {
$query->where('name', 'John Doe')->orWhere('name', 'Jane Doe');
})->get();
スコープの使用
Laravel スコープを使用して、Eloquent クエリに共通のロジックをカプセル化できます。これにより、コードをより簡潔で再利用しやすくなります。
例:名前が "John" または "Jane" で始まるユーザーを検索するスコープを作成する
// app/User.php
public function scopeStartsWith($query, $prefix)
{
$query->whereLike('name', $prefix . '%');
}
使用方法
// users テーブルで名前が "John" または "Jane" で始まるユーザーをすべて取得
$users = User::startsWith('John')->orWhereStartsWith('Jane')->get();
whereIn()
メソッドを使用して、特定の値のリストと一致するレコードを検索します。
使用する方法は、特定の要件によって異なります。
- 単純な部分一致検索の場合は、
whereLike()
メソッドが最良の選択肢です。 - より複雑な部分一致検索の場合は、正規表現またはスコープを使用できます。
- 特定の値のリストまたは範囲と一致するレコードを検索する場合は、
whereIn()
またはwhereBetween()
メソッドを使用できます。
- 正規表現を使用する場合は、クエリのパフォーマンスが低下する可能性があることに注意してください。
- スコープを使用する場合は、スコープロジックが複雑になりすぎないように注意してください。
Laravel 5 には、LIKE 演算子の同等表現をさまざまな方法で実装するためのオプションが用意されています。使用する方法は、特定の要件によって異なります。上記で紹介した方法に加えて、Eloquent クエリビルダーには、さまざまな検索条件を設定するための追加のメソッドが用意されています。
php mysql laravel-5