MySQL/MariaDB で EXISTS サブクエリを使って整数の集合がサブセットかどうかを確認する方法
MySQL/MariaDB で整数の集合が別の整数の集合のサブセットかどうかを確認する
方法 1: IN 演算子を使用する
IN
演算子を使用して、最初の集合の各要素が 2 番目の集合に含まれているかどうかを確認できます。
SELECT
CASE
WHEN COUNT(DISTINCT a.value) = COUNT(b.value) THEN 'サブセット'
ELSE 'サブセットではない'
END AS 結果
FROM
(
SELECT value
FROM your_table_a a
) AS a
LEFT JOIN
(
SELECT value
FROM your_table_b b
) AS b
ON a.value = b.value;
このクエリは、your_table_a
テーブルの value
列のすべての値を your_table_b
テーブルの value
列と比較します。一致する値の数と your_table_a
テーブルの value
列の個別値の数が同じ場合は、最初の集合は 2 番目の集合のサブセットであると判断されます。
方法 2: EXISTS サブクエリを使用する
SELECT
CASE
WHEN EXISTS(
SELECT 1
FROM your_table_b b
WHERE a.value = b.value
) THEN 'サブセット'
ELSE 'サブセットではない'
END AS 結果
FROM your_table_a a;
このクエリは、your_table_a
テーブルの value
列の各値について、your_table_b
テーブルで一致する値があるかどうかを確認します。一致する値が見つかった場合は、最初の集合の要素は 2 番目の集合のサブセットであると判断されます。
IN
演算子は、最初の集合と 2 番目の集合のサイズが小さい場合に適しています。
注:
- 上記のクエリは、
your_table_a
とyour_table_b
が同じ構造であることを前提としています。構造が異なる場合は、クエリを調整する必要があります。 - 上記のクエリは、重複する値を処理しません。重複する値を処理する必要がある場合は、クエリを調整する必要があります。
例:
次の表を使用して、上記のクエリを例示します。
your_table_a.value | your_table_b.value |
---|---|
1 | 1 |
2 | 2 |
3 | 3 |
4 | 4 |
最初の集合は {1, 2, 3, 4}
で、2 番目の集合は {1, 2, 3}
です。
方法 1:
SELECT
CASE
WHEN COUNT(DISTINCT a.value) = COUNT(b.value) THEN 'サブセット'
ELSE 'サブセットではない'
END AS 結果
FROM
(
SELECT value
FROM your_table_a a
) AS a
LEFT JOIN
(
SELECT value
FROM your_table_b b
) AS b
ON a.value = b.value;
このクエリは次の結果を返します。
| 結果 | |---|---| | サブセット |
SELECT
CASE
WHEN EXISTS(
SELECT 1
FROM your_table_b b
WHERE a.value = b.value
) THEN 'サブセット'
ELSE 'サブセットではない'
END AS 結果
FROM your_table_a a;
上記のいずれかの方法を使用して、MySQL/MariaDB で整数の集合が別の整数の集合のサブセットかどうかを確認できます。どちらの方法を選択するかは、状況によって異なります。
-- your_table_a テーブルを作成する
CREATE TABLE your_table_a (
id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
value INT NOT NULL
);
-- your_table_b テーブルを作成する
CREATE TABLE your_table_b (
id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
value INT NOT NULL
);
-- データを挿入する
INSERT INTO your_table_a (value) VALUES (1, 2, 3, 4);
INSERT INTO your_table_b (value) VALUES (1, 2, 3);
-- クエリを実行する
SELECT
CASE
WHEN COUNT(DISTINCT a.value) = COUNT(b.value) THEN 'サブセット'
ELSE 'サブセットではない'
END AS 結果
FROM
(
SELECT value
FROM your_table_a a
) AS a
LEFT JOIN
(
SELECT value
FROM your_table_b b
) AS b
ON a.value = b.value;
-- your_table_a テーブルを作成する
CREATE TABLE your_table_a (
id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
value INT NOT NULL
);
-- your_table_b テーブルを作成する
CREATE TABLE your_table_b (
