get()、filter()、update_or_create()を使いこなしてレコードを更新

Djangoで単一のクエリセットでレコードを選択して更新する方法

get()メソッドとsave()メソッド

この方法は、特定の条件に一致する最初のレコードを選択して更新する場合に便利です。

# 特定のIDを持つレコードを取得
record = MyModel.objects.get(pk=1)

# レコードの値を変更
record.name = "New Name"

# 変更を保存
record.save()

# 特定の名前を持つすべてのレコードを選択
records = MyModel.objects.filter(name="Old Name")

# レコードの値を更新
records.update(name="New Name")

update_or_create()メソッド

この方法は、レコードが存在する場合は更新し、存在しない場合は作成する場合に便利です。

# 特定のIDを持つレコードを取得または作成
record, created = MyModel.objects.update_or_create(
    pk=1,
    defaults={"name": "New Name"},
)

# レコードが作成されたかどうかを確認
if created:
    print("Record created")
else:
    print("Record updated")

どの方法を使用するかは、要件によって異なります。以下は、各方法の利点と欠点です。

• 利点:
  • シンプルで使いやすい
  • 特定のIDを持つレコードを簡単に更新できる
• 欠点:

• 欠点:

• 欠点:

補足

• 上記の例では、MyModelというモデルを使用しています。これは、実際のモデル名に置き換える必要があります。

# モデル
class MyModel(models.Model):
    name = models.CharField(max_length=255)


# 単一のクエリセットでレコードを選択して更新する

# 1. `get()`メソッドと`save()`メソッド

def update_record_by_id(pk, new_name):
    record = MyModel.objects.get(pk=pk)
    record.name = new_name
    record.save()


# 2. `filter()`メソッドと`update()`メソッド

def update_records_by_name(old_name, new_name):
    records = MyModel.objects.filter(name=old_name)
    records.update(name=new_name)


# 3. `update_or_create()`メソッド

def update_or_create_record(pk, new_name):
    record, created = MyModel.objects.update_or_create(
        pk=pk,
        defaults={"name": new_name},
    )


# 使用例

# 1. `get()`メソッドと`save()`メソッド

update_record_by_id(1, "New Name")


# 2. `filter()`メソッドと`update()`メソッド

update_records_by_name("Old Name", "New Name")


# 3. `update_or_create()`メソッド

record, created = update_or_create_record(1, "New Name")

if created:
    print("Record created")
else:
    print("Record updated")

説明

• update_record_by_id()関数: 特定のIDを持つレコードを選択して更新します。
• update_or_create_record()関数: 特定のIDを持つレコードが存在する場合は更新し、存在しない場合は作成します。

使用例

このサンプルコードは、実際のコードで使用できます。例えば、ユーザーのプロフィール情報を更新したり、商品の価格を変更したりする場合に使用できます。

単一のクエリセットでレコードを選択して更新するその他の方法

F()オブジェクトを使用して、フィールド値を直接更新できます。

# 特定のIDを持つレコードの値を更新
MyModel.objects.filter(pk=1).update(name=F('name').upper())

この例では、nameフィールドの値を大文字に変換しています。

サブクエリを使用して、更新するレコードを選択できます。

# 特定の名前を持つすべてのレコードの値を更新
MyModel.objects.filter(name__in=MyModel.objects.filter(age__gt=18).values_list('name'))

この例では、年齢が18歳以上のユーザーの名前をすべて更新しています。

カスタムSQL

上記のいずれの方法も要件を満たさない場合は、カスタムSQLを使用できます。

# 特定のIDを持つレコードの値を更新
MyModel.objects.raw('UPDATE my_model SET name = "New Name" WHERE id = 1')

この例では、idが1のレコードのnameフィールドを "New Name" に更新しています。

F()オブジェクト

• 利点:
  • フィールド値を直接更新できる
• 欠点:

サブクエリ

• 欠点:

カスタムSQL

• 利点:
• 欠点:
  • コードが複雑になる
  • SQLインジェクションのリスクがある