SQL Server Management Studioでコードの見やすさを向上させる:エディタの折り返し機能
SQL Server Management Studio(SSMS)でエディタの折り返し方法
SQL Server Management Studio(SSMS)でコードを編集する際、長い行が画面からはみ出て見づらくなってしまうことがあります。 そこで、エディタの折り返し機能を活用することで、コードの見やすさを向上させることができます。
折り返し方法
SSMSでエディタの折り返しを設定するには、以下の2つの方法があります。
方法1:メニューから設定
- ツールメニューをクリックします。
- オプションを選択します。
- テキスト エディタを選択します。
- すべての言語を選択します。
- 設定タブを選択します。
- 折り返しチェックボックスをオンにします。
- OKをクリックします。
方法2:ショートカットキー
- Ctrl + Shift + W キーを押します。
- インジケーター: 折り返し位置を示すインジケーターを表示するかどうかを設定できます。
- 表示スペース: 折り返し後の行頭に表示するスペース数を設定できます。
- 単語の折り返し: 単語単位で折り返すかどうかを設定できます。
設定例
以下の設定は、コードの見やすさを向上させる一般的な設定例です。
- インジケーター: オン
- 表示スペース: 4
- 単語の折り返し: オフ
- 折り返し: オン
注意事項
- すべてのフォントで折り返しが正しく動作するとは限りません。
- 折り返しを設定すると、エディタの表示幅が狭くなっている場合は、スクロールバーが必要になる場合があります。
上記以外にも、SSMSのエディタには様々な機能があります。 詳細については、SSMSのヘルプドキュメントを参照してください。
テーブルの作成
CREATE TABLE Customers (
CustomerID INT IDENTITY(1,1) PRIMARY KEY,
FirstName NVARCHAR(50) NOT NULL,
LastName NVARCHAR(50) NOT NULL,
Email NVARCHAR(100) NOT NULL
);
このコードは、Customers
という名前の新しいテーブルを作成します。 このテーブルには、CustomerID
、FirstName
、LastName
、および Email
という 4 つの列があります。
データの挿入
INSERT INTO Customers (FirstName, LastName, Email)
VALUES ('John', 'Doe', '[email protected]');
INSERT INTO Customers (FirstName, LastName, Email)
VALUES ('Jane', 'Doe', '[email protected]');
このコードは、Customers
テーブルに 2 行のデータを追加します。 最初の行は、John Doe
という名前と [email protected]
という電子メール アドレスを持つ顧客を追加します。 2 番目の行は、Jane Doe
という名前と [email protected]
という電子メール アドレスを持つ顧客を追加します。
データのクエリ
SELECT * FROM Customers;
このコードは、Customers
テーブルのすべてのデータを選択します。 結果は次のようになります。
CustomerID FirstName LastName Email
----------- --------- --------- ---------
1 John Doe [email protected]
2 Jane Doe [email protected]
DROP TABLE Customers;
このコードは、Customers
テーブルを削除します。
- メニューから設定
- ショートカットキー
しかしながら、状況によっては、以下の方法も役立つ場合があります。
方法3:レジストリエディタを使用する
以下のレジストリキーを変更することで、SSMSの既定の折り返し設定を変更することができます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\SQL Server Management Studio\Settings\Text Editor
このキーの下に、以下の値を作成または編集します。
- Indent: この値は、折り返し後の行頭に表示するスペース数を設定します。 デフォルト値は
4
です。 - WordWrapMode: この値を
2
に設定すると、単語単位で折り返されます。 デフォルト値は0
です。
- この方法は、上級ユーザー向けです。
- レジストリの編集を誤ると、システムに問題が発生する可能性があります。
- レジストリを編集する前に、必ずレジストリのバックアップを取ってください。
方法4:拡張機能を使用する
SSMS には、エディタの機能を拡張するさまざまな拡張機能が用意されています。 これらの拡張機能の中には、折り返し設定をさらに細かく制御できるものもあります。
例:
- 拡張機能を使用すると、SSMSのパフォーマンスが低下する可能性があります。
- 拡張機能をインストールする前に、その拡張機能のレビューを読んでください。
- すべての拡張機能がすべてのバージョンの SSMS で動作するとは限りません。
sql-server editor ssms