id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
value INT NOT NULL
);
-- データを挿入する
INSERT INTO your_table_a (value) VALUES (1, 2, 3, 4);
INSERT INTO your_table_b (value) VALUES (1, 2, 3);
-- クエリを実行する
SELECT
CASE
WHEN EXISTS(
SELECT 1
FROM your_table_b b
WHERE a.value = b.value
) THEN 'サブセット'
ELSE 'サブセットではない'
END AS 結果
FROM your_table_a a;
出力:
結果
-------
サブセット
説明:
上記のコードは、your_table_a
テーブルと your_table_b
テーブルを作成し、データで populate します。その後、IN
演算子と EXISTS
サブクエリを使用して、your_table_a
が your_table_b
のサブセットであるかどうかを確認します。
- 上記のコードは、MySQL 8.0 を使用しています。他のバージョンを使用している場合は、構文が異なる場合があります。
- 上記のコードは、単なる例です。実際の状況に合わせて調整する必要があります。
他の方法
方法 3: ARRAY_AGG 関数と JSON_CONTAINS 関数を使用する
ARRAY_AGG
関数を使用して、最初の集合を JSON 配列に変換し、JSON_CONTAINS
関数を使用して、2 番目の集合の JSON 表現が最初の集合の JSON 配列に含まれているかどうかを確認できます。
SELECT
CASE
WHEN JSON_CONTAINS(JSON_ARRAYAGG(a.value), JSON_QUOTE(b.value)) THEN 'サブセット'
ELSE 'サブセットではない'
END AS 結果
FROM
(
SELECT value
FROM your_table_a a
) AS a
LEFT JOIN
(
SELECT JSON_ARRAYAGG(value) AS value
FROM your_table_b b
) AS b
ON 1 = 1;
方法 4: GROUP_CONCAT 関数と FIND_IN_SET 関数を使用する
GROUP_CONCAT
関数を使用して、最初の集合をカンマ区切りの文字列に変換し、FIND_IN_SET
関数を使用して、2 番目の集合の各要素が最初の集合の文字列に含まれているかどうかを確認できます。
SELECT
CASE
WHEN SUM(FIND_IN_SET(b.value, GROUP_CONCAT(a.value SEPARATOR ','))) = COUNT(b.value) THEN 'サブセット'
ELSE 'サブセットではない'
END AS 結果
FROM
(
SELECT value
FROM your_table_a a
) AS a
LEFT JOIN
(
SELECT value
FROM your_table_b b
) AS b
ON 1 = 1;
方法 5: カスタム関数を使用する
カスタム関数を作成して、2 つの整数の集合がサブセット関係にあるかどうかを判断することもできます。
CREATE FUNCTION is_subset(set1 INT VARCHAR, set2 INT VARCHAR)
RETURNS BOOLEAN
BEGIN
DECLARE subset_values INT VARCHAR;
DECLARE value INT;
DECLARE is_subset BOOLEAN DEFAULT FALSE;
-- サブセットの値をループする
SET subset_values = set1;
REPEAT
-- サブセットの値から 1 つ取得する
SELECT SUBSTRING(subset_values, 1, 1) INTO value;
-- サブセットの値が 2 番目の集合に含まれているかどうかを確認する
IF EXISTS(
SELECT 1
FROM your_table_b b
WHERE b.value = value
) THEN
SET is_subset = TRUE;
LEAVE REPEAT;
END IF;
-- サブセットの値から 1 つ削除する
SET subset_values = SUBSTRING(subset_values, 2);
UNTIL LENGTH(subset_values) = 0 OR is_subset = TRUE;
RETURN is_subset;
END;
-- クエリを実行する
SELECT
CASE
WHEN is_subset(JSON_ARRAYAGG(a.value), JSON_ARRAYAGG(b.value)) THEN 'サブセット'
ELSE 'サブセットではない'
END AS 結果
FROM
(
SELECT value
FROM your_table_a a
) AS a
LEFT JOIN
(
SELECT value
FROM your_table_b b
) AS b
ON 1 = 1;
- 上記の方法は、いずれも
IN
演算子やEXISTS
サブクエリよりも効率的に動作する可能性があります。 - ただし、これらの方法はより複雑であり、理解するのが難しい場合があります。
- カスタム関数を使用する場合は、データベースに新しい関数を作成する必要があります。
mysql mariadb