SQLAlchemyでパスワードが供給されていないエラーを解決する方法

2024-04-02

SQLAlchemyでパスワードが供給されていないエラーの解決方法

SQLAlchemyを使用する際に、パスワードが供給されていないというエラーが発生することがあります。このエラーは、接続文字列にパスワードが含まれていない、またはパスワードが正しくないことが原因です。

エラーメッセージ

sqlalchemy.exc.NoPasswordSuppliedError: No password supplied

原因

このエラーが発生する主な原因は次の2つです。

  1. 接続文字列にパスワードが含まれていない
  2. パスワードが正しくない

解決方法

このエラーを解決するには、以下のいずれかの方法を試してください。

接続文字列にパスワードが含まれていない場合は、パスワードを追加する必要があります。パスワードは、接続文字列の password= オプションで指定できます。

from sqlalchemy import create_engine

engine = create_engine(
    "postgresql://postgres:password@localhost:5432/mydb"
)

パスワードが正しくない場合は、正しいパスワードを設定する必要があります。パスワードは、データベースの設定ファイルや環境変数などで設定できます。

データベースの設定ファイルの場合

PostgreSQLの場合、パスワードは通常、/etc/postgresql.conf ファイルで設定されます。このファイルには、password= オプションを使用してパスワードを設定できます。

password = my_password

環境変数の場合

パスワードを環境変数で設定することもできます。PostgreSQLの場合、パスワードは通常、PGPASSWORD という環境変数で設定されます。

export PGPASSWORD=my_password

その他の解決方法

上記の方法で解決できない場合は、以下の方法も試してみてください。

  • 使用しているデータベースのバージョンを確認する。古いバージョンのデータベースでは、パスワードの処理方法が異なる場合があります。
  • SQLAlchemyのドキュメントを確認する。詳細については、SQLAlchemyのドキュメントを参照してください。



from sqlalchemy import create_engine

# 接続文字列
connection_string = "postgresql://postgres:password@localhost:5432/mydb"

# エンジンの作成
engine = create_engine(connection_string)

# クエリの実行
results = engine.execute("SELECT * FROM users")

# 結果の処理
for row in results:
    print(row)

# エンジンのクローズ
engine.dispose()

このコードは、postgres というユーザー名と password というパスワードを使用して、mydb というデータベースに接続します。接続が成功すると、users テーブルからすべてのレコードが選択され、結果が表示されます。

このコードを修正して、さまざまな接続文字列やクエリを試すことができます。




SQLAlchemyでパスワードを供給するその他の方法

より安全な方法として、以下の方法があります。

環境変数を使用する

パスワードを環境変数で設定することで、接続文字列にパスワードを記述せずに済みます。

export PGPASSWORD=my_password

python script.py

パスワードファイルを使用する

# パスワードファイル
password = my_password

python script.py

.pgpass ファイルを使用する

PostgreSQLでは、.pgpass ファイルを使用してパスワードを管理することができます。

localhost:5432:*:postgres:my_password

注意

パスワードを安全に管理することは非常に重要です。上記の方法は、パスワードを安全に管理するためのヒントです。

  • パスワードは推測困難な文字列にする。
  • パスワードを定期的に変更する。
  • パスワードを他の人と共有しない。

postgresql sqlalchemy


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