ダウンタイムなしでアップグレード!PostgreSQL 9.6から10.1への移行
PostgreSQL 9.6 から 10.1 へのデータ損失なしアップグレード方法
アップグレード前の準備
- バックアップを取る: データベース全体とWAL(Write-Ahead Log)のバックアップを取る。
- 互換性確認: PostgreSQL 10.1 と互換性がない拡張機能やカスタム設定がないことを確認する。
- ダウンタイムの計画: アップグレード中はデータベースが使用できないため、ダウンタイムを計画する。
- 新しい PostgreSQL 10.1 サーバをインストールする: 既存の 9.6 サーバとは別に、10.1 サーバをインストールする。
- データベースをダンプする:
pg_dumpall
コマンドを使用して、9.6 データベースをダンプする。 - 新しいサーバでデータベースを復元する:
pg_restore
コマンドを使用して、10.1 サーバでダンプしたデータベースを復元する。 - データディレクトリをアップグレードする:
pg_upgrade
コマンドを使用して、10.1 サーバのデータディレクトリをアップグレードする。 - 設定ファイルを更新する: 10.1 サーバの設定ファイルに必要な変更を加える。
- 新しいサーバを起動する: 10.1 サーバを起動し、接続を確認する。
注意事項
- アップグレード前に必ずバックアップを取る。
- アップグレード手順は、環境によって異なる場合があります。
- 問題が発生した場合は、専門家に相談する。
- オンラインアップグレードツールを使用する。
- クラウドサービスを利用する。
プログラミングについて
上記のアップグレード手順は、プログラミングスキルがなくても実行できます。 ただし、以下の点に注意する必要があります。
- コマンドライン操作に慣れている必要がある。
- PostgreSQL の設定ファイルの編集方法を理解する必要がある。
- 問題が発生した場合は、自分で解決できる必要がある。
プログラミングスキルに自信がない場合は、専門家に依頼することをおすすめします。
pg_dumpall -U postgres -d postgres > postgresql_9_6_dump.sql
PostgreSQL 10.1 サーバでデータベースの復元
pg_restore -U postgres -d postgres postgresql_9_6_dump.sql
データディレクトリのアップグレード
pg_upgrade -d /var/lib/postgresql/9.6/main -D /var/lib/postgresql/10.1/main
設定ファイルの更新
# postgresql.conf
listen_addresses = '*'
port = 5432
max_connections = 100
pg_ctl start -D /var/lib/postgresql/10.1/main
接続確認
psql -U postgres -d postgres
- 上記のコードは、サンプルです。 環境に合わせて変更する必要があります。
- コマンドを実行する前に、必ずバックアップを取る。
これらのツールは、データベースを停止することなく、オンラインでアップグレードすることができます。 ただし、有料のツールがほとんどです。
これらのサービスは、PostgreSQL データベースのアップグレードを自動的に実行してくれます。 ただし、クラウドサービスの利用料金が発生します。
専門家に依頼する
上記のいずれの方法も自信がない場合は、専門家に依頼することをおすすめします。 専門家は、データベースのアップグレードを安全かつ迅速に実行してくれます。
それぞれの方法の比較
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
手動アップグレード | 無料 | ダウンタイムが必要 |
オンラインアップグレードツール | ダウンタイム不要 | 有料 |
クラウドサービス | ダウンタイム不要 | クラウドサービス利用料金が発生 |
専門家に依頼 | 安全かつ迅速 | 費用がかかる |
どの方法を選択するかは、以下の点を考慮する必要があります。
- データベースの規模と複雑性
- ダウンタイムの許容範囲
- 予算
postgresql upgrade