Alembic で ALTER COLUMN を使用して PostgreSQL カラム型を変更する

2024-04-02

Alembic を使用して PostgreSQL のカラム型を変更する方法

このチュートリアルでは、Alembic と SQLAlchemy を使用して PostgreSQL データベースのカラム型を変更する方法を説明します。

前提条件

  • PostgreSQL データベース
  • Python 3
  • Alembic
  • SQLAlchemy

手順

  1. Alembic のバージョンを確認する
alembic --version
  1. Alembic の環境を初期化する
alembic init <alembic_dir>
  1. Alembic の設定ファイルを編集する
[alembic]
script_location = <alembic_dir>/migrations

# SQLAlchemy の接続文字列
sqlalchemy.url = postgresql://<user>:<password>@<host>/<database>
  1. マイグレーションファイルを作成する
alembic revision --autogenerate -m "Change column type"
from alembic import op

op.alter_column(
    "table_name",
    "column_name",
    type_=<new_type>,
    using="""
        CASE
            WHEN column_name IS NULL THEN NULL
            ELSE CAST(column_name AS <new_type>)
        END
    """,
)
  • table_name: 変更するテーブル名
  • column_name: 変更するカラム名
  • new_type: 新しいカラム型
  • USING: データ変換式
alembic upgrade head

VARCHAR(10) 型のカラム nameVARCHAR(20) 型に変更する例:

from alembic import op

op.alter_column(
    "users",
    "name",
    type_=sa.VARCHAR(20),
    using="""
        CASE
            WHEN name IS NULL THEN NULL
            ELSE CAST(name AS VARCHAR(20))
        END
    """,
)

注意事項

  • USING 式は、データベースによって異なります。詳細は、各データベースのドキュメントを参照してください。
  • データ型変更によってデータ損失が発生する可能性があります。事前にバックアップを取っておくことをお勧めします。



from alembic import op

op.alter_column(
    "users",
    "name",
    type_=sa.VARCHAR(20),
    using="""
        CASE
            WHEN name IS NULL THEN NULL
            ELSE CAST(name AS VARCHAR(20))
        END
    """,
)
  • このコードは、users テーブルの name カラムを VARCHAR(20) 型に変更します。
  • USING 式は、name カラムが NULL の場合は NULL を、そうでなければ VARCHAR(20) 型に変換します。

実行方法

alembic init <alembic_dir>
[alembic]
script_location = <alembic_dir>/migrations

# SQLAlchemy の接続文字列
sqlalchemy.url = postgresql://<user>:<password>@<host>/<database>
alembic revision --autogenerate -m "Change column type"
alembic upgrade head
  • このコードはサンプルです。実際の環境に合わせて変更する必要があります。



Alembic を使用せずに PostgreSQL のカラム型を変更する方法

SQL クエリを使用する

ALTER TABLE table_name ALTER COLUMN column_name TYPE new_type;
ALTER TABLE users ALTER COLUMN name TYPE VARCHAR(20);

pgAdmin は、PostgreSQL データベースを管理するためのツールです。pgAdmin を使用してカラム型を変更するには、以下の手順を行います。

  1. pgAdmin を起動し、データベースに接続する。
  2. 変更したいテーブルを右クリックし、「プロパティ」を選択する。
  3. 「列」タブを選択し、変更したいカラムを選択する。
  4. 「データ型」フィールドで新しいカラム型を選択する。
  5. 「OK」をクリックして変更を保存する。
  • pgAdmin を使用するには、PostgreSQL サーバーにアクセスできる必要があります。

postgresql sqlalchemy alembic


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