ダウンタイムなしでアップグレード!PostgreSQL 9.6から10.1への移行

2024-04-02

PostgreSQL 9.6 から 10.1 へのデータ損失なしアップグレード方法

アップグレード前の準備

  1. バックアップを取る: データベース全体とWAL(Write-Ahead Log)のバックアップを取る。
  2. 互換性確認: PostgreSQL 10.1 と互換性がない拡張機能やカスタム設定がないことを確認する。
  3. ダウンタイムの計画: アップグレード中はデータベースが使用できないため、ダウンタイムを計画する。
  1. 新しい PostgreSQL 10.1 サーバをインストールする: 既存の 9.6 サーバとは別に、10.1 サーバをインストールする。
  2. データベースをダンプする: pg_dumpall コマンドを使用して、9.6 データベースをダンプする。
  3. 新しいサーバでデータベースを復元する: pg_restore コマンドを使用して、10.1 サーバでダンプしたデータベースを復元する。
  4. データディレクトリをアップグレードする: pg_upgrade コマンドを使用して、10.1 サーバのデータディレクトリをアップグレードする。
  5. 設定ファイルを更新する: 10.1 サーバの設定ファイルに必要な変更を加える。
  6. 新しいサーバを起動する: 10.1 サーバを起動し、接続を確認する。

注意事項

  • アップグレード前に必ずバックアップを取る。
  • アップグレード手順は、環境によって異なる場合があります。
  • 問題が発生した場合は、専門家に相談する。
  • オンラインアップグレードツールを使用する。
  • クラウドサービスを利用する。

プログラミングについて

上記のアップグレード手順は、プログラミングスキルがなくても実行できます。 ただし、以下の点に注意する必要があります。

  • コマンドライン操作に慣れている必要がある。
  • PostgreSQL の設定ファイルの編集方法を理解する必要がある。
  • 問題が発生した場合は、自分で解決できる必要がある。

プログラミングスキルに自信がない場合は、専門家に依頼することをおすすめします。




pg_dumpall -U postgres -d postgres > postgresql_9_6_dump.sql

PostgreSQL 10.1 サーバでデータベースの復元

pg_restore -U postgres -d postgres postgresql_9_6_dump.sql

データディレクトリのアップグレード

pg_upgrade -d /var/lib/postgresql/9.6/main -D /var/lib/postgresql/10.1/main

設定ファイルの更新

# postgresql.conf

listen_addresses = '*'
port = 5432
max_connections = 100
pg_ctl start -D /var/lib/postgresql/10.1/main

接続確認

psql -U postgres -d postgres
  • 上記のコードは、サンプルです。 環境に合わせて変更する必要があります。
  • コマンドを実行する前に、必ずバックアップを取る。



これらのツールは、データベースを停止することなく、オンラインでアップグレードすることができます。 ただし、有料のツールがほとんどです。

これらのサービスは、PostgreSQL データベースのアップグレードを自動的に実行してくれます。 ただし、クラウドサービスの利用料金が発生します。

専門家に依頼する

上記のいずれの方法も自信がない場合は、専門家に依頼することをおすすめします。 専門家は、データベースのアップグレードを安全かつ迅速に実行してくれます。

それぞれの方法の比較

方法メリットデメリット
手動アップグレード無料ダウンタイムが必要
オンラインアップグレードツールダウンタイム不要有料
クラウドサービスダウンタイム不要クラウドサービス利用料金が発生
専門家に依頼安全かつ迅速費用がかかる

どの方法を選択するかは、以下の点を考慮する必要があります。

  • データベースの規模と複雑性
  • ダウンタイムの許容範囲
  • 予算

postgresql upgrade


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