HeidiSQLでMariaDBの変数を扱う!初心者でも分かる設定方法とサンプルコード

2024-04-02

MariaDBで変数を宣言する際の構文エラーについて

問題概要

ERROR 1064 (42000): You have an error in your SQL syntax; check the manual that corresponds to your MariaDB server version for the right syntax to use near 'DECLARE @variable_name DATATYPE' at line 1

このエラーは、変数の宣言に誤りがあることを示しています。

原因

このエラーの原因として、以下の点が考えられます。

  • 変数の名前が正しくない
  • データ型が正しくない
  • セミコロン(;)が抜けている
  • 宣言の場所が間違っている

解決策

以下の点を確認し、修正することで問題を解決することができます。

  • 変数の名前

変数の名前は、英数字、アンダースコア(_)、ドル記号($)を組み合わせた、最大64文字までの文字列にする必要があります。また、予約語は使用できません。

  • データ型

宣言する変数のデータ型を正しく指定する必要があります。MariaDBでサポートされているデータ型については、公式ドキュメントを参照してください。

  • セミコロン

変数の宣言の末尾には、セミコロン(;)が必要です。

  • 宣言の場所

変数は、ストアドプロシージャやファンクションの中で宣言する必要があります。

解決例

以下の例では、@countという名前の整数型変数を宣言しています。

DECLARE @count INT;

SET @count = 1;

SELECT @count;

HeidiSQLでの変数宣言

HeidiSQLは、MariaDBなどのデータベースを操作するためのGUIツールです。HeidiSQLで変数を宣言するには、以下の手順を行います。

  1. クエリエディタを開きます。
  2. 以下の構文を入力します。
DECLARE @variable_name DATATYPE;
  1. 変数名、データ型を適宜変更します。
  2. クエリを実行します。

上記の情報で問題が解決しない場合は、以下の情報を提供していただければ、さらに詳しく調査することができます。

  • 使用しているMariaDBのバージョン
  • 問題が発生しているクエリ
  • エラーメッセージの詳細



変数の宣言と代入

DECLARE @count INT; -- 整数型変数 `@count` を宣言

SET @count = 1; -- 変数 `@count` に 1 を代入

SELECT @count; -- 変数 `@count` の値を出力

変数の使用

DECLARE @name VARCHAR(255); -- 文字列型変数 `@name` を宣言

SET @name = 'John Doe'; -- 変数 `@name` に "John Doe" を代入

SELECT CONCAT('Hello, ', @name); -- 変数 `@name` を使用して文字列を連結

条件分岐

DECLARE @age INT; -- 整数型変数 `@age` を宣言

SET @age = 18; -- 変数 `@age` に 18 を代入

IF @age >= 18 THEN
  SELECT 'Adult';
ELSE
  SELECT 'Minor';
END IF;

ループ

DECLARE @i INT; -- 整数型変数 `@i` を宣言

SET @i = 1; -- 変数 `@i` に 1 を代入

WHILE @i <= 5 DO
  SELECT @i;
  SET @i = @i + 1;
END WHILE;

ストアドプロシージャ

DELIMITER //

CREATE PROCEDURE get_user_count()
BEGIN
  DECLARE @count INT;

  SET @count = (SELECT COUNT(*) FROM users);

  SELECT @count;
END //

DELIMITER ;

CALL get_user_count();

ファンクション

DELIMITER //

CREATE FUNCTION get_user_name(user_id INT) RETURNS VARCHAR(255)
BEGIN
  DECLARE @name VARCHAR(255);

  SELECT name INTO @name FROM users WHERE id = user_id;

  RETURN @name;
END //

DELIMITER ;

SELECT get_user_name(1);

エラーメッセージ

ERROR 1064 (42000): You have an error in your SQL syntax; check the manual that corresponds to your MariaDB server version for the right syntax to use near 'DECLARE @variable_name DATATYPE' at line 1



MariaDBで変数を宣言するその他の方法

SET ステートメント

SET @variable_name = value;

例:

SET @count = 1;

SELECT @count;

SELECT INTO ステートメントを使用して、SELECT クエリの結果を変数に格納することができます。

SELECT column_name INTO @variable_name
FROM table_name
WHERE condition;
SELECT name INTO @name
FROM users
WHERE id = 1;

SELECT @name;

LOCAL キーワードを使用して、ローカル変数を宣言することができます。ローカル変数は、現在のストアドプロシージャまたはファンクション内でのみ有効です。

DECLARE LOCAL @variable_name DATATYPE;
CREATE PROCEDURE get_user_count()
BEGIN
  DECLARE LOCAL @count INT;

  SET @count = (SELECT COUNT(*) FROM users);

  SELECT @count;
END;

ユーザー変数

@ 記号で始まる変数は、セッション変数と呼ばれます。セッション変数は、現在のセッション内でのみ有効です。

ユーザー変数は、@@ 記号で始まる変数です。ユーザー変数は、すべてのセッションで利用可能です。

SET @@variable_name = value;
SET @@global.max_connections = 100;

MariaDBで変数を宣言するには、いくつかの方法があります。それぞれの方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。

  • DECLARE ステートメントは、最も明確な方法ですが、冗長になる可能性があります。
  • SET ステートメントは、簡潔ですが、変数のデータ型を明示的に指定する必要があります。
  • LOCAL キーワードは、ローカル変数を宣言するのに役立ちます。
  • ユーザー変数は、すべてのセッションで利用可能な変数を宣言するのに役立ちます。

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