データ分析の幅が広がる!WHERE句で集計関数とGROUP BY句を組み合わせる

2024-04-03

SQLiteのWHERE句における集計関数

使用例

以下は、WHERE句内でCOUNT関数を使用して、特定の条件を満たす行の数を取得する例です。

SELECT COUNT(*)
FROM customers
WHERE country = 'Japan';

このクエリは、customersテーブルから、country列がJapanである行の数を取得します。

使用可能な集計関数

SQLiteでは、以下の集計関数をWHERE句内で使用することができます。

  • COUNT(): 行数を取得する
  • SUM(): 列の値の合計を取得する

注意事項

WHERE句内で集計関数を使用する際には、以下の点に注意する必要があります。

  • 集計関数は、GROUP BY句と一緒に使用することはできません。
  • 集計関数は、SELECT句で最初に指定する必要があります。
  • 集計関数は、WHERE句内で他の列と比較することはできません。

-- 特定の国の顧客の平均注文金額を取得する
SELECT AVG(order_total)
FROM orders
WHERE country = 'Japan';

-- 特定の商品の売上個数を取得する
SELECT COUNT(*)
FROM sales
WHERE product_id = 123;

-- 特定の期間の最高気温を取得する
SELECT MAX(temperature)
FROM weather
WHERE date BETWEEN '2023-01-01' AND '2023-12-31';

WHERE句内で集計関数を使用することで、さまざまな条件に基づいてデータの集計値を取得することができます。これは、データ分析やレポート作成において非常に便利な機能です。




サンプル1:特定の国の顧客の平均注文金額を取得する

SELECT AVG(order_total)
FROM orders
WHERE country = 'Japan';

サンプル2:特定の商品の売上個数を取得する

SELECT COUNT(*)
FROM sales
WHERE product_id = 123;

このクエリは、salesテーブルから、product_id列が123である商品の売上個数を取得します。

サンプル3:特定の期間の最高気温を取得する

SELECT MAX(temperature)
FROM weather
WHERE date BETWEEN '2023-01-01' AND '2023-12-31';

このクエリは、weatherテーブルから、date列が2023年1月1日から2023年12月31日までの間の最高気温を取得します。

サンプル4:特定の条件を満たす顧客のリストを取得する

SELECT *
FROM customers
WHERE country = 'Japan'
AND order_total > 10000;

サンプル5:集計関数とGROUP BY句を組み合わせて使用

SELECT country, COUNT(*) AS customer_count
FROM customers
GROUP BY country;

これらのサンプルコードは、WHERE句内で集計関数を使用する方法を理解するのに役立ちます。




WHERE句以外で集計関数を使用する方法

SELECT句で集計関数を使用することで、SELECTする列に集計値を含めることができます。

SELECT name, COUNT(*) AS order_count
FROM customers
GROUP BY name;

HAVING句は、GROUP BY句と一緒に使用して、集計結果に基づいて行をフィルタリングするために使用されます。

SELECT country, COUNT(*) AS customer_count
FROM customers
GROUP BY country
HAVING customer_count > 100;

サブクエリを使用して、集計値を別のクエリで計算することができます。

SELECT *
FROM customers
WHERE order_total > (
  SELECT AVG(order_total)
  FROM orders
);

WHERE句以外にも、SELECT句、HAVING句、サブクエリなど、さまざまな方法で集計関数を使用することができます。状況に応じて適切な方法を選択する必要があります。


sql sqlite where-clause


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